産後うつ対策/産後メンタルヘルス相談

最終更新日 : 2022年3月1日

平塚市保健センターでは月に1回、女性のメンタルヘルス相談を実施しています。
産後うつや、妊娠、出産に関するこころの悩みなど、専任の臨床心理士(女性)が相談に応じます。 

日程等

 身近な保健センターにて、産後うつ等のママのメンタルヘルス相談を実施しています。
 赤ちゃんはかわいいけれど育児にはストレスを感じることもいっぱい!
 お悩みを早く解決して、ママの笑顔を取り戻しましょう! 

 産後メンタルヘルス相談」の日程表(PDF464KB)
 

2022年

 4月20日(水曜日)
 5月18日(水曜日)
 6月15日(水曜日)
 7月20日(水曜日)
 8月17日(水曜日)
 9月14日(水曜日)
 10月26日(水曜日)
 11月16日(水曜日)
 12月14日(水曜日)

2023年

 1月18日(水曜日)
 2月15日(水曜日)
 3月22日(水曜日) 

平塚市の産後うつ対策

名称 目的 対象 主なサービス内容
セルフケア 知識を身に付け、妊産婦自身や家族が予防に努める 全員 母親父親教室、ホームページ、祖父母手帳
ラインケア 心身の調子のチェック 全員 産婦健診(対象:令和4年7月1日以降に出産した方)、赤ちゃん訪問
身近なサービスの提供 心身の負担を和らげる 必要な人 産前産後ヘルパー派遣産後デイサービス「ママはぐ」、産後メンタル相談
専門的支援 専門機関への紹介 必要な人 受診支援、サービス調整

妊娠や出産に伴う気持ちの変化について

Q産後、気持ちはどのように変化するの?
A赤ちゃんの誕生はかけがえのない喜びですね。一方では赤ちゃんを自宅に迎え入れること、慣れない育児に対する不安や緊張、ママ自身の体調の変化等、それまでの夫婦を中心とした生活とは大きく変化します。そして、その環境の大きな変化について行けず、「育児ってこんなに大変なの?」「私のつらさを誰も分かろうとしてくれない」「親なのだからしっかりしなさいと言われる‥」と、とまどう新米ママやパパがたくさんいます。中には、そのとまどいが徐々に心に広がり、ゆううつな気分等の心の変化、不眠や食欲不振等の体の変化、突拍子もないことをしてしまう等の行動の変化が現れ、育児や生活、仕事に支障が出ることがあります。
 
Q「マタニティブルー」と「産後うつ」の違いは?
Aマタニティブルーは妊娠・出産に伴う、ホルモンバランスの変化が背景として起こるもので、誰でもなりえます。(例:感情が高ぶりやすい、寝つきが悪い等)多くは特別な対応をしなくても産後1か月ころまでに自然に終息するものですが、症状につられて張り切り過ぎないようにしましょう。
一方、産後うつは心、体、行動面に及ぶ複数の症状が出て進行しやすく、その症状により育児や生活、仕事に支障が出る病的な状態です。始まりの症状は両者とも似ており、経過を注意深く見守ることが大切です。
 
Q産後うつの原因は?
A次のようなことが複数重なり、症状が出ると言われています。
  1. 睡眠不足
  2. 慣れない育児に対する緊張や疲れ、不安
  3. ホルモンバランスの変化
  4. 急激な生活環境の変化
  5. 育児に関する周囲との意見の食い違い
  6. 孤独感
  7. 既往歴、性格
  8. 周囲のサポート不足   等
Q産後うつの症状は?(パパのチェックも同じ)
A2週間以上、1・2のいずれかがあてはまり、かつ3~9に5つ以上該当する場合は心の健康状態が低めです。早めに専門機関に相談しましょう。
  1. これまで楽しかったことが楽しく感じられない
  2. 日常的に気持ちが沈み、ゆううつな気分になる
  3. 食欲が無い
  4. 眠れない、または寝すぎてしまう
  5. イライラする、または言動が鈍くなる
  6. 疲れやすい、気力がわかない
  7. 自分には価値が無いと思う、うまくいかないのは自分の責任だと思う
  8. 思考力や集中力の減退、決断ができない
  9. 死にたいと、繰り返して思う                                                                        参考文献:「精神疾患の診断・統計マニュアル」)
Q産後うつになりやすい時期は?
A多くの新米ママは、経験不足から、産科を退院して間もない産後2週間頃から1か月頃にかけて、慣れない育児に対する緊張や不安が続きます。しかし、多くは育児に慣れるとともに徐々に落ち着いてくるものです。
一方、時期に関わらず前述の症状が強くなる、産後3,4か月過ぎても気分がすっきりしない、経産婦にも関わらず不安感が強い、等の兆候がみられるようでしたら早めに専門機関に相談しましょう。
 
