カウナスとの交流
カウナス市と姉妹都市になりました
平塚市は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウン交流をきっかけに、リトアニア共和国第2の都市「カウナス市」と教育分野を中心とした多くの交流を行い、友好関係を築いてきました。
そして、2023年11月25日、カウナス市と姉妹都市提携を行いました。
そして、2023年11月25日、カウナス市と姉妹都市提携を行いました。
- 姉妹都市提携の盟約書を取り交わすカウナス市のマティヨシャイティス市長と平塚市の落合市長
姉妹都市提携の調印式が執り行われたのは、カウナス市の旧市街に位置する『カウナス城』。
13世紀にドイツ騎士団の侵攻を防ぐために建てられたという、由緒あるお城です。
調印式には、平塚市から市長、市議会議長、平塚・カウナス交流推進委員会副委員長が出席。カウナス市からは、市長をはじめ、副市長、市議会議員、教育イノベーションセンター所長など関係者が一堂に会しました。
また、在リトアニア日本大使館から、尾﨑哲特命全権大使ご夫妻にもお越しいただき、この歴史的瞬間に立ち会っていただきました。
13世紀にドイツ騎士団の侵攻を防ぐために建てられたという、由緒あるお城です。
調印式には、平塚市から市長、市議会議長、平塚・カウナス交流推進委員会副委員長が出席。カウナス市からは、市長をはじめ、副市長、市議会議員、教育イノベーションセンター所長など関係者が一堂に会しました。
また、在リトアニア日本大使館から、尾﨑哲特命全権大使ご夫妻にもお越しいただき、この歴史的瞬間に立ち会っていただきました。
- ライトアップされたカウナス城
- カウナス城内の調印式会場
調印式の冒頭、カウナス市のマティヨシャイティス市長は、「日本とリトアニアの間にある8,000キロメートルという距離は、両国間の友情には障害にならないということを、数年間続いているカウナス市と平塚市の交流が証明している。文化の違いは多くあっても、お互いの知識や経験を学び合うことに希望を持っていることが平塚市との共通点だと思っているので、今後も多くの素晴らしい共同プロジェクトを実施していきたい。」と語りました。
落合市長は、「これまでの両市の交流の積み重ねが姉妹都市提携という形で実を結び、私たちの心に深く刻まれ、両市にとってかけがえのない財産となって若い世代に引き継がれていくことを思うと、非常に感慨深い。今回のカウナス市滞在中、歴史ある建物や美しい街並みを拝見し、市民の皆さまから心温まる歓迎をいただいた。素晴らしい都市と姉妹都市の提携ができ、大変光栄に思っている。」と話しました。
落合市長は、「これまでの両市の交流の積み重ねが姉妹都市提携という形で実を結び、私たちの心に深く刻まれ、両市にとってかけがえのない財産となって若い世代に引き継がれていくことを思うと、非常に感慨深い。今回のカウナス市滞在中、歴史ある建物や美しい街並みを拝見し、市民の皆さまから心温まる歓迎をいただいた。素晴らしい都市と姉妹都市の提携ができ、大変光栄に思っている。」と話しました。
- あいさつをする落合市長
- 盟約書にサインする両市長
姉妹都市提携の盟約書を取り交わした後、両市長により提携記念品の交換が行われました。
平塚市からは、湘南ひらつか七夕まつりの会場風景の画像を金箔に載せた『金箔額』を贈呈しました。平塚市に拠点を構える田中貴金属工業(株)のグループ企業である田中貴金属ジュエリー(株)の持つ日本国内でも希少な技術により、制作が実現したオリジナルの金箔額です。
一方、カウナス市からは、芸術家エギディユス・ルディンスカス(Egidijus Rudinskas)により描かれたアート額が贈呈されました。2023年9月にユネスコ世界文化遺産に登録されたカウナス市のモダニズム建築がデザインされています。
平塚市からは、湘南ひらつか七夕まつりの会場風景の画像を金箔に載せた『金箔額』を贈呈しました。平塚市に拠点を構える田中貴金属工業(株)のグループ企業である田中貴金属ジュエリー(株)の持つ日本国内でも希少な技術により、制作が実現したオリジナルの金箔額です。
