4月定例市長記者会見 Shonan BMW スタジアム平塚バックスタンドの増築部分が完成へ

平成29年4月25日

Shonan BMW スタジアム平塚バックスタンドの増築部分が完成へ
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 Shonan BMW スタジアム平塚では昨年10月から、バックスタンドの増築工事を行っているところですが、この度5月3日に開催されますJ2リーグ湘南ベルマーレ対レノファ山口FC戦から利用ができるようになりますので、お知らせをさせていただきます。
 これまでスタジアムのバックスタンドは南北が分かれた造りになっており、中央のスコアボード前には客席がありませんでしたが、この場所に新たなスタンドを増築しています。
 新たなスタンドには、背もたれが付いた座席、462席を増席し、南北のスタンドも相互に行き来ができるようになります。湘南ベルマーレの試合をはじめ、各種陸上競技大会などにおいて、収容人数を確保するとともに、観戦環境の向上が図られると考えております。
 今回の増席によりスタジアムの収容人数は、27年度に行ったメインスタンド最上段の170席の増席を含めまして1万5,100人から、1万5,732人となります。
 引き続き、観客席の下に設けます器具庫などの工事を進め、全体の完成は5月15日の予定です。
 なお本日、午後4時から、記者の皆さまを対象に、現地の説明会を行いますので、ぜひご参加をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: 客席部分は今日時点で完成か。
A市長: 完成です。
 
Q記者: 経済人が新スタジアムの研究会を立ち上げて研究をしているが、これ(バックスタンドの増席)はベルマーレに残ってほしいというメッセージか。
A市長: それも一つあります。収容人数を多く確保することによって、人数が入ればそれだけ収入が増えることになるので、それを確保する意味においても、ベルマーレには、ぜひともこの競技場を使っていただき、残っていただければという思いです。もう一つは、ほかの競技場は南北に動けたりしましたが、(平塚は)特殊な造りでしたので、利便性や観戦環境の改善が大きな理由としてあります。
 
Q記者:市長としては、現在のBMWスタジアムを使ってほしいという考えでいいか。
A市長: 今までも平塚市としては、ベルマーレを平塚のスポーツ振興の宝として応援してきましたので、引き続きベルマーレには、平塚に本拠地として残っていただき、子どもたちに夢を与えるとか、スポーツの振興に寄与していただくとか、活動を一緒にしていただきたいという思いです。しかしながら、平塚市としての体力、財力として(限りがあるので)、徐々にJリーグの基準に向けて、対応をできるところからしていきたい。そして、ベルマーレにぜひとも残っていただきたいと思っています。
 
Q記者: J1の基準で座席数の基準はあるか。
A総合公園課長: 1万5,000人以上です。
 
Q記者: すでに満たしていたということか。
A総合公園課長: そうです。
 
Q記者: ほかにJ1の基準はあるか。
A総合公園課長: 細かい部分でいろいろありますが、現状で満たしていないものはございません。
 
Q記者: 総工費は当初から1億3,000万円か。
A都市整備部長:そうです。
 
Q記者: 市長が徐々にJの基準に徐々に対応と言ったが、満たしていない基準があるのか。
A総合公園課長: 基本的には満たしています。今後、Jリーグの基準が変わることも考えられるので、しっかり情報収集して必要な改修は進めてまいります。以前、洋式トイレの設置数の基準などがあり、平成25、26、27年度に改修工事を進めてまいりました。
 
Q記者: 屋根は将来的に何割にしなくてはいけないのか。
A総合公園課長: 屋根は原則3分の1以上覆われていなければならないというのがございまして、それは現在も満たしておりませんが、それが無いからライセンスがとれなくなるということはございません。大規模改修の際には、全て観客席を覆うことというような表記もあります。
 
Q記者: 研究会は興行的なものをやりたいという話があって、音楽ができる場所を探しているが、平塚競技場では興行はやってはいけないことになっているのか。
A総合公園課長: いけないということはございません。ただし、周りにマンション、民家がありますので、やるとなった場合には、騒音的な対応があると思います。
 
Q記者: 禁止はしていないのか。
A総合公園課長: していません。ミュージックビデオの撮影などにも使われております。
 
Q記者: 照明の工事は間もなくか。
A総合公園課長: 今年度、予算をとりましたので、Jリーグの開催がオフの時期、秋から冬にかけて工事を進めてまいります。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 総合公園課 施設管理担当 寺島
電話 0463-35-2233
 

Shonan BMW スタジアム平塚
バックスタンドの増築部分が完成へ

 
 Shonan BMW スタジアム平塚では昨年10月から、バックスタンド中央部分に観客席462席を増築する改修工事を行っており、この度、5月3日に開催されるJリーグ戦から利用を開始します。増築の結果、Shonan BMW スタジアム平塚の収容人員は、1万5732人となります。
 引き続き、観客席の下に設ける器具庫の工事などを進め、全体の完成は5月15日の予定です。
 

バックスタンド増築工事の概要

場所     Shonan BMW スタジアム平塚バックスタンド中央部(スコアボード棟前方部)
建築面積   236.29平方メートル
延べ面積   397.8平方メートル
       (観客席236.29平方メートル、器具庫161.51平方メートル)
工事期間   平成28年10月20日~平成29年5月15日(予定)
総工費    約1億3000万円
工事施工者  株式会社タック
工事内容   バックスタンドはこれまでスコアボード棟を中心に南北(6・7ゲート)に分かれた造りとなっていましたが、南北のバックスタンドをつなげる形で中央部にスタンドを増築します。観客席462席が増え、バックスタンド全体が行き来できるようになります。また、観客席下の1階部分は器具庫として、競技に使う備品などを保管します。
 

利用開始

 観客席は、5月3日(水・祝)のJ2リーグ湘南ベルマーレ対レノファ山口FC(午後4時キックオフ)から利用を開始します。
 
  • バックスタンド完成図