12月定例市長記者会見 第70回湘南ひらつか七夕まつり「湘南ひらつか織り姫」を募集

令和3年12月22日

第70回湘南ひらつか七夕まつり「湘南ひらつか織り姫」を募集
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 湘南ひらつか七夕まつりを盛り上げ、平塚市の魅力を全国に伝える「第70回湘南ひらつか織り姫」の募集について、ご説明します。
 「湘南ひらつか織り姫」は、全国に知られる「湘南ひらつか七夕まつり」をはじめ、1年間さまざまな観光行事や公的行事、キャンペーンなどに参加していただき、平塚市のイメージアップに務めていただきます。
 新型コロナウイルス感染症の影響で七夕まつりが2年連続で中止になったことに伴い、織り姫の選出は3年ぶりとなります。
 また、令和4年度の湘南ひらつか七夕まつりは第70回開催で市制施行90周年記念事業となります。この節目の年となる七夕まつりを盛り上げ、平塚市を明るく大いにアピールしていただくことを期待しています。
 前回の募集では、神奈川県に在住、在勤、在学している女性を対象としていましたが、今回の募集からは、平塚市に興味があり、七夕まつりが好きな女性を対象としております。また、初の試みとして七夕公式ホームページからオンラインで募集を受け付けいたします。エントリーの段階では、氏名、住所などの必要事項とエントリーのきっかけを入力するだけですので、ぜひ応募いただければと思います。
 七夕まつりや平塚が大好きな方にご参加いただき、今まで以上に、多くの方にご参加いただけることを楽しみにしております。
 なお、募集人数は3人で、エントリー期間は、令和4年1月5日(水曜日)から開始し、1月31日(月曜日)までを予定しております。
 そのほか、詳細については、お手元の資料をご覧ください。
 本日は、第69回湘南ひらつか織り姫の平井美紅(ひらいみく)さんにお越しいただいておりますので、湘南ひらつか織り姫を経験した感想を含め、今回の織り姫募集のPRをお願いしたいと思います。
 それでは平井様、よろしくお願いします。
 
第69回湘南ひらつか織り姫 平井美紅さん:
 第69回湘南ひらつか織り姫の平井美紅と申します。私からは、織り姫になった経緯と経験についてお話しさせていただきます。
 私がセレクションを受けた年は、平成から令和に変わる年でした。何か新しいことにチャレンジする年にしたいと考えており、湘南ひらつか織り姫募集を見つけて、織り姫として平塚市を盛り上げていけたらと思い応募いたしました。
 湘南ひらつか七夕まつりでデビューした後は、平塚市の花火大会や平塚八幡宮の節分祭などさまざまな市内の行事に携わらせていただきました。また、県内だけでなく県外にも伺い、友好都市である岩手県花巻市の「わんこそば全日本大会」や、埼玉県所沢市の「所沢市民フェスティバル」のステージで平塚市のPR活動を行いました。
 織り姫に選ばれたことで、織り姫にならなければできなかったことをいろいろ経験させていただきました。多くの方々の支えもあり、安心して楽しく活動することができています。織り姫になってから、平塚市のことがさらに好きになりました。
 たくさんの貴重な経験ができますので、ぜひ、多くの方にご応募いただければと思います。
 私からの説明は以上です。
 
落合克宏市長:
 平井さん、ありがとうございました。
 私からの説明は以上です。

質疑内容の要旨

Q記者:今後、コロナがどうなるか分からない状況でPRの仕方も変わってくると思うが、今後のPRについてどうやるのか。
A市長:七夕まつりの開催につきましては、11月29日に実行委員会を開催いたしまして、その協議の結果、日程について決めさせていただいています。令和4年7月8日から10日までの3日間となっています。今の質問のようにコロナ等の影響はまだまだあると思いますが、開催の有無、具体的な開催につきましては、来年の3月末ごろをめどに実行委員会を開きます。この中で最終的な判断をしていきたいと思っています。基本的にこの状況が続けば、安心安全対策をしっかりと施した上で、今度は第70回になります。それから市制施行90周年と、こういう節目の大会としては、基本は安心安全な大会を目指して具体的に何ができるかということも対応しながら準備を進めてまいりたいと思っています。