一方、カウナス市からは、芸術家エギディユス・ルディンスカス(Egidijus Rudinskas)により描かれたアート額が贈呈されました。2023年9月にユネスコ世界文化遺産に登録されたカウナス市のモダニズム建築がデザインされています。
- 姉妹都市提携記念品を交換する両市長
この調印式を経て、平塚市とカウナス市は正式に姉妹都市になりました。
今までの約7年にわたる交流を礎に、今後も教育、文化・スポーツ、経済などの分野で互いの良さを学び、相互に影響を与え合いながら、共に成長し、発展していけるような関係を築いていきます。
今までの約7年にわたる交流を礎に、今後も教育、文化・スポーツ、経済などの分野で互いの良さを学び、相互に影響を与え合いながら、共に成長し、発展していけるような関係を築いていきます。
- お揃いの『カウナスネクタイ』で調印式に出席した両市長
カウナス市について
人口約29万人のリトアニア共和国第2の都市。
国のほぼ中央に位置し、市の中心部の旧市街の歴史的な街並みは有名。
かつて大戦中はリトアニア共和国の臨時首都となっていたことから、『命のビザ』を発給した杉原千畝氏が領事代理として勤務していた日本領事館(現:杉原記念館)が置かれていた都市です。
国のほぼ中央に位置し、市の中心部の旧市街の歴史的な街並みは有名。
かつて大戦中はリトアニア共和国の臨時首都となっていたことから、『命のビザ』を発給した杉原千畝氏が領事代理として勤務していた日本領事館(現:杉原記念館)が置かれていた都市です。
2016年に当時の平塚市副市長がリトアニア共和国へ渡航した際に、カウナス教員資格センター(現:カウナス教育イノベーションセンター)を訪問。
これをきっかけに、翌年にはカウナスから教育訪問団が平塚市を訪問し、市内の教育施設を視察。カウナスとの教育分野を中心とした交流がスタートしました。
2018年には、平塚市とカウナス市、平塚市教育委員会とカウナス教員資格センターがそれぞれ交流の覚書を締結。更には、カウナス市のパネムネ小学校と平塚市の港小学校が学校間の交流を進めるためのパートナーシップ宣言を交わし、交流が加速化しました。
これをきっかけに、翌年にはカウナスから教育訪問団が平塚市を訪問し、市内の教育施設を視察。カウナスとの教育分野を中心とした交流がスタートしました。
2018年には、平塚市とカウナス市、平塚市教育委員会とカウナス教員資格センターがそれぞれ交流の覚書を締結。更には、カウナス市のパネムネ小学校と平塚市の港小学校が学校間の交流を進めるためのパートナーシップ宣言を交わし、交流が加速化しました。
- 落合市長がカウナス市役所を訪問し、副市長と今後の交流について確認。(2017年9月)
- 平塚市教育委員会とカウナス教員資格センターが教育交流の覚書を取り交わす。(2018年10月)
- 港小学校とパネムネ小学校の両校長が、お互いの学校をパートナーにすることを宣言。(2018年10月)
2023年度の交流
2023年4月27日~5月14日
カウナス市との交流写真展を開催
カウナス市の風景や、平塚市との交流の様子を紹介する写真パネルを市内3カ所(ららぽーと湘南平塚、ラスカ平塚、神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」)で巡回展示しました。カウナス市との交流写真展を開催
ゴールデンウィーク期間を含む計15日間の会期中、大勢の市民の方にカウナス市の魅力にふれていただくことができました。
【協力】カウナス市/カウナス教育イノベーションセンター/ららぽーと湘南平塚/
ラスカ平塚/神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」
2023年5月3日~6日
カウナス市のイベント『ジャパンデイズ』で協力連携プログラムを実施
日本の文化や伝統を紹介するたくさんのプログラム(講座、芸術品や写真の展示会、コンサート、映画上映 他)を実施するカウナス市の大イベント『ジャパンデイズ』が開催されました。カウナス市のイベント『ジャパンデイズ』で協力連携プログラムを実施
このイベントの中で、平塚市とカウナス市の協力連携プログラムを実施し、両市の交流や平塚市の魅力をPRしました。
★平塚市の写真展
カウナス市の中心部『ライスヴェス通り』にて、平塚市の風景写真19点を展示しました。
