全国初 平塚市とNPO法人フードバンクひらつかが協働で食品ロス対策WEBシステムを開発

令和2年12月17日

平塚市
担当 環境政策課資源循環担当 杉山
電話 0463-21-9762
 

全国初 平塚市とNPO法人フードバンクひらつかが
協働で食品ロス対策WEBシステムを開発

 
 この度、平塚市とNPO法人フードバンクひらつか(以下「フードバンクひらつか」という。)が市民提案型協働事業として、食品ロス対策WEBシステムを開発しました。
 これまで廃棄されていた賞味期限切れ前の食品を有効活用するために、食品を廃棄処理している「食品関連事業者」と、食の支援を必要とするひとり親世帯等に未使用食品を提供する「フードバンクひらつか」の双方にとって、継続的にメリットが感じられるシステムとなっています。
 自治体とフードバンクが協働で開発した事例は全国初となります。
 

事業主体

 NPO法人フードバンクひらつか
 (平塚市山下12-1 リゾート高麗101 代表 大関 めぐみ)
 

事業の特徴

 WEBシステムを用いることで、食品関連事業者は未使用食品を有効に活用することで廃棄物処理コストを削減できるだけでなく、税制上の全額損金算入に必要な書類を自動的に入手することが可能になります。
 フードバンクひらつかは、ボランティアらによる在庫・出荷管理が容易になるとともに、食品関連事業者から提供量に応じたWEBシステムの使用料を得ることで、事業を安定かつ継続的に運営するための活動資金とします。
 

システム開発の予算

 総額2,797,100円(税込)
 

事業の展開

 2020年12月 WEBシステムの試行運用開始
 2021年1月中旬以降 食品関連事業者向けに稼働開始
 

市民提案型協働事業

 市民活動団体が自ら持つ問題意識などから見つけた地域課題や、行政提示した課題(テーマ)について、行政との協働により解決を図るものです。市民活動団体から事業企画を公募し、行政との意見交換を経て審査会で選考された事業を実施するもの。