「これからの平塚市図書館運営のあり方」を策定

令和3年4月28日

平塚市教育委員会
担当 中央図書館 小林
電話 0463-31-0429
 

「これからの平塚市図書館運営のあり方」を策定

        
 平塚市教育委員会では、中央図書館、地区図書館および移動図書館がどうあるべきかについての方向性をまとめた、「これからの平塚市図書館運営のあり方」を策定しました。実施期間は、令和3年度から令和12年度までの10年間です。
 
 

基本理念

 誰もがいきいきと学べ、自慢できる「お役立ち図書館」 

目指す方向

1 多様な利用者をカバーする図書館サービス網の構築

 図書館は、地域の実情に応じた読書環境を整備する重要な役割があります。限られた財政状況の中で費用対効果からの検証を含め、代替手段の十分な検討も行い、多様な利用者をカバーする図書館サービス網の構築をします。

2 時代のニーズに合わせた図書館への転換

 誰もが気軽に訪れ、居心地よく過ごすことができる図書館を基本としながら、利用者や地域のコミュニティーを醸成するための取組を行います。新型コロナウイルス感染症の影響により、新たな図書館の利用方法として、非来館型サービスの提供を検討・導入します。

3 豊かな学びを支援する図書館

 図書館職員が「市民の学びを助けるコンシェルジュ(案内人)」のような存在になるためには、図書館職員の資質・能力の向上が不可欠です。市民ニーズや地域の課題を把握し、資料と市民を適切に結びつけるための工夫や技術を高めていきます。

特徴

  • 重点目標(中長期)に《地域の読書環境を整備し、移動図書館サービスを廃止する》、《大規模な施設整備の推進》、《図書館職員の育成》等を位置付けました。
  • 重点取組(短期)に「予約資料受取・返却場所の増設」「アウトリーチサービスの充実」「電子図書館・ICTの活用」や「市民協働の図書館づくり」など、9つの取組を位置付けました。

閲覧方法

 令和3年2月8日から令和3年3月9日に実施したパブリックコメント手続きの結果とともに、令和3年4月30日(金曜日)から市ウェブサイトで閲覧できる他、平塚市役所(市政情報コーナー)、駅前市民窓口センター、市民活動センター、各公民館、各図書館、青少年会館でも準備が完了次第、順次閲覧することができます。