キエーロ法(木箱)
最終更新日 : 2025年3月19日
キエーロとは
キエーロとは、神奈川県在住の方が考案したごみ処理器です。木で作られ、構造が比較的簡単で自作可能なことから広く使われています。
特徴は、
特徴は、
- 日が充分当たることで土の温度が上がり微生物の活動が活発になる。
- 表面が高温になり乾燥する為虫の発生がない。
- 通気ができるので土に酸素が供給され、且つ分解で発生した水分が蒸発する。
- 生ごみの水切りは不要。
- 黒土は微生物が住みやすく、保水性が良い。
用意するもの
- 木材で作った処理器(底のない木の箱)
- 黒土
- 生ごみ
- シャベル
手順
1 木箱を設置する
- 土の上に直置きします。
- 日当たりが良く、風通しの良い場所に置きます
2 木箱に土を入れる
- 土の量は木箱のサイズにより異なります。
- 接地面から30cm以上の深さにします。
3 生ごみを準備する
- 生ごみは小さく刻みます。(微生物による分解の効率を良くする為です。)
- 水切りは不要
- 二日分くらいを取り置きします。
4 生ごみを入れる穴を掘ります。
- 穴の位置は、箱の大きさ、ごみの量、入れる間隔などで異なります。生ごみの量が500gの場合、 直径15cm、深さ20cm程の穴を掘ります。
5 生ごみを入れる
- 穴の中心で、生ごみと土をよく混ぜ、掘り起こした土を被せます。
- あれば米ぬかを少量入れてやると分解が進みます。
6 繰り返し入れる
- 生ごみの分解が遅くなったり残渣が多くなった時は、土を入れ替えます。
- 堆肥として使いたい場合は、部分的に採ったものを3カ月くらい置いて完熟させてから使います。