7月定例市長記者会見  囲碁サミット2019inひらつかを開催します

令和元年7月24日

囲碁サミット2019inひらつかを開催します
平塚市側の説明


落合克宏市長:
 それでは、お手元の資料「囲碁サミット2019inひらつかを開催します」をご覧ください。
 2008年に本市で第1回を開催した囲碁サミットですが、本年度第12回として再び本市で開催することとなりました。
 このサミットは、国内で囲碁文化振興を推進する自治体の連携強化と取り組みのさらなる盛り上がりを期することを目的としたもので、本市が第1回を開催して以降、囲碁事業に取り組む全国自治体において引き継がれてきたものです。
 今回のサミットの特徴は、「囲碁」と「こどもの未来」をコンセプトに、子どもも参加する意見交換会を実施します。実施にあたっては公益財団法人日本棋院にご協力いただき、今年中学生のプロ棋士としてデビューし、将来が大いに期待されている福岡航太朗()()()初段と上野梨紗初段をお招きすることとなりました。また、囲碁に取り組む同世代の子どもたちにも登場いただき囲碁に対する思いや夢、今後の展望等を語っていただくことで、囲碁人口のさらなる裾野を広げることにつなげていきたいと考えています。
 今回のサミットは、日本最大級の囲碁イベントである「第24回湘南ひらつか囲碁まつり」と同日開催といたしました。これにより、イベントの相乗効果を高め、「囲碁のまちひらつか」を全国に広くPRします。
 そのほか、詳細については、お手元の資料をご覧ください。
 説明は以上です。
 

質疑内容の要旨


Q記者:平塚市でやるのは2回目ということか。
A市長:2回目になります。第1回と今回の第12回です。
Q記者:いくつの自治体で持ち回りをしているのか。
A市長:その時によって違いますが、今は17団体になります。
Q記者:前回やった時と内容は変わっているのか。
A市長:第1回に囲碁で自治体の文化を広めようという取り組みの確認をし、それ以降も、各自治体で行っている囲碁事業や囲碁文化の振興を紹介など、そういったことをやってきました。今回は、囲碁のすそ野を広げていく、特に子どもたちの、未来をどういう風に囲碁と一緒に進んでいくのかという考え方を取り入れています。形としては、子どもと未来に特化した形になっています。
Q記者:参加自治体は。
A市長:現時点では、平塚市を含めまして12自治体が参加の予定です。欠席となる5自治体は共催という形で加わっていただいております。
A文化・交流課長:(内訳として、本市を含め)広島県尾道市、長野県大町市、宮崎県日向市、島根県益田市、山梨県北杜市、福岡県みやま市、香川県坂出市、佐賀県鹿島市、三重県熊野市、岡山県倉敷市、北海道岩見沢市が、現在意向をいただいている形で、正式の決定に動いているところです。
Q記者:「こどもの未来」がテーマですが、仲邑初段は来ないのですか。
A市長:来ていただきたいという気持ちもありますが、仲邑初段の今の活躍をうまく取り上げながら、機会があったら来ていただければという風には思っています。
A文化・交流課長:中学生のプロ棋士2名の方をお呼びします。また、平塚市から1名と、参加自治体の中から1名参加いただき、実際に子どもたちの思いですとか、目標をお話しいただきたいと思っています。
Q記者:平塚市から出席する人はどのような人なのか。
A文化・交流課長:日頃、平塚市の囲碁教室等で一生懸命やっている子どもたちの中から、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会に相談し、1名選ばせていただきたいと考えています。
Q記者:アマチュアで頑張っている子ということか。
A文化・交流課長:はい。
Q記者:囲碁のまちひらつかというと、第1回が平塚で行われているが、その当時、平塚で囲碁の下地があったのか。
A市長:もともと、木谷實九段が桃浜町に居を構え、戦前、戦後を通して(多くの)プロ棋士を輩出したという素地(そじ)があり、それが基になっています。
 

