平塚市観光協会（アドバイザー派遣結果）

　「平塚市観光協会」は、平塚市紅谷町にある平塚市の観光事業の振興と健全な発達を図ることを目的とした一般社団法人です。主に、土産品や観光地等の紹介・宣伝、観光関係印刷物の作成・配布などを行っています。協会内の物販事業の知名度の低さと中心商店街の人出の少なさをどうにかしたいという思いから、個店アドバイザー制度を受講しました。
　

 

　今回は、アドバイザ－のROKOPLANNIG店舗プロデューサー野村ヒロコ氏との話し合いの中で、物販スペースの改善・認知度の向上、市内事業者との協業について検討しました。
 

　売場は雑多な印象があり、見やすさ、選びやすさ、買いやすさに欠けていたため、商品レイアウトの改善を行い、作り手のメッセージが伝わるようにポップを設置するなど簡単なディスプレイテクニックを指導しました。
　昨年から販売するローカル野菜が好評だったため、この販促を兼ねた動画制作を提案し、実施しました。YouTubeにて配信し、これを〈アグリキッチンライブ〉プロジェクトと称し、観光PRを含む販促活動として、醸成していくよう指導しました。また、販促物の認知度向上のほか、協会会員の登録推進として、協会独自のECサイトの導入を提案しました。

 

　〈アグリキッチンライブ〉を通じて、地元食材、市内飲食店シェフと連携し、平塚市の魅力を観光コンテンツと共に、周知していく活動へと繋げていくようアドバイスしました。

　物販コーナーについては、ひらつか市民プラザにて物販を扱っていることをより周知するために売り場レイアウト及び綺麗な見せ方、盛り篭等、商品机への陳列の仕方、ポップの統一、壁棚の使い方、ストーリーポップの見せ方などについて細かくご指導頂きました。継続的に一つ一つ出来る所から実践しており、売り場に動きが出ている、シンプルにまとまっているなどの評価を頂けるようになりました。
　中心商店街との協業方法については、Webサイト上での動画（YouTube）利用による商店街との協業のご提案を受け、地産地消をテーマに生産者と作り手の味わいを繋ぐ動画制作を行いました。毎週木曜日のJA湘南中原直売所の野菜市のひらつか市民プラザでの開催の周知と、場所、作り手の範囲を商店街に広げてゆくことに取組んでいきたいと思います。