10月定例市長記者会見 リトアニア共和国のアスリートが平塚市内でトレーニングを行います

平成29年10月25日

リトアニア共和国のアスリートが平塚市内でトレーニングを
行います
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 10月29日(日)から11月8日(水)までの日程でリトアニア共和国ナショナルチームのアスリートを受け入れることになりましたので、概要をお知らせ申し上げます。
 3年後の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ実施に先駆け、同国ナショナルチームのアスリートが来日し、市内を中心とした施設でテストトレーニングを行います。
 事前キャンプに関する基本協定の締結から一年、今日までリトアニアから多くの訪問団をお迎えいたしましたが、ナショナルチームのアスリートをお迎えするのは初めてのことになります。
 来日する選手とその種目、利用施設等については、オリンピック・パラリンピック推進課長から補足説明いたします。
 なお、本日、本大会に向けた機運醸成のため全国を巡回しております「オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」が本市にやって来ています。1階多目的スペースに展示してありますので、ぜひご覧ください。
 
オリンピック・パラリンピック推進課長:
 日程は市長からも申し上げましたが、トレーニングにおいては平日に行うことを基本としています。期間中、土曜、日曜、祝日が入っていますが、この日程についてはトレーニングはオフになります。また種目ですが、チーム規模にありますとおり6種目、カヌー、ボート、ボクシング、柔道、陸上競技および近代五種でございます。なお、カヌーとボート競技につきましては諸事情により、資機材は使用せず、主にトレーニングジムを中心に平塚に来ると連絡を受けています。選手が21名、コーチマネージャーなどを含め、総勢27名によるテストキャンプになります。利用施設は確定ではございませんが、競技に関連する施設として平塚市および神奈川県、その他の施設もお借りする予定で調整を進めております。また、トレーニング内容についてもリトアニア側と具体的に調整を進めているところです。また柔道選手については、東海大学の練習に参加できるよう調整していますので、決まり次第アナウンスさせていただきます。最後に、交流事業として11月2日、予定では10時10分から土沢中学校にアスリート全員が訪問して、中学生との交流を深める予定で中学校と協議を進めています。具体的な内容は現時点では調整中です。参加者名簿の28番目に、ミンダウガス・ビリウスさんが入っています。こちらの方はリトアニアパラリンピック委員会の会長さんで、このテストキャンプとは別の行動になりますが、同じタイミングで訪問されますので、参考に名簿に載せさせていただきました。補足になりますが、戦績等でリトアニアはバスケットボール以外にもボート、カヌーは世界的に見てもレベルの高い競技種目になります。テストキャンプで予定しておりますボートの選手で、男子クォドプルは4人乗りのボート競技になりますが、こちらのメンバーが今年9月の世界選手権で優勝したメンバーがいますので、特にボート競技は世界トップクラスの選手が来日します。また柔道選手は男女一人ずつ来ますが、特に女子選手は、今年のユニバーシアードにおいて2階級でそれぞれ準優勝と3位に入っています。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: 市民も練習を見学できるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: リトアニアオリンピック委員会には、可能な範囲で一般公開してほしいと要望を伝え、概ね了承をいただいています。具体的な練習スケジュールは現在、調整中ですので、決まり次第お知らせいたします。ただ、雨天の場合やトレーニングの内容により、非公開も想定しています。
 
Q記者: 30日の市長表敬訪問は27人全員来るのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: その予定です。
 
Q記者: 土沢中学校が交流の会場になった理由は。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長:土沢中学校は総合学習の中で、地域活性化についてという探求学習を行っており、そのうちの1つのグループが土沢地域にリトアニアの方々を呼ぼうというテーマで学習に取り組んでいることが分かっていましたので、教育委員会と協議して土沢中学校で訪問を受け入れていくことになりました。
A市長: 土沢中学校の近くに神奈川大学があり、先日17日から19日までリトアニアを通して国家の成り立ちを考えるリトアニアデイズという取り組みが行われました。そのときにリトアニアから4、5人で来られて講演をしたりしていただきました。立地的にも神奈川大学に近く、土沢地区でお迎えができればという意味もあると思います。
 
Q記者: 土沢中ではどのような交流の内容になるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 生徒の部活などスポーツに関連するものや、探究学習をしているので、生徒からその発表や、世界トップレベルのアスリートが来るので、どのような形で触れ合うか検討をしています。日本の文化的なものや土沢地区に特化したことなど、地域性やスポーツだけにとらわれずに交流を考えていきたいと思います。
A市長:土沢中学校では、総合学習の中で班の生徒による英訳した土沢地区のパンフレットが作られており、そういうものを使った交流も聞いています。5月24日に市役所でリトアニア展を開催したのですが、生徒が来てくれて、リトアニア研究のきっかけが始まったのではないかと思っています。これの集大成ではないかと思います。
 

その他の質問

 
Q記者: 台風被害について市としてやっていくことは。
A市長: 月曜日に馬入のサッカー場、大浜(千石河岸)を視察しましたが、できる限りのことをするよう担当に指示をしました。ベルマーレが練習しているサッカー場についてはヘドロをかぶっているとのことでしたので、消防が出て水を流すという協力をしたと聞いています。ベルマーレについては、優勝を目指しているため練習場を確保するという意味を含めて早急に対応、環境整備をしなければと思います。
 
Q記者: 代替練習場は。
A市長: 前は近くのグラウンドを紹介したことはありますが、今回要請は受けていません。要請を受けましたら、工業会等を通してお願いしていくことになると思います。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 オリンピック・パラリンピック推進課 柴崎
電話 0463-20-8700
 
 

リトアニア共和国のアスリートが
平塚市内でトレーニングを行います

 
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、平塚市で事前キャンプを実施するリトアニア共和国。2020年の事前キャンプ実施に先駆け、同国のアスリートが平塚市を訪れ、市内の施設等でテストトレーニングを行うほか、土沢中学校(平塚市土屋2244 林 孝之校長)を訪れる等、平塚市との交流を深めます。
 

受入期間

 平成29年10月29日(日)~11月8日(水)
 

チーム規模

 6種目、総勢27名
(選手:21名、コーチ:4名、マネージャー:1名、オリンピック委員:1名)
  • カヌー    選手:6名(男性6名)               コーチ:1名
  • ボート    選手:8名(男性6名、女性2名)     コーチ:1名
  • ボクシング  選手:1名(男性1名)               コーチ:1名
  • 柔道     選手:2名(男性1名、女性1名)
  • 陸上競技   選手:2名(女性2名)
  • 近代五種   選手:2名(男性1名、女性1名)     コーチ:1名
 

利用施設(予定)

  • 平塚市総合公園
   (Shonan BMWスタジアム平塚、トッケイセキュリティ平塚総合体育館、温水プール)
  • 県立相模湖漕艇場
  • 宮ケ瀬湖カヌー場
  • 東海大学
  • 市内乗馬施設(※現在調整中)
 

取材可能予定

  • 10月30日(月) 市長表敬訪問(15時00分~ 第1応接室)
  • 11月2日(木) 土沢中学校(10時10分~)
  • 各施設における公開トレーニング(※現在調整中)
 

これまでの経過

  • 平成28年 1月26日  リトアニア共和国のホストタウンに登録決定
  • 平成28年10月28日  事前キャンプに関する協定を締結
  • 平成29年 4月25日  ひらつかリトアニア交流推進実行委員会発足
  • 平成29年 8月 7日  リトアニア共和国オリンピック委員会委員が視察のため来日
  • 平成29年 9月25日  市長がリトアニア共和国オリンピック委員会会長を表敬

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