地産地消
地元農産物の魅力
最近良く聞かれる「地産地消」と言う言葉ですが、その土地でとれたものをその土地で消費するという意味で、次のような様々な利点があります。
- 利点その1 新鮮なものが手に入る
畑から家庭までの距離や時間が長いと採れたての鮮度を失います。また、完熟の状態で出荷できないので、収穫にはまだ早い段階で出荷されるため、野菜などの味は少し落ちてしまいます。
地産地消の場合、すぐに家庭まで届くのでより新鮮なものが手に入ります。
- 利点その2 生産者の顔が見える
多くの場合、直売所等で生産者と直接会話ができ、場所によっては生産者の顔写真やコメントを載せている所もあります。
誰が作った物かがわかると安心して購入でき、生産者との信頼関係も築かれます。
- 利点その3 環境にやさしい
平成17年年3月1日付けの熊本日日新聞掲載の市民団体調査結果によると、親子三人家族が朝、昼、晩の食事をすべて国産の食料でまかなうことによって、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を年間300キロ近く減らすことができるのです。これは食料を運ぶために利用する船、飛行機、トラック等の燃料消費が減るからです。
また、生鮮物を運ぶときには冷蔵庫を使いますが、その分のエネルギーも節約できるため、地元の農産物を食べることはとても環境にやさしいのです。
平塚市には環境に配慮しながら農業を営むエコファーマーと呼ばれる人がいます。また、個人ではなく団体で環境保全型農業に取り組んでいる環境保全型農業推進運動協定締結団体があります。生産者と消費者が共に環境問題に取り組める「地産地消」はとても有意義なものなのです。
平塚市内の生産者・直売所の案内
言葉の説明
- エコファーマー
化学肥料や農薬の使用を抑えることによって農家が県に申請し、知事によって認められた農家をエコファーマーと呼びます。
- 環境保全型農業推進運動協定締結団体
神奈川県が作成した「環境保全型農業栽培の手引」に準じた農薬や化学肥料の使用量を控えた栽培方法を実践し、環境にやさしい農業を進める宣言をした生産者団体と知事が協定を結ぶことによって、環境にやさしい農業の拡大を図るものです(神奈川県のホームページから抜粋)。
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