9月定例市長記者会見 市制施行90周年記念ロゴマークが決定

令和3年9月24日

市制施行90周年記念ロゴマークが決定
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 「市制施行90周年記念ロゴマークが決定」について、説明します。
 平塚市は、令和4年4月1日に市制施行90周年を迎えます。そこで、この節目の年を市民の皆様と一緒に祝い、盛り上げていくために募集していた、ロゴマークが決定しました。
 これは、本市職員の考えた『市制施行90周年記念キャッチフレーズ』、『人と自然がふれあうまち つなぐ未来へ ひらつか90』からイメージできるデザインとして、市内在住、在勤、在学の方を対象に募集をしていたもので、8歳から81歳までの幅広い年齢の57名の方から、96点の応募をいただきました。
 最初に庁内の1次審査で96点から3点を選び、2次審査では、市内小学校6年生が審査を行い、学校単位で投票をしていただいた結果、得票数が最も多かった、日景(ひかげ)ますみさんの作品に決定しました。
 市内在住の日景さんですが、残念ながら本日この場にはお越しできませんでしたが、コメントをいただいておりますので、ご紹介させていただきます。別紙をご覧ください。
 「市制施行90周年記念ロゴマークに採用いただき、驚きましたが、とても嬉しく、家族と喜んでいます。四季折々姿を変える田園風景が大好きで、幼い頃から過ごしてきた平塚の豊かな自然はとても誇れる大切なものだと感じています。ロゴマークには、平塚の美しい自然や、そこに暮らす人々の笑顔を未来へとずっとつないでいきたい、そんな思いを込めました。コロナが落ち着いたら、娘も連れてお買い物も出来たらいいな。そんな風に、自然豊かなだけでなく、暮らしの利便性もあり、楽しめる平塚市が大好きです。」
 日景ますみさん、おめでとうございます。
 その他、現時点で決定している記念事業についてご説明します。
 まず1点目、『インクルーシブ遊具の設置』です。
 こちらは、障がい児と健常児が一緒に遊び、自然に関わり合える環境づくりを行い、「多様な個性が輝く 共生のまち ひらつか」の実現を目指し、平塚市総合公園に設置をするものです。
 次に2点目、『フレーム切手の作成』です。
 これは、「これまでの平塚、これからのヒラツカ」をテーマに、これからも残していきたい平塚の風景、建物、行事の写真を募集し、日本郵便株式会社と連携して作成するもので、既に9月1日から募集を開始しています。
 私からの説明は以上です。

質疑内容の要旨

Q記者:来年度が90周年ということだが、どういった形で盛り上げていきたいと考えているのか。
A市長:実際に大きなイベント等の実施が決定しているというものはまだありませんけれども、今の感染状況からいろいろと判断しながら、まずは例えばこれまでやってきた既存の事業に対して冠を付けたりですね、90周年を意識した開催、そういうものをしていきたいなと思っています。しかしながら、式典自体は考えておりません。行わないつもりでやっています。

Q記者:ロゴマークを見た時の感想は。
A市長:親子が向き合って、まさにこれから将来に向けて平塚が発展していくその中でも、ここに表現されている市の花なでしこですとか、海、山、これは湘南平・高麗山だと思いますけれども、あと川、こういうものが全て表現されておりますので、私としては大変平塚市を表す、そして温かみのあるデザインだなというふうに思っています。

Q記者:インクルーシブ遊具の設置について、90周年とどのような関連があるのか。
A行政総務課長:90周年の事業につきまして、昨年度職員提案の募集を行いました。その中から提案を受けて採用された事業になっておりまして、100周年に向けてというところもございますので、こういった共生社会を実現するための一つの事業としても実施していくというものになっております。

Q記者:ロゴマークの活用はいつから。
A行政総務課長:ここで決まりましたので、これから庁内の封筒にも印刷してPRしていくと共に、いろいろなイベントにも使っていく予定です。今日ホームページには公表させていただきますが、実際に封筒とかに印刷されていくのは、今年度中には実施していきます。

Q記者:メインで使うのは来年度になるのか。
A市長:来年の4月1日へ向けて使うということだと思います。

Q記者:インクルーシブ遊具の設置はいつ頃になるのか。
A総務部長:令和4年度中の竣工を予定しております。

Q記者:2次審査に参加した小学校6年生というのは、市内全校か。
A行政総務課長:全校です。

Q記者:庁内職員13名というのはどういう方なのか。
A行政総務課長:行政総務課の職員になります。

その他の質問

Q記者:地元選出の河野太郎さんが自民党の総裁選に出馬されるが、それについて期待感などは。
A市長:河野太郎さんは平塚市民でありますので、この平塚から河野太郎さんが自民党の総裁になるということは、イコール日本の内閣総理大臣に選ばれるということでありますので、私としては、まずは大変光栄だなというふうに思います。それからうれしいなというか、こういう立ち位置になられたということは、本当に素晴らしいことだし、何とかして頑張ってほしいなというのが率直な思いです。