その他の質問


Q記者:6月に龍城ヶ丘の説明会があったと思うが、担当課から、どうだったと報告を受けているか。
A市長: 6月29日の昼間と夕刻に、多くの方から意見をいただいたと思っています。その中で、防災・減災対策への不安ですとか、手法に対する不安ですとか、それとは違ってこの事業に期待をしているといったご意見もありました。ですから、心配するご意見がいくつかあり、また、建設的に進めてほしい、進めたほうがよいのではないかといったご意見もあったという報告を受けています。
Q記者:心配した意見がいくつか出ているという程度の認識か。建設的に進めてほしいという意見が多かったという認識か。
A市長:やはりそういう会を催して、参加してご意見を出されるわけですから、事業を心配するご意見が多かったという認識でおります。
Q記者:市長としては、現状として市民から納得してもらえているという認識か。
A市長:まだまだ、納得をしていただいているという認識はありません。ですから、市民対話の機会を増やしながら、今進めているところでございます。
Q記者:今日も開催すると思うが、市民対話の機会を増やせれば、現状のままで、しっかりと納得してもらえると市長は考えているのか。
A市長:これまでもそうですけれども、丁寧にというか、100パーセント不安を払しょくすることはできないかもしれないけれども、特に安心・安全ですとか、そういったところの説明はしっかりと申し上げ、出てきたご意見を反映できるところは反映させることができるような仕組みを今考えておりますので、それによって、この事業が前に進んでいくことができると思っています。
Q記者:丁寧な説明を、市長自身がするという考えはあるか。
A市長:これまでも、市民の代表として出てきていただいている市議会の中でも、自治会の代表の方々にも、私ですとか副市長が説明をしてまいりました。この件については、担当部からその都度報告を受けて、協議をしながら進めているところです。担当部は、私が言っている市民との対話をちゃんと重視してやりましょうという考えを受けて、説明会などで事業内容を今詰めているところであります。この工程としては、現在事業内容を決めて明らかにしていく段階ですので、今後も担当部においてさまざまな対話を行いながら、前に進めていきたいというふうに思っています。ですから、対話の窓口というものは決して閉じているわけではありませんので、そういう認識でいていただければと思います。
Q記者:公募水準を決定するまでの間に、市長自身が、自治会長とかではなく、一般の人たちを前に説明する機会は今のところ考えていないということか。
A市長:公募があってある程度形が決まって、それに対するご意見を聞くという機会もありますので、そういうことも含めて、今の段階で、説明会で終わりではなく、現在少数で実施をするコミュニティーミーティングもしていますので、そういうものも通していろいろなご意見を聞いていけると思っています。私が出て行くと、お願いしますというそれで終わってしまうので、より丁寧な説明をするには、担当部のほうで、また副市長のほうでもしていただいているという状況です。
Q記者:市長は選挙の時に、平塚方式という言葉を使って市民との対話の話をしていたが、それは市長自身が市民と対話することと思っていたが、そういうことではなかったのか。
A市長:直接対話というか、市民の皆さんの意見をどういうふうに聞いていくかという、それを平塚方式と考えてきたわけです。もちろん、機会があって、例えば平塚方式のいろいろな取り組みの中で、PPP/PFI事業における市民対話マニュアルというものも作りましたので、そういうものを通して、市民のご意見やお話を吸い上げていくというものが平塚方式だと考えています。
Q記者:あくまで私の印象ですが、今のハレーションを考えると、市の担当からの話だけでは、反対している人は納得しないと思う。自治体のトップである市長は選挙で選ばれているわけですから、しっかりと市長が話をする機会があったほうがよいと思うが、もし、市長が今後自ら説明をする場があるとして、それはどのタイミングになるのか。
A市長:この計画は、地域の方たちのためでもあるし、大きく考えると平塚全体の魅力化のためでもあり、(手法として)Park-PFIのご理解が進んでいないというところがあるのかもしれませんが、手法も含めて、きちんと説明を申し上げる中で、平塚としてのまちづくり・公園づくりを進めようという意思表示でございます。それは、形として進んでいく中で、直接市民の皆さまにお話を申し上げる機会、私はいつどのようにやるかというのは、(現時点では)まだ言えない段階ですが、同じことを担当部で手順を踏んで、お示しはしているということはご理解をいただきたいと思います。
Q記者:市民との対話の機会は設けられているが、担当から市民の意見に対しての指針案の修正案を出しているが、説明会で住民から強く言われていた例えば駐車場や緑化率などは、ほとんど反映されておらず、唯一反映されているのは地盤の高さが6.5メートルから8メートルになったくらいである。結局聞かないのであれば、なんで説明会というか意見交換会というものをやったのか疑問があるが。
A市長:決して意見を聞かないというわけではなく、お話を伺うという機会は作っているところはご理解いただきたい。市民意見の募集も5月24日から7月2日まで行っています。市のウェブページで公開もしていますが、全体で246人のご意見のうち、慎重派の方が76人、整備範囲に関するご意見の方が37人、肯定的にやってほしいという方が120人いられるわけであります。このようなことも含めると、市民の皆さんは、もちろん要望として、こういうふうにしてほしい、こうあるべきだという意見をいただく方もいますし、もう一つは、議会の中でサイレントマジョリティーという話もありましたが、ぜひともやってもらいたいというご意見もこれだけあるというのは確かですので、決して慎重派の方たちの意見を無視するわけではなくて、いろいろな条件の中で考えてきて、反映できるものについてはしっかり反映をしていこうと、反映は今回の要求水準ですとか、指針の中ですでに盛り込まれているものについては、これは反映をしないということで表明をしております。
Q記者:肯定的な意見の120人というのは、大半は、龍城ヶ丘プールの跡地を何とかしてほしいという意見だと思う。それに関しては反対する人はほとんどいないのは事実だと思う。反対している方は、B・Cゾーンに関することを言われていると思うが、例えば、240人のうち、そういった部分の精査をしたりはしているのか。
A市長:これは担当のほうで、この(出された)意見についての検討や反映などしっかりと精査することにはなっています。
Q記者:今後のスケジュールは、今のところ変わりはないか。
A市長:コミュニティーミーティングですとかご意見をいただく場を設けて、それをいろいろな要求水準・指針の中に盛り込み、手続きを進めておりますので、前にお話をしました時期的なものは、変わりなくそれを目標に進めていきたいと思っています。
 

