平塚市民病院が「救命救急センター」に指定されました

平成29年4月3日

平塚市民病院
担当 医事課 医事・患者支援担当 田邊
電話 0463-32-0015 内線5395
 

平塚市民病院が「救命救急センター」に指定されました

 
 平塚市民病院(平塚市南原1-19-1、金井歳雄病院長)は、平成29年4月1日に神奈川県から救命救急センターの指定を受けました。神奈川県内には今回指定を受けた平塚市民病院を含めて21か所の救命救急センターがありますが、湘南西部二次保健医療圏では東海大学医学部付属病院の高度救命救急センターに続いて2番目の指定となります。
 平塚市民病院は、年間救急患者数が1万5,800人(うち年間重篤患者数は約800人)を超え、救急車の受け入れ台数も7,700台を超えるなど、市内の救急医療に大きく貢献しています。
 重症・重篤で緊急度の高い救急疾患に24時間体制で、迅速かつ確実に対応していきます。
 

救命救急センターの概要

  1. 救命救急センター・救命病棟
    • 病床数は20床(新館3階/9床ユニット、4床室2室、2床室1室、個室1室)
  2. 救命救急センター・ER(救急外来)
    • ERは、独立したエントランスを備え、救急車による搬送とウォークイン患者の出入り口も分離している。
    • 救急車の車寄せは、風雨を避けるように設計し、最大3台まで停車可能。
    • 平塚市救急ワークステーションの救急隊が常駐する室を設けている。
    • 蘇生室を3室設け、近接してCT室を配置。
    • 救急車からの搬入口付近に陰圧の隔離診察室を設け、感染の恐れがある患者の診察に対応している。また、ウォークイン患者の診察室を4室設けている。
    • 屋上に設置している飛行場外離着陸場(平塚救命ヘリポート)を経由した傷病者の受入も可能としている。
 

救命救急センターとは

 急性心筋梗塞や脳卒中、重度の外傷・熱傷などの一次及び二次救急医療機関では対応が難しい重症及び複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者を24時間体制で受け入れる三次救急医療施設。初期救急や二次救急では対応できない、生命の危機を伴う重症・重篤な救急患者に対する救命措置や高度な医療を総合的に行うこととされており、初期救急・二次救急医療施設及び救急搬送機関からの救急患者は、原則として24時間受け入れなくてはならない。