新型コロナウイルスに関する市長メッセージ

最終更新日 : 2022年8月8日

令和5年(2023年)5月8日 市長メッセージ

 本日(5月8日)から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行しました。
 
 令和2年4月の最初の緊急事態宣言から3年。この間、市民や事業者の皆さまには、外出の自粛・営業時間の短縮といった行動制限など、これまで経験したことのない新型コロナとの闘いに、ご理解とご協力をいただき、ありがとうございました。また、医療従事者を始めとするエッセンシャルワーカーの皆さまの献身的なご尽力に、深く感謝申し上げます。
 
 新型コロナの法的な位置付けが変わっても、ウイルスはなくなったわけではなく、今後も感染の波を繰り返すことが予想されています。5類移行に伴い、日常における新型コロナ対策は、個人の判断に委ねられることになります。ご自身のみならず、大切な家族・友人などを感染のリスクから守るため、換気や手洗い、場面に応じたマスク着用など、基本的な取り組みを引き続き心掛けていただくようお願いします。
 
 平塚市としても、新型コロナへの警戒は緩めることなく、今後もワクチン接種に関することなど、必要な情報は幅広く提供します。また、平塚市民病院は、引き続き感染症対策の拠点としての役割を果たすとともに、医師会などと連携して、市民の皆さまの命を守ってまいります。
 
 平塚市は、今回の5類移行を大きな節目として、平時に向けた一歩を踏み出します。コロナ禍前に戻すものは速やかに戻し、コロナ禍を経て変えるべきものは大胆に変え、ウイズコロナ・ポストコロナにおける社会・経済活動の活性化に向けた取り組みを進めてまいります。
 
 市民や事業者の皆さまにおかれましても、5類移行を積極的に受け止め、意識を切り替え、穏やかな日常を一刻も早く取り戻されるよう願っております。
 
 平塚市は、国・県と連携を図りながら、市民の皆さまの声に耳を傾け、スピード感をもって市政運営に取り組みますので、ご協力をお願いします。
 
令和5年5月8日
平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)8月8日 市長メッセージ

 新型コロナウイルス感染の再拡大「第7波」は、急速な勢いで広がり、全国における一日当たりの新規感染者数は、過去最多を幾度となく更新しています。

 平塚市における新規感染者も、8月1日から7日までで既に1,500人を超え、前月の同時期を比べると、4倍以上の爆発的な増加を記録しています。今回の感染拡大の要因の一つとされているオミクロン亜種「BA.5」は、「感染力が強く、重症化しにくい」と言われていますが、神奈川県内でのコロナ病床使用率は80%を超えるなど、医療体制への負荷が高まっています。

 そこで、県は8月2日に国が新たに創設した、オミクロン株「BA.5対策強化地域」の指定を受け、「かながわBA.5対策強化宣言」を発出しました。経済活動との両立を図る観点から、高齢者にも外出自粛の要請はしないものの、医療提供体制を可能な限り強化し、基本的感染防止対策の徹底を改めて呼びかけています。

 これを踏まえ、私から市民の皆さまにお願いです。
  1.  適切なマスクの着用や効果的な換気、三密の回避、会食は少人数で短時間、「マスク飲食」の実践など、基本的感染防止対策を徹底しましょう。
  2.  高齢者や基礎疾患がある方など、重症化リスクの高い方を感染から守るために、家庭内でもマスクを着用するなど、「うつさない、うつらない」行動をお願いします。
  3. ワクチンは感染予防や重症化予防に一定の効果があるため、若い方は3回目接種を、高齢者や基礎疾患がある方などは4回目接種をご検討ください。
  4. 体調に異変があった際、重症化リスクが低い人は医療機関を受診せずに抗原検査キットなどのセルフテストで感染を確認して自主的に療養する、県独自の「自主療養/届出制度」の活用をお願いします。
 今週末からお盆期間も始まり、帰省や旅行など、移動の機会が増えてきます。感染拡大を食い止めるためには、お一人お一人の強い危機意識を持った行動が大変重要になってきます。自らの身を守るだけでなく、ご家族の健康を守り、社会経済活動の維持と医療のひっ迫を回避するためにも、市民の皆さまのご協力をお願いいたします。
 