Q記者:地元の首長として、一国民として、どのような政策に期待を持っているか。
A市長:自分でもおっしゃっていますけれども、今までも私も付き合いが長いですけれども、やっぱり物事をはっきり言って、実行力があり、何とかする突破力があり、行動力があり、こういうところが一番の彼の魅力だと思います。こういうコロナの中で大変厳しい時代だし状況だけれども、こういう時こそ太郎さんの力を発揮してもらえることができるのかな。そういう意味では、期待というか、何とか頑張ってほしいなというのが強い思いですね。

Q記者:付き合いが長いということだが、どれくらいの付き合いなのか。
A市長:例えば、実はお父さんの河野洋平先生と私の親が付き合いがずっと長かったので、その頃から知っております。私としては、例えば私事で恐縮なんですけれども、私の父親が市長選に出る時あたりがちょうど太郎さんが衆議院議員に出られる時で、かぶっているような時でした。その頃は、太郎さんも(私の)父親を応援してもらったり、その頃から政治的な付き合いはずっとありました。私の印象としてはやっぱり、はっきりと物事を言う人でしたので、これは大したもんだなという思いがありました。こういう人が、ゆくゆくは日本を支えていく人になるのかなという期待はありました。あと付き合いとしては、私も市議会議員をやりましたので議員の時には、(衆議院議員選挙の際、)太郎さんは党の顔としていろいろなところへ選挙で動くので、例えば選挙の選挙カーにも私ずっと乗ったりしましたし、駅前の街頭でも応援をしたりですね。そういう意味では、議員として、それから日本を作っていきたい、だからなんとしても衆議院選挙に勝ってもらいたい、そういう応援はずっとしてきましたので。そういうつながりではもう30年以上の付き合いはあります。

Q記者:いつが初対面か覚えていますか。
A市長:初対面は、先ほど話したように洋平さんと私の父親の関係もありましたので、(太郎さんが)日本端子に勤め始めた頃じゃないですかね。こっちに帰ってきて。その頃、きっと仕事をしながら次の衆議院選挙に向けていろいろな活動をされ始めたので、最初に正式に会ったのはその頃だと思います。

Q記者:市長の父親の選挙でも、青年会議所として太郎さんが応援されていたと思うが。
A市長:そうです。私も一緒に集会というかそういうところに行って、太郎さんが応援してもらえるようなそういう場面にも一緒に立ち会わせてもらっています。印象的だったのでは、当時その頃日本全体というか、大きな政府が必要か小さな政府が必要かみたいなそういう話が話題に挙がることが多かったのですけれども、それは結構言っていましたね。だから、この人はもちろん行政の効率化も含めて、これからは小さい政府でしっかりと行政サービスというか政策を展開していくべきだという。だからその頃から行革だとかそういう強い思いは持っていたんじゃないかと思いますね。その時の物言いというか、はっきり言いますから。逆に言うと私は太郎さんより5歳くらい上なんですけれども、私の年齢から見て、太郎さんはやっぱりしっかりしてるな、考え方をしっかり持っているなっていう思いが強かったですね。

Q記者:市長は普段は太郎さんと呼ばれるのか。
A市長:普段は太郎さんって呼んでいますね。

Q記者:平塚市のまちのどんな良いところが首相になるかもしれない人間を育てたと思うか。
A市長:この平塚はとっても気候が良くて、人がいいんですね温かい心で。太郎さんが今回表明をした時、人とのつながりの中で温かい社会を作っていくというのが、それはここの土地に素地があるのかなと思うんですね。逆に言うと、ここから出た政治家というのは、のんびりして人がいいから、大きく偉くなれないみたいな、そんな風潮みたいなのがあったんですね。でも今度はもしかしたら、この地を、平塚から出てもらって(その風潮を)突き破ってもらって、日本の総理大臣になってもらえたらうれしいですね。とても期待しています。

