平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画[第7期])を策定

平成30年3月28日

平塚市
担当 高齢福祉課 高齢福祉担当 岩本
   介護保険課 介護給付担当 宮代
   地域包括ケア推進課 介護予防担当 杉山
電話 0463-21-9622(高齢福祉課直通)
 

平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画[第7期])を策定

 
 平塚市では、このたび「平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画[第7期])」を策定し、高齢者福祉施策の総合的な推進と介護保険事業の円滑な運営を図るために、付属機関での協議やパブリックコメント手続きの実施を踏まえ、今後3年間で取り組むべき施策を取りまとめました。
 団塊の世代が後期高齢者となる平成37年(2025年)の状況に対応できるよう本計画に着実に取り組み、最重要施策である「地域包括ケアシステムの深化・推進」を図ることにより、基本理念である「長寿社会を楽しみ、安心していきいきと暮らせるまち」の実現を目指します。
 

計画の概要

基本理念  「長寿社会を楽しみ、安心していきいきと暮らせるまち」
 基本目標1  「健康で生きがいに満ちた暮らし」
 基本目標2  「住み慣れた地域で安心のある生活」
 基本目標3  「いのちと権利を見守る地域社会」
 基本目標4  「人に寄り添う介護サービス」
 
 基本理念および基本目標の実現のために、地域包括ケアシステムの深化・推進を最重要施策として位置付け、三つの重点施策を実施します。
 

最重要施策「地域包括ケアシステムの深化・推進」

 地域共生社会の実現を見据えつつ、高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止、制度の持続可能性の確保などに配慮し、サービスを必要とする方に必要なサービスを提供できるよう三つの重点施策を推進することで、最重要施策である地域包括ケアシステムの深化・推進を図ります。
 また、地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制の整備の第一歩として、UR都市機構により集約型団地再生事業が計画されている平塚高村団地を有する地区を「地域医療福祉拠点整備モデル地区」として位置付け、UR都市機構との協定を踏まえ、新たな地域拠点の形成および良好なコミュニティ形成等地域の活性化に取り組みます。
 

重点施策

  • 重点施策1「健康増進と介護予防の充実」
 健康で、元気にいきいきと住み慣れた地域で生活して健康長寿を進めていくために、生活習慣病の予防、加齢による機能低下の予防、そして認知機能の低下を防ぐための外出の促進について重点的に事業を実施します。
 
  • 重点施策2「認知症総合施策の推進」
 認知症を予防するとともに、認知症になっても地域で安心して暮らせる環境を整備するため、認知症状の理解と予防策の普及啓発、重度化予防のための早期診断・早期対応策の確立および認知症の人や家族に対する理解や見守りの促進を実施します。
 
  • 重点施策3「介護保険サービスの円滑な実施のための人材確保」
 今後も続く高齢者人口の増加とそれに伴う介護サービスの需要の増加に対応していくため、多様な人材の発掘、就労支援、定着支援を実施します。
 

計画の閲覧

  • 平塚市ウェブサイトへの掲載(3月28日)
  • 平塚市役所(市政情報コーナー、災害対策課)、公民館、図書館、市民活動センターへの配架(3月末から順次)