 令和4年(2022年)8月8日
 平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)7月15日 市長メッセージ

ワクチン3回目接種枠を拡大。危機感を持った行動を。

 全国的に新型コロナウイルスの感染が再び拡大しています。オミクロン型の派生型「BA.5」への置き換わりが進み、感染拡大の「第7波」に突入したと見られています。

 平塚市においても県内全体と同じ傾向にあり、7月の新規感染者は14日までで1,144人と、6月1か月間の感染者数557人を大きく上回っています。中でも、30代以下の新規感染者が全体の60%を超え、若い世代への感染拡大が進んでいます。「BA.5」は、これまでのオミクロン株よりも感染力や免疫をすり抜ける力が強いとされており、重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患がある人にも感染が広がらないか懸念しています。
 
 さらなる感染拡大を防ぐカギとなるのは、感染症による重症化や後遺症から自分を守り、周囲の方を守る、ワクチン接種です。4回目の接種時期を迎えた高齢者や基礎疾患のある方、3回目までの接種を行っていない方には、速やかな接種を推奨します。
 特に、3回目接種は、全国的に若い世代が伸び悩み、平塚市においても30代以下の接種率は低い状況です。そこで平塚市では、人の動きが活発になる夏休みやお盆前に、より多くの皆さまにワクチンを接種していただけるよう、7月22日以降の計16日間で約5,500人分の3回目の接種枠を設けます。まだ接種を済ませていない方は、前向きにご検討ください。
 
 感染防止と社会経済活動の両立を図るために、市民の皆さまにお願いがあります。
 繰り返しになりますが、まずは、熱中症などのリスクを配慮した上でのマスク着用、十分な換気、手洗いなど、基本的な感染対策を怠らないでください。のどの痛み・せき・頭痛・発熱などの症状があるときには、症状がなくなるまで人との接触を控えるなど、自分自身だけでなく大切な人も感染しない・させないための警戒を緩めないでください。また、体調に不安のある方、念のため感染の有無を確認したい方は、国や県が提供する検査を積極的に活用してください。
 さらに、クラスターの発生が懸念される高齢者施設や児童施設などでは、引き続き、感染対策を徹底していただくようお願いします。
 
 ウィズコロナのもと、爆発的な感染拡大につながらないように、お一人お一人が正しく警戒し、危機感を持った行動をお願いします。平塚市としても、市民の皆さまの命と健康を守ることを最優先し、新型コロナウイルスの最新の特性を見極め、社会・経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進めてまいります。
 

 令和4年(2022年)7月15日
 平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)4月26日 市長メッセージ

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから、3回目の春を迎えました。新型コロナとの闘いが長引く中で、感染に警戒しつつも、この春は以前に比べて社会経済が活発に動き出してきたように感じます。
 
 しかし、先が見通せない状況は今も続いています。全国的には、年度替わりによる新たな生活の始まりとともに人の交流が盛んになったこと、オミクロン株の「BA.2」への置き換わりが進んだことなどから、新規感染者数は一進一退、高止まりの傾向が見られます。
 平塚市における新規感染者は、2月3,493人、3月2,390人、4月は25日までで1,589人と減少傾向にはあるものの、依然として昨年夏の第5波のピーク時をしのぐ勢いで推移しています。中でも、ワクチン未接種者の多い10代までの割合が約38%と最も高く、家庭内感染が多いことや高齢者施設等でのクラスターの発生が後を絶たないことも、警戒していかなければなりません。
 