Q記者:一方で河野さんがはっきり言いすぎて敵もいそうな感じがするが、その辺に心配はないか。また、もし河野さんが総理大臣になったらベテランの方々が上にいるが、そういった心配はないか。
A市長:物事をはっきり、自分の意見を持ってしゃべる人間ですから、これは一面では素晴らしいと思うんですけれども、人を介して人がどういうふうに動くのかなというのが、そこまではなかなかちょっともしかしたら。でも私は国を動かす人であれば、思い切って意見を言って、国民を導く、日本を導く、これはとっても大切な素地ではないか、持たなきゃいけないものではないか。そういう点では、私は河野太郎という人間は、日本を視野に入れて世界を見据えて、日本を引っ張っていくには、本当に適した人間ではないかなと、私の感想では思っています。ちょっと心配なところはありますけれども、こういう時代だからこそ、こういう時だからこそ、彼の前へ進む思い・力が日本にとって必要ではないかなと思います。

Q記者:太郎さんは「異端児」というようなことを言われているが、市長にとっては「異端児」に見えるか。
A市長:その時々の物の言い、動き方によって判断されますけれど、世の中効率的に動かさなくてはいけないし、困っている人は困っているんだと、そういう人のためにしっかり動かなくてはいけないんだというのが根底にあると思いますので、私から見て「異端児」というのはどうかなと思いますね。表現が強いなとは思いますが、それが異端児ではないのではないかなと思います。

Q記者:太郎さんの人柄が分かるような市長が覚えているエピソードはあるか。
A市長:例えば、当時「大きな政府、小さな政府」という時も、国民・市民はこういうものを望んでいるから、その政策を(主張)していく中では先見の明があったと思います。将来的には年金だとかいろいろな問題を当時から考えていたのかもしれません。そういう中で物事をはっきり言ったというのは、私は一番大きく印象に残っていますね。あまり個人的なことは父親のほうの応援をいただきましたので、その辺のことは事細かくは覚えておりませんけども、協力していただいたことは有り難かったかなと思います。

Q記者:地元の代議士と地元の市長ということで、いろいろと政策的なところでも関与があると思うが、特に今回新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当大臣ということでいろんなところでプッシュがあったと思うが。
A市長:体制が整った中でワクチン供給が遅れてしまったり、そういうところは自治体の長からすると「なんで?」と思ったと思いますが、私は太郎さんのぐいぐい進めていく思いと対応があったからこそ高齢者接種率、おかげさまで平塚市も90%は接種できましたし、アメリカの接種率を逆転したという話もありました。平塚市に関しては具体的にアドバイスもいただきました。12歳以上の方に一斉に接種券を送付しようと最初は思っていましたが、そうではなく、段階的に送ったほうが(スムーズに)対応できるよというアドバイスをいただきました。もう一つは平塚市はワクチン接種を医師会等医院を中心として大きく進めていこうという中で、なかなかワクチン接種が進まないという中で民間事業者を活用した集団接種、ベルマーレの(接種への)応援、商工会議所の職域接種、東海大学(での集団接種)など何らかの形で河野大臣のご意見を反映してできているところがありますので、これは有り難かったかなと思っています。

Q記者:アドバイスというのは直接市長の携帯に届いたのか。
A市長:携帯にいただいたこともありますし、私が会えない時は市長室長が聞いてきたり、そういうことはさせていただきました。

Q記者:河野太郎さんと言えば、ベルマーレを応援していたり、記者会見時には平塚市のロゴマークが入ったマスクを付けていたりと非常に地元愛が強い方だと思うが、仮に総裁になった時に平塚市として期待する面はなにか。
A市長:平塚出身で総理大臣になってもらうということが一番の平塚のイメージアップと言いますか、この地で育って、温かい人と人とのつながりが深い、そういうところで育った人が総理大臣になってもらうということは、平塚がそういう人を育てることができたという光栄なところが発信できるのではないかと思っています。最近ではクリーンエネルギーの関係の話が出た時に、平塚市が今取り組んでいる波力発電をPRしてもらったりしてますので、私としては平塚は世界的に地球環境規模的に全国的に展開している施策がありますので、そういうものがよりクローズアップしてもらえれば、平塚の魅力を大きく発信できると思っています。

Q記者:龍城ケ丘の関係だが、市独自の塩害調査をやると思うが、そのスケジューリングはどうなっているのか。
A市長:その必要性を認めて、どの程度時間を要するかという要素も含めて今検討しております。いつ、こういう形で塩・風の調査をするというのははっきりとは申し上げられないが、今検討して、早々に実施をしなければいけないなと思っています。