Q記者:観光PRでSNSを活用とあるが、例えばYouTubeやツイッターで配信とか、どのようにするのか。
A産業振興部長:今年の七夕の時も、YouTube等を活用した発信などもしております。今後さまざまな媒体を使った中で、平塚市の良さを発信していかなくてはいけないので、いわゆる七夕まつりだけでなくて観光全体についてもYouTubeやツイッターといったSNSを活用した観光PR、平塚市の魅力をPRしていくことが非常に大事であると思っています。

Q記者:70回の開催にあたって安心安全対策ということを市長は言ったが、今具体的に検討している安心安全対策はあるのか。
A市長:具体的な方策は、実行委員会の各部会がありますので、そういったところで検討していただこうと。ただやはりたくさんの露店が出たり、その中での人の集まり、接触そういうものが多くあるお祭りですので、そのようなところをどういう形で安全対策をやっていくのか、その辺が肝になると思います。具体のことはまだ決まっていません。

Q記者:織り姫の募集について、前回までは神奈川県在住の方だったのを範囲を広げたと解釈すればよいと思うが、どのような考えがあって変更したのか。
A市長:今までは神奈川県、それから平塚七夕に興味があって関心がある女性の方ということでありましたが、2年織り姫の選出をやっておりませんので、今回の70回での魅力化とか、そういうことも図りたいということで、たくさんの方に応募いただきたいということが枠を広げた大きな趣旨であります。

Q記者:前回の応募数はどのくらいあったのか。
A産業振興部長:応募が29名、コンテスト参加者が23名です。令和元年の第69回の時です。

Q記者:だんだん応募が減ってきている状況があるのか。
A産業振興部長:織り姫の名称になったのが平成16年ですけれども、一番多かったのが平成22年の第60回で110名の応募でした。それからだんだんと減少しているような形になっております。

Q記者:節目の年だと思うが、これまでの織り姫とは違う活動などは考えているのか。
A商業観光課長:まだ具体的には決めていないんですけれども、SNSなどを活用してより多くできたらというところまでで、具体的なところはこれから相談してということになります。
A市長:市が開催するイベント、友好都市をはじめ行き来するイベントなどがコロナの関係で少なくなったり中止になったりしているので、今後そういうところにどういうふうな形で織り姫に関わってもらうのか、そういうところも含めて今検討をしております。一つの手法としてはSNSなどを活用してPRをしていただきながら、織り姫たちもそうですし平塚の七夕全体をそういうふうにPRしていくかというのが、今後の目指すべきものだなと思っています。

Q記者:七夕まつりが中止になっているこの2年の間に世の中もだいぶ変わってきている。例えば、性的少数者に対する理解が広がっているとかジェンダー平等について関心が高まっているところでいうと、女性のみを対象とした観光大使的なものは時代にそぐわないと感じているが、どう考えているのか。
A市長:今ご指摘があったように、コロナだけではなくて世の中のいろいろな動きの中で、男女の共同参画ですとか、例えばSDGsの考え方等々、性別を女性以外にも対象としなければいけないのではないかということも検討させていただきました。前回まで69回を重ねてきた伝統のある大会でもあるということや、織り姫という名称が各関係の人たちに認知をされていて、市民の皆さまにも根付いているということも含めて、引き続きこの節目の時は織り姫という形で。決して他のところのミスコンテストのような、そういう位置づけではありませんので、働き方というか、織り姫の役割や活動も含めて、織り姫というのは女性という立場だけを強調するものではありませんので、大きく七夕まつりの中で織り姫とひこ星、本当はひこ星もそうなんでしょうけれども、引き続き70回の大会、90年の節目については織り姫でやらしていただこうと。検討はしたんですけれども、根付いているということも大きな理由の中でそのまま進めさせていただきたいということでこういうふうに決めました。