 まもなく迎える大型連休は、人の流れがより活発になります。楽しみにしている予定を台無しにしないためにも、また、連休後に感染の再拡大を引き起こさないためにも、市民の皆さまには、マスク、手洗い、3密の回避などの基本的な感染症対策を徹底するほか、大人数や長時間にわたる飲食など、感染リスクの高い場面は避け、連休をお過ごしください。
 もし、家庭内で風邪などの症状がある場合には、食事の時間をずらす、部屋を分けるなどの配慮をしていただきますようお願いします。
 
 ワクチン接種については、現在、市民の皆さまの約50%が3回目のワクチン接種を済ませています。平塚市では、連休を控え、早めの接種をお願いしていますが、併せて大型連休期間中でも接種を受けられる会場を用意しています。特に接種率が低い若い世代の皆さまには、感染や重症化を予防し、自分がうつらない、人にうつさないためにも、前向きな検討をお願いします。
 
 これまで、そして現在の状況から、当面は新型コロナウイルスとともに生きていくウィズコロナが続くのではないでしょうか。市民の皆さまにおいては、引き続き、感染が再拡大し、第7波を引き起こさないように、お一人お一人が正しく警戒し、高い危機意識を持った行動をお願いします。平塚市としても、ウィズコロナのもと、感染対策と社会経済活動の両立をしっかりと推し進め、皆さまに一刻も早く穏やかな日常生活が戻り、制約のない社会経済活動ができるよう、取り組んでまいります。
 
 令和4年(2022年)4月26日
 平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)3月22日 市長メッセージ

 3月21日をもって、神奈川県に適用されていた、まん延防止等重点措置が解除されました。2か月に及ぶ措置期間中、ご協力いただいた市民や事業者の皆さま、医療従事者を始めとするエッセンシャルワーカーの皆さまに、深く感謝申し上げます。
 
 オミクロン株の爆発的な感染拡大による影響で、新型コロナウイルスの新規感染者は、平塚市においても、2月は3,493人で過去最多人数を更新したものの、3月は2月より2割ほど少なく推移しております。
 
 しかし、オミクロン株亜種の出現など、予断を許さない状況はまだ続きます。入学や就職、人事異動などで人の動きが活発になると、感染が再拡大する懸念もあります。皆さまには、このたびの解除にも気を緩めることなく、ウイルスは身近にあるという危機感をもって、これまでと同様、マスク、手洗い、3密の回避、換気といった基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。
 
 ワクチン接種については、現在、3回目を進めています。このワクチンは、オミクロン株にも効果が認められ、感染拡大を抑えるだけでなく、重症化予防にもなるため、早めの接種をお勧めします。また、5歳から11歳までのお子様への接種も始まりました。10歳未満の新規感染者は全体の約20%を占めるなど、子どもの感染も気がかりです。接種は任意ですが、メリットとデメリットを理解した上でご検討ください。
 
 横浜港で我が国最初の新型コロナウイルスの感染者が確認されてから2年3か月。この間、私たちは新型コロナウイルスとの闘いから多くのことを学んできました。これまでの経験を踏まえ、引き続き高い警戒感を持って臨むことと併せて、今回の解除を、再び、感染拡大や医療のひっ迫を招かない、穏やかな日常を取り戻す大きな転機としていきたい。そのためには、市民の皆さまお一人お一人の「感染しない、させない」行動が大きなカギを握っています。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
 
 令和4年(2022年)3月22日
 平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)2月14日 市長メッセージ

 2月13日を期限として神奈川県を含む13都県に適用されていた、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」は、3月6日まで延長となりました。

 全国的に新規感染者数の増加傾向に歯止めがかからず、2月に入ってから多くの自治体で過去最多の感染者数を記録する状況が続いています。本市においても、12月の陽性者は11人でしたが、1月は571人。今月に至っては13日時点の発表で1414人と、これまで経験したことのない勢いで感染が急拡大しています。

 中でも10代以下の感染が全体の3割以上を占め、幼稚園や保育所の休園や、小・中学校の休校などが相次ぎ、子どもたちだけでなく、仕事を持つその保護者、そして社会経済活動にも影響が出ています。また、オミクロン株は重症化リスクが低いと言われますが、高齢者などに感染が広がることで重症者数が増える可能性は高くなることも危惧されています。