写真は全て、平塚市公式インスタグラム『#hiratsukagood』にて過去に投稿されたもの。
市のメインストリートを歩く多くのカウナス市民の皆様に「平塚市がどんな場所なのか」イメージを持っていただくことができました。
★日本の文化「漢字」を学ぶワークショップ
主にカウナス市の学生を対象に、漢字の成り立ちや意味を学んでもらいながら「平塚」という漢字を実際に書く体験をしてもらうワークショップを実施しました。
講師を務めたのは、平塚・カウナス交流推進委員会の守屋宣成委員。ワークショップに参加したカウナス市内の学校40校の生徒は皆、講師が丁寧に語る漢字の歴史や意味に熱心に耳を傾け、最後は全員で「平塚」を書き上げていました。
★平塚市の魅力をオンラインで紹介写真展主にカウナス市の学生を対象に、漢字の成り立ちや意味を学んでもらいながら「平塚」という漢字を実際に書く体験をしてもらうワークショップを実施しました。
講師を務めたのは、平塚・カウナス交流推進委員会の守屋宣成委員。ワークショップに参加したカウナス市内の学校40校の生徒は皆、講師が丁寧に語る漢字の歴史や意味に熱心に耳を傾け、最後は全員で「平塚」を書き上げていました。
平塚市のジュギーテ・サウレ国際交流員が、オンラインで平塚市の魅力(日本国内における地理や観光スポット、アクティビティ等)をリトアニア語でプレゼンテーションしました。
多くのカウナス市民の皆様に、平塚市のことをより詳しく知ってもらう機会となりました。
★『七夕おどり』のFlash Mob(フラッシュ モブ)
湘南ひらつか七夕まつりの代名詞ともいえる『七夕おどり』。この『七夕おどり』をカウナス市民が踊るフラッシュ・モブ(広く呼びかけられた群衆が公共の場などに集まってパフォーマンスをすること)が実施されました。
学生を中心とする約1,000人のカウナス市民が集まり、平塚市の伝統を体験しました。
湘南ひらつか七夕まつりの代名詞ともいえる『七夕おどり』。この『七夕おどり』をカウナス市民が踊るフラッシュ・モブ(広く呼びかけられた群衆が公共の場などに集まってパフォーマンスをすること)が実施されました。
学生を中心とする約1,000人のカウナス市民が集まり、平塚市の伝統を体験しました。
2023年10月12日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流
平塚市の港小学校とカウナス市のパネムネ小学校の児童によるオンライン交流が実施されました。今回のテーマは、お互いの地域の"踊り"を発表し合うというもの。
港小学校からは、港地区に伝わる踊り「須賀どっこい」を4年生児童が演技しました。そして、パネムネ小学校の児童からは、リトアニアの伝統的な踊り「プリアウシュクティス(Pliauškutis)」が披露されました。
ジャンルは全く違いますが、お互いの国や地域が大切にしている踊りを知ることにより、相互の文化や伝統を理解し合うという素晴らしい交流の機会になりました。
2023年12月1日
土沢中学校とヨナス・ペトラス・ヴィレイシス学校のオンライン交流
平塚市の土沢中学校とカウナス市のヨナス・ペトラス・ヴィレイシス学校の生徒同士がオンラインミーティングを通じて交流しました。ヨナス・ペトラス・ヴィレイシス学校は、カウナス市内の7歳から15歳までの児童生徒が通う学校。今回は8学年の生徒(13~14歳)が、土沢中学校生徒会本部ならびに2学年の生徒とお互いの学校について紹介し合いました。
ヨナス・ペトラス・ヴィレイシス学校の生徒からは、カンクレスというリトアニアの弦楽器の演奏や、日本の歌「さくら さくら」の合唱もあり、土沢中学校の生徒を驚かせました。
一方、土沢中学校の生徒は、クイズを出題したり、学校生活をもとにした劇を演じたりしながら、日本の文化や習慣、よく使う日本語等を紹介。ヨナス・ペトラス・ヴィレイシス学校の生徒が、教えてもらった「おいしい」「お願いします」という日本語を嬉しそうに使っている姿が印象的でした。
両校の生徒にとって初めての機会となりましたが、今後も交流を続けていく予定です。
2023年12月12日
県立平塚中等教育学校とサウレギムナジウムとのオンライン交流
