3歳児健康診査で目の屈折検査を実施します。
最終更新日 : 2022年7月1日
令和4年7月の3歳児健康診査から、子どもでも簡単に視覚検査ができる検査機器(スポットビジョンスクリーナー)を使って、目の屈折検査を実施します。
視力障害は子どもにとって最も頻度の高い問題の一つです。子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、6歳から8歳頃には成人とほぼ同等になると言われています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。
子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることを目的に実施します。
視力障害は子どもにとって最も頻度の高い問題の一つです。子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、6歳から8歳頃には成人とほぼ同等になると言われています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。
子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることを目的に実施します。
屈折測定器「スポットビジョンスクリーナー」とは
「スポットビジョンスクリーナー」は、検査前に目薬をさしたりする処置もなく、近視・遠視・乱視などの屈折異常や屈折の左右差、瞳孔不同、斜視などをわずか数秒で発見できます。
検査方法
お子様は保護者に抱っこされた状態のまま、カメラで写真を撮られる感覚で検査できます。機器のレンズを見るだけで検査が実施でき、1分もかからずに完了します。
自宅に送付される視力と聴力の調査票と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、必ず実施し、当日提出してください。
自宅に送付される視力と聴力の調査票と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、必ず実施し、当日提出してください。
- 検査の様子
屈折検査で異常を指摘されたら
紹介状を発行しますので、眼科を受診して精密検査を受けましょう。
精密検査では、視力、屈折、眼位などに異常がないかを調べます。
子どもの目の病気は本人が不自由を訴えないことが多く、治療が手遅れになってしまう恐れがあります。
早期に適切な治療を開始することができれば、子どもの弱視のほとんどが改善すると言われているため、見え方に問題がないようでも必ず早めに眼科を受診してください。
精密検査では、視力、屈折、眼位などに異常がないかを調べます。
子どもの目の病気は本人が不自由を訴えないことが多く、治療が手遅れになってしまう恐れがあります。
早期に適切な治療を開始することができれば、子どもの弱視のほとんどが改善すると言われているため、見え方に問題がないようでも必ず早めに眼科を受診してください。