Q記者:そのあとに住民説明会を行って、市長が最後に住民へ説明するのはいつごろになるのか。そして、市長が出席することに変わりないのか。
A市長:私が最終的に案を最終的にこう進めますと説明する時には出席して、住民の皆さまに説明をする、この方向性は変わっていません。その前に塩や風の調査をして、それももって最終的な工事計画をお示ししなければいけないなと思っています。その辺のスケジューリングについては今、検討して進めているところです。

Q記者:再度確認だが、今年の12月に着工予定だと思うが、それは本当にできるのか。
A市長:目標としては、当初のとおり12月に着工を目指しています。その間に塩・風の調査を実施できて、市民の皆さんにご説明ができたらなということで考えています。

Q記者:その予定が変わらないのであれば、住民説明会をこのような強引なスケジュールでやっていいのか。
A市長:繰り返しになりますが、調査も含めてしっかりと市民の皆さまに説明できる状況を早々に作って説明申し上げたいと思っています。

Q記者:県からの占用許可は出ているのか。
A市長:まだです。

Q記者:12月着工なのにまだ占用許可が下りていないというのは、そういうものなのか。
A市長:相談はずっとしてきていますので、その状況によって下りたらすぐに着工できるという可能性もありますので、これは粛々と進めていきたいと思っています。

Q記者:県側からは、現状と同じ飛砂防備機能を備えていることを、占用の許可を出す条件として示されていると思うが、そこらへんは見通しは出ているのか。
A石黒副市長:飛砂については、すでに調査は終わっています。県から直接、具体的に言われているのは、砂の調査についての指導です。それ以外については、いろいろとお話をいただいています。この辺も全部整理しながら住民説明会に間に合うように準備を進めていきたいと思っています。

Q記者:飛砂の調査結果はすでに公表されているのか。
A石黒副市長:まだこれからです。

Q記者:実際に飛砂の機能としてはどうだったのか。
A石黒副市長:今、そこのところは精査している最中です。
 
定例市長記者会見における質疑内容を広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 行政総務課 行政管理・統計担当 岩田
電話 0463-21-9754

市制施行90周年記念ロゴマークが決定

 
 平塚市は、令和4年(2022年)4月1日に市制施行90周年を迎えます。そこで、90周年の節目を祝い、盛り上げるために募集した「市制施行90周年記念ロゴマーク」が、市内在住の日景ますみさんの作品に決定しました。
  決定したロゴマークは、市制施行90周年記念事業のPRで活用していきます。
 

ロゴマーク

市制施行90周年記念ロゴマーク

デザインのコンセプト

 幼き日駆け回っていた野山、今は2歳の娘と散歩する日々です。人々の笑顔を中心に、ぽっこり可愛い高麗山や市花ナデシコ、草花香る金目や花水の河原、湘南の美しい海をモチーフに。母として未来へ繋ぎたい風景です。
 

決定までの流れ

募集期間(令和3年4月19日から6月6日)

  • 市内在住、在勤、在学者を対象に募集。
  • 8歳から81歳までの幅広い年齢の方、57人から96点の応募。

1次審査

  • 6月8日から6月10日で実施。
  • 庁内職員(13人)による審査で、3作品を選定。

2次審査

  • 6月21日から7月20日で実施。
  • 市内小学校6年生(約2,000人)が審査し、学校単位による投票で、1作品を決定。

主な制作基準

 市制施行90周年記念キャッチフレーズからイメージできるデザイン
 
キャッチフレーズ  人と自然がふれあうまち つなぐ未来へ ひらつか90
キャッチフレーズに
込められている思い
 平塚には海、山、川があり、その豊かな自然を未来へつないでいく
 
 キャッチフレーズは、「これまでの平塚市の魅力を再確認・再発見するとともに、未来に向けたさらなる発展と市への愛着心の醸成」を観点に、令和2年度の職員提案で募集し決定しました。
 

現時点で決定しているその他の記念事業

インクルーシブ遊具の設置

 障がい児と健常児が一緒に遊び自然に関わり合える環境づくりを行い、「多様な個性が輝く 共生のまち ひらつか」の実現を目指し、インクルーシブ遊具を設置します。

設置場所:平塚市総合公園 平塚のはらっぱ

フレーム切手の作成

 「これまでの平塚、これからのヒラツカ」をテーマに、平塚の魅力、これからも残していきたい平塚の風景・建物・行事の写真を募集し、日本郵便株式会社と連携してフレーム切手を作成します。

募集期間:9月1日から10月31日まで
 
※「フレーム切手」は日本郵便株式会社の登録商標です。