Q記者:今後は違ったやり方もあり得るということか。
A産業振興部長:社会状況もいろいろあると思いますので、そこは市長のお考えももちろんそうですし、実行委員会の方々のお考えも当然あると思いますので、また市民のお声も聞きながら新たな織り姫の在り方っていうのは年々模索していかなくてはいけないなと思っています。

Q記者:七夕まつりをやるかやらないかという状況の中で、織り姫を先行して決めるということになった理由はあるのか。
A産業振興部長:来年は市制施行90周年の年にもあたりますので、その90周年に伴ってさまざまな事業もあると思います。そういうような事業の時にも織り姫の方に活躍していただく機会もあるのではないかと考えております。七夕まつりだけではなくて、平塚市の魅力を発信する役割としての織り姫ということを考えればそうなるのかなと思っております。

Q記者:これまでも七夕まつり以外での活動をあったと思うが、これからはより一層七夕まつりだけに限らず、市の情報を発信していくような形を目指していくということか。
A産業振興部長:それだけではなくて、例えば平塚市の魅力をSNSなどで発信していただくことなどもやっていただければありがたいかなと思っています。

Q記者:SNSで発信というのは、平塚市の公式アカウントがあるのか。それとも各個人のものか。
A商業観光課長:湘南ひらつか七夕まつり公式ホームページの中で、織り姫のツイッターがありまして、それを中心に今までやっておりました。それと併せてYouTubeですとか、他のSNSもできればと考えております。

Q記者:織り姫の活動を生かして今後やっていこうと考えていることはあるか。
A平井さん:人前に出て話すことは元々苦手だったのですが、人前で話す機会がたくさんありました。今私は手話を習っているので、湘南ひらつか七夕まつりの七夕ステージでは手話通訳の方が付いていらっしゃるので、何十年先になるか分かりませんが、手話通訳としても関われたらなと思っております。

Q記者:2年間七夕まつりが開催されていないが、改めて七夕まつりの魅力は何か。
A平井さん:元々は戦災復興のために始まったお祭りで、去年はなかなか活動ができなかったのですが、青年会議所の方が七夕おどり千人パレードのYouTube動画を作っていただいて、皆さんで一致団結して踊ることができました。YouTubeの再生回数も1万2000回ほど再生されており、みんなが大好きなお祭りだなと感じております。来年にもつなげていけたらと思っております。

その他の質問

Q記者:元職員の民事訴訟の関係だが、裁判所から和解勧告が出ていたと思うが、市の対応について、検討しているのか。
A市長:裁判所から和解勧試を受けました。和解をするためには、市議会の議決が必要となるので、われわれだけで決めることができませんので、そういうことも含めて。ただこの和解勧試の中で、ある程度本市の主張が、一定程度認められた内容なのではないかと思っていますので、年明けにはそういうことも踏まえて動きをしていかなければいけないなという状況です。

Q記者:つまり受け入れるという方向で進んでいるのか。
A市長:受け入れるか受け入れないかについては、議案の提出時期などについてもありますので、これは慎重に検討しなくてはいけないなと思っています。今この時点で、受け入れる受け入れないというのは申し上げられませんが、内容的な詳細につきましてもお互いがあることですので、控えさせていただきますが、動きとしては、裁判所から和解をするべきではないかという勧試がありましたので、しっかりと重く受け止めて対応をしていかなくてはいけないなという状況です。

Q記者:一定程度の主張が認められたから、前向きに検討されているということか。
A市長:その勧試について、慎重に受け止めて進めていくというように私からは言わせていただきます。

Q記者:これまで市としては、元職員に対して満額の賠償と市民への説明を求めるという姿勢を一貫して貫いてきたので、和解勧告を受け入れるのであれば、そことの折り合いはどうつけるのか。
A市長:本来であれば、(和解勧試を受けた)最初のころは和解には応じられないのではないかと私は話しておりました。被告が、本市が賠償請求をしておりますので満額を賠償していただき、そして自らの言葉で市民に対して説明をしてもらいたいと申し上げています。皆さんも取材をしていると思いますが、皆さんに対してもそうだし、市民に対してもどうしてこういうことをしたのか、そういう思いについては変わってはいませんが、裁判所から和解をしたらどうだろうかとありましたので、そういう意味においては、それを検討しながら最終的には元職員においても、市民の皆さんに説明責任を果たしていただきたい。その姿勢はわれわれはもっております。