平塚市内にある神奈川県立平塚中等教育学校とカウナス市のサウレギムナジウムの生徒によるオンライン交流が行われました。両校が交流の機会を持つのは初めてで、15~16歳の生徒が所属する学年同士がオンラインミーティングを通じて英語でコミュニケーションを取りました。
お互いの学校生活や、それぞれの国の高校生が今どんなことに興味を持っているのか、放課後どんなことをして過ごしているか等を、全て英語でプレンテーションし、紹介し合いました。
最後に設けた質問タイムでは、「食事のときの日本の作法を教えて」「リトアニアの伝統的な行事について知りたい」等、お互いの文化や伝統についてもっと知りたいという生徒たちの好奇心溢れる質問が飛び交っていました。
この最初の出会いを大切に、両校の交流は今後も続いていきます。
2024年3月7日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流
カウナス市のパネムネ小学校と平塚市の港小学校の児童によるオンライン交流(今年度2回目)が実施されました。前回(10月12日)、お互いの地域に伝わる踊りを紹介し合いましたが、今回はそれを交換。港小学校の4年生児童がリトアニアの伝統的な踊り「プリアウシュクティス(Pliauškutis)」を踊り、パネムネ小学校の児童が港地区に伝わる踊り「須賀どっこい」を披露しました。
約5ヶ月の間、お互いの文化を知ろうと懸命に練習してきた子どもたちの努力が垣間見え、素敵な交流プログラムになりました。
踊りを発表した後は、日ごろの学校生活について相互に教え合う等、笑顔で交流している児童の姿が印象的でした。
2024年3月19日~24日
リトアニアウィーク2024でカウナスの魅力をPR
カウナス市との姉妹都市提携を記念した「リトアニアウィーク2024」を開催。会期中は、姉妹都市提携調印式に関する写真パネルの展示やVTR上映を行い、カウナス市と姉妹都市になったことを広くPRしました。
また、2023年9月にユネスコ世界文化遺産に登録されたカウナス市のモダニズム建築について、同市出身の国際交流員がプレゼンテーションを行いました。同時に、カウナス市から提供いただいたモダニズム建築の画像や映像を用いた展示を行う等、姉妹都市カウナスについてたくさんのことを知ることができるイベントになりました。
詳細は、リトアニアウィーク2024のページ(ホームページ内リンク)をご覧ください。
また、2023年9月にユネスコ世界文化遺産に登録されたカウナス市のモダニズム建築について、同市出身の国際交流員がプレゼンテーションを行いました。同時に、カウナス市から提供いただいたモダニズム建築の画像や映像を用いた展示を行う等、姉妹都市カウナスについてたくさんのことを知ることができるイベントになりました。
詳細は、リトアニアウィーク2024のページ(ホームページ内リンク)をご覧ください。
2022年度の交流
2022年4月27日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流 『Spring Fun』
2018年10月にパートナーシップ宣言を交わしたカウナス市のパネムネ小学校と平塚市の港小学校の児童が、オンラインで交流を行いました。このオンライン交流は、カウナス市内で開催されるイベント「ジャパンデイズ」のプログラムの一つとして実施され、両校の児童が自国の「春」について発表し合いました。
「ジャパンデイズ」とは・・・2022年、カウナス市は「欧州文化首都」に指定されており、年間を通して様々な文化イベントが開催されます。そのうちの一つが「ジャパンデイズ」で、一週間の会期の中で日本の文化や魅力を紹介する多くのコンテンツが実施され、お互いの国の共通点や相違点を発見し、異文化について理解し合える機会となるイベントです。(会期:2022年4月25日~5月1日)
2022年7月8日
湘南ひらつか七夕まつりでのメタバース(仮想空間)交流
第70回湘南ひらつか七夕まつりのコンテンツの一つとして「湘南ひらつかバーチャル七夕ストリート」が実施されました。これは、メタバース(仮想空間)につくられた七夕まつり会場にアバター(ネット上の自分の分身)として誰もが参加し、世界中の人々と交流することができる取組です。
この取組に、カウナス市のマンタス・ユルグティス副市長とカウナス教育イノベーションセンターのラサ・ボルトケーヴィチエネ所長が参加し、メタバース上で石田有信副市長と交流を行いました。