Q誰に相談したらいいの?
A身近な相談先として、次の機関があります。
  1. 保健センターに電話で相談する、赤ちゃん訪問に来た職員に相談する
  2. 出産した産院、産婦健診、母乳外来などでスタッフに声をかける、問診票に記入する。
  3. メンタル不調等でもともと通院していた場合は、その主治医
Q産後うつは自分自身や赤ちゃんにどんな影響があるの?
A憂うつな気分やおっくうな気持ちで育児や家事をこなすことは、ママの体と心には大きな負担となります。具体的には次のようなことが考えらえます。
  1. 赤ちゃんはママの気持ちに敏感。ママの気持ちが不安定だと、赤ちゃんも不安定になりやすく、泣き止まないなど、育児しにくい状況に陥りやすい。
  2. 「うつ」は繰り返しやすいので、初めてなったときにきちんと治し、再発を予防する。
Q産後うつは受診や治療が必要なの?
A受診・治療=薬とイメージし、受診すると母乳を禁止させられるのでは?と心配される方もいらっしゃることでしょう。しかし、実際はすぐに薬を処方されるとは限らず、医師と相談しながら考えます。ただし、育児が思うようにできない、自分の身の回りのことすら手につかない眠れない・食欲がない等の症状が強い時は、一刻でも早く症状を抑え、普段の生活を取り戻すために薬が処方されることがあります。また、母乳にあまり影響しない薬が使える場合もあります
 
Q産後うつのリスクを減らすためにはどうしたらいいの?
A簡単に実行できるもの、性格的に合っているもの、地元で受けられるサービス等から検討するのが現実的です。
  1. バランスの良い食事を心掛け、休めるときには休む。
    バランスの良い食事がなかなか摂りづらいときは、不足しがちな栄養成分をサプリメント等で補うことも一つの方法です。推奨サプリ/マルチビタミン・ミネラル、葉酸、EPA/DHA
  2. 肩の力を抜き、好きなことをする時間を持つ
  3. 出来ていることに目を向ける。自分に自信を持つ
  4. 自分一人で育児や家事を頑張り過ぎない。いろいろな支援を上手に利用する
 (例 産前産後ヘルパー派遣事業(平塚市HP)、産後デイサービス「ママはぐ」(平塚市HP)

     5.相談先をみつける(家族、友人、相談機関など…保健センター)
     6.専門家には、ありのままの言いにくい気持ちも伝える。(育児がつらい、赤ちゃんが可愛いと思えない等)
 