 オミクロン株の感染急拡大を踏まえ、本市では高齢者を始め、市民の皆さまへのワクチンの追加接種前倒しにいち早く取り組んでおり、3回目のワクチン接種については、2回目の接種後、6カ月程度経過した方から、順次接種券を送付しています。また、これまでワクチン接種の対象となっていない子どもたちの感染拡大を踏まえ、5~11歳への子どもへのワクチン接種は、3月開始に向けて着々と準備を進めています。市民の皆さまには、接種の効果と副反応などのリスクを理解された上で、接種券が届きましたら、速やかな接種をご検討いただきますようお願いします。

 ワクチン接種で完全に感染を止めることはできませんが、感染しにくくなる、重症化しにくくなることは専門家の発言からも明らかです。感染力は非常に強いが重症化リスクは低いと言われるオミクロン株の猛威に対処し、市民の「いのち」と「くらし」、平塚の「まち」を守り抜き、将来につなげていくためには、ワクチンの普及とマスクの着用、手洗い、こまめな換気などの基本的な感染防止対策の徹底しかありません。

 平塚消防は救急予備隊2隊を編成して救急搬送に当たり、平塚市民病院は地域医療を守るために「断らない救急」を掲げ、第一線に立って皆さまの命を守り抜いています。市民の皆さまには、本来の救急・医療体制を信頼するとともに、救急医療や通常医療がひっ迫することのないよう、正しく警戒して、リスクを下げるような行動をしていただきたいと思います。

 最後に、繰り返しのお願いになりますが、ワクチン接種と基本的な感染防止対策の実行、人混みへの外出など感染リスクが高い行動を避けることで、自らの身を守るだけでなく、ご家族の健康を守り、社会経済を回し続けることにつながります。お互いに協力し合って、この難局を乗り越えていきましょう。
 
 令和4年(2022年)2月14日
 平塚市長 落合 克宏

令和4年(2022年)1月14日 市長メッセージ

子どもの感染が増えています。正しく警戒して緊張感を持ってお過ごしください

 新型コロナウイルス感染症は、感染力の強いオミクロン株の影響もあって全国各地で新規感染者が急増し、再拡大しつつあります。
 
 平塚市内の新規感染者数は年末から増加傾向にあり、年明けからは保育園児や小・中学生の感染が相次ぎ、子どもたちが集まる施設での感染も確認されています。さらなる感染拡大防止のため、現在、いくつかの保育所や学校で、休園や学級閉鎖などの措置が取られており、市では今後、ワクチン接種の対象となっていない子どもたちの感染が増加することを危惧しています。
 そのため、市教育委員会や平塚保健福祉事務所と連携し、保育所や幼稚園、小・中学校などに感染防止対策を強化・徹底するよう強く働き掛けてまいります。子どもたちが利用する民間施設などでも、さらなる感染防止対策の強化にご協力いただくようお願いします。
 関係する保護者や施設の関係者の皆さまには、ご心配やお手数をお掛けしますが、私たちも先手を打って万全の態勢で臨みますので、子どもたちを守るため、お力添えをお願いいたします。
 また、子どもを含めてすべての市民の皆さまには、マスク着用、手洗い、換気、密の回避などの基本的な感染防止対策を再確認し、改めて徹底していただくとともに、人混みや感染リスクが高い場所への外出をできる限り避け、正しく警戒して緊張感を持ってお過ごしくださるようお願いします。
 
 市としても、来週1月17日から、3回目のワクチン接種を予定よりも半月ほど前倒してスタートさせるとともに、国で検討されている5歳から11歳までの子どもへの接種について鋭意準備を進めるなど、引き続き、最大限の対策を講じてまいります。
 
 お一人お一人が家族や大切な人、そして社会全体を守るために、感染拡大防止への取り組みにご協力をお願いいたします。
 令和4年(2022年)1月14日
 平塚市長 落合 克宏

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