職員紹介

最終更新日 : 2025年2月19日

  • 消防士ヘッダー画像

入庁の動機・きっかけ

子どものころから消防士に対する漠然とした憧れはありましたが、それが具体化したのは大学生の時です。当時、ライフセーバーとしてプールでアルバイトをしていましたが、子どもから大人まで溺れる方が多く、実際に救助に携わる場面が多くありました。その中で人の命を助ける仕事の意義を深く感じ、消防士という職業を強く意識するようになりました。
就職活動中はいくつかの自治体を受験しましたが、自分が生まれ育った平塚で人命救助の仕事に携わりたいという思いが強かったことから、平塚消防に入ることを決めました。

現在の仕事内容

  • トレーニングの様子の写真
救助隊として主に災害現場での人命救助に携わっています。消防署に配属される消防士は原則24時間3交代のローテーション勤務です。平時は資機材を整備し、訓練やトレーニングを積みながら災害に備え、いざ災害が起こった時には現場に急行し、他の隊員と連携しながら救助活動を行います。また、火災予防業務の一環として、市内の防火対象建物を訪問し立入検査も行います。

印象的な仕事のエピソード・仕事のやりがい

  • 出動時の様子の写真
昨年度は全焼レベルの大規模な火災に出場する機会が何度かあり、その中で建物の中に入って消火しなくてはいけないシチュエーションがありました。私とフォロー役の先輩2人で現場に突入することになりましたが、入庁3年目の私にとって煙で1メートル先も見えず、とても熱い室内での消火活動は初めての経験でした。恐怖心と使命感の混ざった複雑な精神状態の中、自身が放水をコントロールして消火に成功したときは、大きな達成感を感じました。特にその現場では、出場前の訓練で行っていた内容をそのまま実践することができ、日々の積み重ねを活かせたという点でもとても大きなやりがいを感じました。

職場の雰囲気

  • 通りかかった幼稚園児との触れ合いの様子の写真
私の部隊は隊長含め6名で構成されています。私は一番若手になりますが、明るい方が多く、また、部隊内の風通しもよく、とても働きやすい環境です。消防士というと、体育会系の上下関係が強いイメージを持つ方も多いと思いますが、近年、消防の業界全体として組織内のコミュニケーションのあり方などの見直しが図られ、上からも下からも意見が言いやすい雰囲気になっています。もちろん人命に関わる現場では明確な指示系統がありますが、平常時は遠慮することなく自分の意見を伝えることができる環境です。

目指す職員像

  • ロープを使った降下訓練の様子の写真
消防士は臨機応変に対応できる力が一番必要だと思っています。災害現場では刻一刻と状況が変化する中で、迅速かつ的確な判断が求められます。今はまだ知識・経験とも不足していると思いますが、これから多くの経験を積んで自分の中の経験値を蓄えることで、どのような状況でも最善の選択ができる消防士になりたいと思っています。

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職員課

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直通電話:0463-21-8762
ファクス番号:0463-23-9467

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