定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料


平塚市
担当 文化・交流課 文化振興担当 柴崎
電話 0463-32-2235
 

囲碁サミット2019inひらつかを開催します

 
 囲碁サミットは、国内で囲碁文化振興を推進する自治体の連携強化と取り組みのさらなる盛り上がりを期することを目的として、2008年に本市で第1回を開催しました。その後、各自治体に開催が引き継がれ、本年度第12回を再び本市で開催します。
 今回のサミットは、「囲碁」と「こどもの未来」をコンセプトに、パネリストに中学生プロ棋士の福岡航太朗さん・上野梨紗さんや子どもも参加した意見交換会を実施し、子どもたちへの囲碁の効用を共有することで囲碁人口のさらなる裾野を広げることにつなげていきます。
 また、日本最大級の囲碁イベントである「第24回湘南ひらつか囲碁まつり」と同日開催とすることで相乗効果を高め、「囲碁のまちひらつか」を全国に広くPRします。
 

囲碁サミット2019in ひらつか

主催

 平塚市 囲碁サミット2019inひらつか実行委員会

後援

 公益財団法人 日本棋院

日時

 令和元年10月13日(日)午後0時45分~7時15分

会場

 平塚駅北口中心商店街一帯 ラスカ平塚
 

(1)開会式(午後0時45分~1時30分 囲碁サミットと囲碁まつりによる合同開催)

会場

 紅谷パールロード商店街 舞台スペース

内容

 自治体参加者および棋士入場の後、開会式を行います

(2)意見交換会(午後3時15分~4時30分)

会場

 まちかど広場(※雨天時は、ひらつか市民活動センター)

テーマ

 語ろう!「囲碁」と「こどもの未来」

出席者

コーディネーター

 長島梢恵 二段

講評

 公益財団法人日本棋院理事長 小林覚 九段

パネリスト(予定)

 福岡航太朗 初段
 上野梨紗 初段
 子ども(平塚市他1名 計2名)
 平塚市長 落合 克宏
 参加自治体代表者

(3)懇親会(午後5時30分~7時15分 囲碁サミットと囲碁まつりによる合同開催)

会場

 ラスカ平塚 6階ラスカホール(事前申込・定員制)

内容

 サミット参加自治体による囲碁サミット宣言や抽選会等のアトラクションが行われるほか、囲碁サミットや囲碁まつりに参加した棋士が多数参加します
 

第24回湘南ひらつか囲碁まつり

主催

 平塚市 公益財団法人平塚市まちづくり財団 湘南ひらつか囲碁まつり実行委員会

日時

 令和元年10月13日(日)午前11時00分~午後4時30分

会場

 平塚駅北口中心商店街一帯

内容

 1000面打ち大会や七路盤大会(事前申込・定員制)等多彩な催し物を開催します

問い合わせ

 公益財団法人平塚市まちづくり財団 文化事業課(電話 0463-32-2237)