石田副市長から、会場案内ならびに七夕まつりの概要説明を受けたカウナス市のユルグティス副市長は、「今まで約5年間、平塚市と素晴らしい友好関係を築いて来れたことを大変嬉しく思う。これからも、教育やスポーツ、文化、経済、そして今回のようなテクノロジーなどの分野で平塚市と交流していきたい。」と語りました。
海を越えて直接的に交流するのが難しい状況の中でも、デジタル時代の最先端を走るテクノロジーを利用することによって、本市最大のイベントである七夕まつりの雰囲気をカウナスの方々に楽しんでもらうことができました。
2022年9月22日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流 『Summer Joys』
カウナス市のパネムネ小学校と平塚市の港小学校による、4学年児童のオンライン交流が開催されました。このオンライン交流は、パートナーシップ宣言を交わしている両校の児童がビデオミーティングを通じて自国の文化や学校生活などについて紹介し合うもので、4月に続き今年度2回目の開催となりました。
前回のオンライン交流では、自国の春について紹介し合いましたが、今回のテーマは「夏」。港小学校児童からは、盆踊りや花火大会などの夏休みの体験談とともに、日本の夏の文化について紹介しました。パネムネ小学校の児童からも、リトアニアでの夏休みの過ごし方や伝統的な夏の行事などについて発表があり、季節や文化における相違点を子どもたち同士で共有しました。
発表の後に設けられた質疑応答の時間では、「授業は何時に終わりますか?」「ランドセルはありますか?」など、お互いの学校生活に関するたくさんの質問が飛び交い、画面越しではありましたが、子どもたちは笑顔で交流していました。
2022年10月13日
カウナスとのオンライン教育交流「平塚市における中学生への数学教育」
平塚市教育委員会に勤務する2名の数学教師によるオンラインプレゼンテーションが実施され、カウナス市内の数学教師をはじめとする教育関係者60名が参加しました。この事業は、カウナス教育イノベーションセンターからの依頼により実現したもので、プレゼンテーションを担当した2名の先生からは、数学のカリキュラムや指導方法など、平塚市の中学校における数学教育の実状について説明がありました。
これに対し、受講したカウナスの教育関係者からは、「宿題は毎日課していますか?」「他の学校との交流はどのようにしていますか?」など多くの質問があり、日本の教育方法への関心の高さが伺えました。
オンラインでお互いの国の教育について学び合う交流を通じ、平塚市とカウナス市の友好が更に深まりました。
2022年11月10日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流 『Colors of Autumn』
平塚市の港小学校とカウナス市のパネムネ小学校の児童によるオンライン交流(今年度3回目)が実施されました。今回のテーマは「秋の色」。パネムネ小学校からは、自国の秋の風景やイベント等について様々な画像を用いたプレゼンテーションがありました。
港小学校からは、秋の一大イベントである運動会について紹介。今年の運動会で4年生児童が演技したという、港地区の伝統的な踊り「須賀どっこい」を披露しました。息の合った演技とその迫力に、パネムネ小学校の児童からは感嘆の声が上がりました。
2023年1月26日
パネムネ小学校と港小学校のオンライン交流 『Winter's Fairytale』
平塚市の港小学校とカウナス市のパネムネ小学校の児童によるオンライン交流(今年度4回目)が実施されました。「冬のおとぎ話」をテーマに、クリスマスや年末年始など両国の冬の過ごし方について、画面越しに発表し合いました。
パネムネ小学校からは、クリスマスの風景や雪遊びの様子など、たくさんの画像を用いてプレゼンテーションがありました。
一方、港小学校からは、初詣やお節料理の画像を紹介しながら、主に日本のお正月の過ごし方について発表がありました。
今年度、四季に合わせて計4回実施したこのオンライン交流も今回が最終回。