Q予防のために産前からできることは?
A産後うつは産前から準備することで、リスクを減らすことができます。やれそうなことから取り組んでみましょう。
  1. バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心掛ける・・・分娩や育児は体力が必要
  2. お産の計画(バースプラン)を産科と打ち合わせ、イメージしておく・・・新型コロナの感染状況で変わることも想定する。(入院期間中、家族と会えないこともあり得る)
  3. 産後の生活をイメージし、赤ちゃん用品の準備、部屋の使い方、お風呂の入れ方などを家族と相談する。
  4. パパの育児休暇の手続き、産前産後ヘルパー派遣の依頼など、産後1か月程度手伝ってくれる人をお願いしておく
  5. 家族と産科以外に気軽に相談できる相談先をできるだけたくさん調べ、携帯電話に登録しておく(保健センター0463-55-2111)
  6. 自分のストレス解消法や産後やりたいことを書き出しておく
  7. 気持ちの整理(気になっていることを書き出し、客観的にしてみる)
Qパパが注意することは?
A出産は想像以上に大仕事です。産後のママは出産の疲れとホルモンバランスの変化、慣れない育児で体も心も不安定になりがちです。このようなママの状況を理解し、ママの話を否定せず、いたわりましょう。また、家事や育児もできるだけ分担し、負担を減らしましょう。
また、最近はパパの「産後うつ」も問題となっています。定期的にセルフチェックし、(Q産後うつの症状は?参照)必要に応じて職場の相談窓口や保健センター等でご相談ください。
 パパや周囲の家族が、ママに対して出来ること
  1. ゆっくりと寝かせる
  2. ひとりでゆっくりさせる
  3. 家事(買い物、食事の準備・片付け、居室の掃除・片付け、浴室やトイレの掃除、洗濯・洗濯物の片付け、布団干し等)
  4. 話の聞き役
  5. 体調を気遣う、ねぎらう
  6. 育児(おむつの交換、ミルクの準備・授乳・片付け、沐浴、抱っこ、泣いたときの対応、受診時の付き添い、着替え、ベッドを整える等)

産後メンタルヘルス相談とは?(申込・予約方法)

Qどんな雰囲気なの?
A相談会場は保健センターです。相談は完全予約制・無料で、他の相談者と会うことはありません。相談中、赤ちゃんは保育士に預け、ゆったりと落ち着いた環境で相談ができます。(駐車場完備)
 
Q相談に乗ってくれるのはどんな職種?
A相談当日は臨床心理士(女性)が相談に乗りますが、申し込みから相談までの説明や調整は、保健師か助産師が担当します。秘密は厳守します。
 
Qどんな相談ができるの?
A 家族や友人には打ち明けられない悩みや、誰に相談していいのかわからない相談をお受けしています。
(相談の例)
  1. イライラする
  2. 子どもとの相性が悪い
  3. 気ばかり焦って何から手を付けていいのかわからない
  4. 周囲と衝突しやすい
  5. 自分は受診が必要な状態なのだろうか
  6. 今の気分は元々の性格なのか、病的なのか、自分では判断できない
  7. 受診することに戸惑っている。
  8. 物事の優先順位の付け方
Q産後うつじゃなくて、不妊や不育で悩んでいるけど相談できる?
A治療のご相談はできませんが、こころの悩み相談をお受けします。
 
Q家族も相談できるの?
Aパートナーや実家の家族等による同行相談、もしくは家族のみの相談も受け付けます。ただし相談の内容によってはお断りすることがあります。
(相談の例)
  1. 接し方や配慮の仕方
  2. 本人を受診させたいが拒否するので、どう対応したら良いか。
  3. パートナー(パパ)自身のメンタル相談
Q申し込み方法は?
A主な方法は次のとおりです。
  1. 保健センターに電話で申し込む。
  2. 地区担当の保健師や赤ちゃん訪問にくる看護師・助産師等に申し込む。
  3. 保健センターの事業(ママはぐ、育児相談、離乳食教室、7か月相談等)でスタッフに声をかける。
Q相談にかかる費用や相談できる回数は?
A相談費用は無料です。相談後は地区担当保健師が継続してフォローします。

会場

平塚市保健センター 2階 養育相談室
 [住所] 平塚市東豊田448番地3

時間

午後1時00分~午後4時00分(1人50分程度)

申し込み

お電話で平塚市健康課(保健センター)にお申込みください。
[電話] 0463-55-2111  8時30分~17時00分(土日、祝日、年末年始除く)

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このページについてのお問い合わせ先

健康課

〒254-0082 神奈川県平塚市東豊田448番地3 保健センター
直通電話:0463-55-2111
ファクス番号:0463-55-2139

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