平塚市立土屋小学校授業中における児童轢死事件に係る平塚市立学校事故・事件等調査委員会の設置
平成29年7月20日
平塚市教育委員会
担当 教育総務課 中戸川
電話 0463-35-8113
平塚市立土屋小学校授業中における児童轢死事件に係る
平成26年10月17日(金)、図画工作科の授業中に土屋小学校正門前で発生した、当時小学6年生児童轢死事件の発生要因等を調査検証するため、平塚市立学校事故・事件等調査委員会(以下、「調査委員会」という)を設置する。
事件当時は、被害児童が正門の外側で、もう1人の児童が西門の外側でそれぞれ絵を描いていた。その際、他の児童を迎えに来た保護者の車両に被害児童が轢かれ死亡する事件が発生した。
平塚市教育委員会(以下、「市教委」という)は遺族からの指摘を受け、平成27年2月に事件検証・安全対策検討委員会(以下、「検討委員会」という)を市教委内部に設置した。今回設置する調査委員会では、検討委員会が作成した調査報告書をもとに事件の調査検証をする。
しかし、過去の事案についての報告義務はなかったが、神奈川県教育委員会は御遺族からの指摘を受け、事件発生から約2年6カ月が経過した平成29年4月、事件の概要を文部科学省に報告した。
横浜マリン法律事務所 影山秀人氏
車両事故・事件等に見識のある弁護士
井上浩法律事務所 石野百合子氏
文部科学省指針に見識のある学識経験者
横浜市教育委員会事務局北部学校教育事務所 学校支援員 児玉政徳氏
学校教育に見識のある学識経験者
国士舘大学文学部 准教授 堀井雅道氏
犯罪被害者支援に見識のある学識経験者
カウンセリングルーム「ぶどうの木」 臨床心理士 丸山茂人氏
学校および市教委の事件発生直後の初期対応についての検証
学校および市教委の事件発生後の御遺族対応についての検証
学校および市教委の事件発生後の安全対策についての検証
学校および市教委が今後執るべき対応についての提言
担当 教育総務課 中戸川
電話 0463-35-8113
平塚市立土屋小学校授業中における児童轢死事件に係る
平塚市立学校事故・事件等調査委員会の設置
平成26年10月17日(金)、図画工作科の授業中に土屋小学校正門前で発生した、当時小学6年生児童轢死事件の発生要因等を調査検証するため、平塚市立学校事故・事件等調査委員会(以下、「調査委員会」という)を設置する。
事件の経緯
担任は、6学年1組14人の児童に対し、本単元「わたしのお気に入りの場所」を実施するにあたり、校地内および校地外である正門前から坂下の幹道15号吉沢土屋線「土屋小学校入口」信号付近までを活動範囲とすることを指示した。このことから、本単元開始から、事件が発生する14時間目までの間に、合計4人の児童が校地外や西門の外側で活動をしていたが、その中に、被害児童も含まれていた。事件当時は、被害児童が正門の外側で、もう1人の児童が西門の外側でそれぞれ絵を描いていた。その際、他の児童を迎えに来た保護者の車両に被害児童が轢かれ死亡する事件が発生した。
平塚市教育委員会(以下、「市教委」という)は遺族からの指摘を受け、平成27年2月に事件検証・安全対策検討委員会(以下、「検討委員会」という)を市教委内部に設置した。今回設置する調査委員会では、検討委員会が作成した調査報告書をもとに事件の調査検証をする。
文部科学省への報告
事件発生時点において、学校における死亡事故について都道府県教育委員会から文部科学省への報告は義務とされていなかった。その後、平成28年3月に文部科学省から「学校事故対応に関する指針」が示され、都道府県教育委員会から文部科学省への報告が制度化された。しかし、過去の事案についての報告義務はなかったが、神奈川県教育委員会は御遺族からの指摘を受け、事件発生から約2年6カ月が経過した平成29年4月、事件の概要を文部科学省に報告した。
委員構成
学校事故・事件等に見識のある弁護士横浜マリン法律事務所 影山秀人氏
車両事故・事件等に見識のある弁護士
井上浩法律事務所 石野百合子氏
文部科学省指針に見識のある学識経験者
横浜市教育委員会事務局北部学校教育事務所 学校支援員 児玉政徳氏
学校教育に見識のある学識経験者
国士舘大学文学部 准教授 堀井雅道氏
犯罪被害者支援に見識のある学識経験者
カウンセリングルーム「ぶどうの木」 臨床心理士 丸山茂人氏
諮問事項
事件発生に至る要因分析についての検証学校および市教委の事件発生直後の初期対応についての検証
学校および市教委の事件発生後の御遺族対応についての検証
学校および市教委の事件発生後の安全対策についての検証
学校および市教委が今後執るべき対応についての提言