次代を担う両市の子どもたちが、相互の文化や生活習慣を学ぶことで、国際的な視野を持つことができたのではないでしょうか。
2023年2月1日~5日
リトアニアウィーク2023でカウナスの魅力をPR
リトアニア共和国に関する様々なコンテンツを通して、同国の魅力を知ることができる「リトアニアウィーク2023」を開催。会期中は、歴史や文化等を通じてカウナスにより一層親しみを持ってもらうよなプログラムを揃えました。
カウナス市ならびにカウナス教育イノベーションセンターから、風景画像や児童作品の提供等にご協力いただきながら、「写真展『歴史が語る街カウナス』」を実施。また、カウナス出身の国際交流員が『わたしの街カウナス』と題してプレゼンテーションする等、カウナスについて多くを知ることができるイベントになりました。
詳細は、リトアニアウィーク2023のページ(ホームページ内リンク)をご覧ください。
カウナス市ならびにカウナス教育イノベーションセンターから、風景画像や児童作品の提供等にご協力いただきながら、「写真展『歴史が語る街カウナス』」を実施。また、カウナス出身の国際交流員が『わたしの街カウナス』と題してプレゼンテーションする等、カウナスについて多くを知ることができるイベントになりました。
詳細は、リトアニアウィーク2023のページ(ホームページ内リンク)をご覧ください。
東京2020大会までの交流
★主な交流内容★
2017年9月11日~16日
カウナス教育訪問団が平塚市を訪問
カウナス市内の学校の校長先生8人の教育訪問団が来日。滞在中は、平塚市内の小中学校など教育施設を中心に視察しました。
2018年10月14日~16日
平塚市の教育訪問団がカウナス市を訪問
吉野教育長をはじめとする教育訪問団がカウナス市を訪問しました。この訪問に合わせて、平塚市とカウナス市、平塚市教育委員会とカウナス教員資格センター(現:カウナス教育イノベーションセンター)がそれぞれ交流の覚書を締結。港小学校長とカウナス市のパネムネ小学校長は、お互いの学校をパートナーにすることを宣言しました。
また、滞在期間中はパネムネ小学校をはじめ、カウナス技術大学工学高等学校やヴィレイシャイ学校などの教育現場を視察し、リトアニア共和国の青少年との交流を深めました。
2018年10月29日~11月3日
パネムネ小学校スクールアンバサダー来日
市内の港小学校とパートナーシップ宣言を交わしたカウナス市のパネムネ小学校から、スクールアンバサダー(小学生親善大使)3名が平塚市を訪問。林間学校や通常授業など、港小学校児童と一緒に日本の学校生活を体験しました。
2019年4月13日
映画「カウナス スギハラを、日本を想う」上映会&制作者トークショー
リトアニア共和国における日本研究の第一人者であるオウレリウス・ジーカス氏(ヴィータウタス・マグヌス大学准教授)をカウナスからお招きし、自身が制作した映画の上映会とトークショーを開催。115人が参加しました。
2019年7月30日~8月2日
民族舞踊団 『Suktinis(スクティニス)』来日
1936年に結成されたリトアニアで最も古いフォークダンスグループ『Suktinis(スクティニス)』が、カウナスから平塚市にやって来ました。市内で開催した公演会では、伝統的かつ美しい音楽とダンスを披露し多くの市民を魅了しました。
また、同様にダンスや合唱を愛する市民団体との交流会を実施し、平塚市との友好を育みました。
2019年10月7日~12日
カウナス教育訪問団(2回目)が平塚市を訪問
2017年に続き、カウナスから教育訪問団が来日。カウナス市内の学校の校長先生10人の訪問団は、平塚市内の小中学校や大学など教育施設を中心に視察しました。
2019年10月28日~11月2日
パネムネ小学校スクールアンバサダー(2回目)来日
前年に続き、カウナス市のパネムネ小学校からスクールアンバサダー(小学生親善大使)5名が平塚市を訪問。港小学校4年生と一緒に箱根遠足や通常授業などを体験し、たくさんの友達を作っていました。
2019年11月5日・6日
相州平塚七夕太鼓保存会がカウナスで公演
平塚市から「相州平塚七夕太鼓保存会」がリトアニア共和国を訪問。カウナスでは2日間にわたって文化センターで公演を行い、平塚市の特徴的な文化芸能である七夕太鼓を通して交流を深めました。