電子契約の実証実験について

最終更新日 : 2023年8月17日

   平塚市では、令和3年5月に「デジタル化基本方針」を策定し、デジタル化が進んだ先のまちの姿『デジタルの活用により、一人ひとりが安心して快適に暮らせるまち』の実現に向かって取組みを進めています。
 その一環として、本市との取引における事業者負担軽減や庁内の事務効率化などの効果が期待される電子契約サービスの有効性を検証するため、電子契約のサービス提供事業者と連携し、実証実験を実施します。

実証実験の期間

令和4年11月から令和5年5月まで(予定)

サービス提供事業者

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

実証実験の内容

 電子契約の事務作業の流れや紙の契約書による契約締結との比較、導入する場合の効果・課題を検証します。
(1) 契約事務の電子化により、事務作業の流れや作業方法がどのように変わるか検証
(2) 契約書製本や郵送等に係る費用、所要時間等を算出し比較
(3) 参加事業者へのアンケート、ヒアリングによる効果の検証

  【様式】実証実験アンケート(WORD 15KB)

 

実験対象契約

契約検査課の発注により締結する工事請負契約、物品供給契約、製造請負契約など

実施方法

 落札決定後、書面による契約書の作成と併せて、上記事業者の電子契約システムを利用し、クラウド上の電子文書(PDF)を使った電子署名による契約を模擬的に実施します。
(注釈)従来通り書面による契約書が正式な契約書となります。電子契約はダミーデータです。
(注釈)本実証実験において、事業者側の費用は発生しません。インターネット環境とメールアドレスがあれば利用可能です。

電子契約システムの手続き方法(締結方法のご案内) (PDF 2MB)

電子契約のイメージ(PDF 328KB)

実証実験の結果について

 令和4年11月から実施していた実証実験の結果を集計いたしました。

 実証実験アンケート結果(PDF 969KB)

(1)回答の傾向
 今回行った実証実験において、「今後、電子契約サービスを利用したいですか?」に対する「はい」または「はい(条件付き)」と回答した事業者の割合が全体の 84%を占める等、電子契約の導入に前向きな意見が大半を占めました。
 理由としては、作業が簡潔であり、それによって契約書作成に係る事務が軽減されること等による「業務の効率化」と回答したのが全体の 61%、印紙税・消耗品等にかかる費用削減による「コスト削減」と回答したのが全体の 34%という数字となりました。
 一方、「紙による契約に不便を感じない」「紙から電子への移行に戸惑いがある」等の意見もあります。また、「全面的に電子契約になるのでなければ、紙・電子の併用は煩雑」「セキュリティ面、保存方法や操作手順などに不安がある」等、運用面にかかる意見もいただいており、これらは電子契約サービスを導入する場合の大きな課題であると認識しています。
(2)今後の市の対応
 本市では、電子契約の実施により、本市との取引における事業者負担軽減効果が見込まれることから、アンケートを通じて把握した意見及び課題を踏まえつつ、事務効率化など庁内における諸課題を整理し、導入に向けた検討を進めます。また、必要に応じて説明会や動画配信等を通じて、事業者からの理解を得られるよう、周知に努めてまいります。


 

電子契約システムの手続きに関する問合せ先

 電子印鑑GMOサイン運営事務局

・電話番号 03-6415-7444
・受付時間 平日午前10時から午後6時まで

このページについてのお問い合わせ先

契約検査課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館5階
直通電話:0463-21-8780(契約担当) /0463-21-8788(検査担当)
ファクス番号:0463-21-9601

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