Q記者:満額の賠償はいいが、説明だけはしてほしいということか。
A市長:本来であれば、220万円ぐらいの。元職員が行ったことで市民に対して迷惑がかかることでかかった、行政がかけたお金ですので、これはしっかりと賠償してもらいたいという思いは強くあります。

Q記者:賠償というよりも、どちらかというと説明責任を果たしてほしいというほうのウエートが重いのか。
A市長:同じくらいですね。やっぱり市民に迷惑をかけて、現実問題としてそれだけ公費として税金をかけているわけですから。それだけのことを彼はしてしまったということを、やっぱりちゃんと市民に対して説明をしてもらわなきゃいけないなというのが、強い思いがあります。ですから、もちろん税金で対応した賠償についても同じように重いものだと思っておりますし、プラス市民に対する説明というのが。まあ何回かは記者さんたちのほうにお話もされていると思いますけれども、具体的というか本当のところというのかは説明をしてもらってないじゃないかと思うんですね。ですからそれはやっぱり、今は市議会議員というお立場ですけれども、議員でもあるし人としても、どうしてこういうことをしてこういう結果になったのかというのを、やっぱり説明はしっかりとしていただきたいという思いはやっぱり強くあります。

Q記者:あれだけ市のウェブサイト等で説明責任を求める情報発信をしておいて和解するというのは一般的には後退しているように見えるが、市の主張はある程度くみ取ってもらえているのか。
A市長:裁判所とのやり取り、相手とのやり取りの中で、やっぱり刑事事件につきましてはそういう形に今なりましたけれども、今民事の中で平塚市それから市民に対して大変なる迷惑をかけたということは明白でありますので、その辺についての説明はしっかりとしてもらいたいなというのが思いでありますし。これがやっぱり裁判所の勧試というのは、いろいろな状況を勘案した中で裁判官が双方の言い分を聞いてもらいながらの勧試ということでありますので、これはやっぱり重く受け止めざるを得ないというか、そういう思いであります。

Q記者:市民に対して迷惑をかけたことは明白だと市長が言われるということは、今の段階で相手側は迷惑をかけたと認めているということか。
A市長:最初のころからのお話から内容が二転三転されておりますけれども、われわれは事実を積み重ねて訴えを起こしましたので、そういう内容的なものはしっかりと持っておりますので、それをもってやはり元職員が市民、市に対して迷惑をかけたということはこれは言えると思うんですね。

Q記者:しっかりと説明責任をしてほしいと言われたが、元職員は市議会議員という公の人間であるが、無理やり連れてきて説明しろということはできないし、これまでの経緯からすると私たちも望みは薄いと思っているが、何か説明をしてもらえる方向にいけそうなことがあると捉えているのか。
A市長:まずは市民全体に向かって、どうしてこういうことをしたのか、それでそういうことも含めて、発信をしてもらわなくてはいけないので、われわれとしても今回どういう形になるのかは分かりませんけれども、裁判所から和解の勧試がありましたので、そういうことも含めて、このことに対して明らかにしてもらうという、それはぜひともやっていただきたいというというのは呼びかけていくしかないのかな、市議会議員の社会的責任も含めてやっていただきたいというふうに訴えていくしかないのかなと思いました。
 
定例市長記者会見における質疑内容を広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 商業観光課 観光担当 植原
電話 0463-35-8107

第70回湘南ひらつか七夕まつり「湘南ひらつか織り姫」を募集
~記念開催となる七夕まつりを盛り上げ、平塚の魅力を全国にアピール~

  湘南ひらつか七夕まつりを盛り上げ、平塚の魅力を全国に伝える「湘南ひらつか織り姫」を募集します。
 「湘南ひらつか織り姫」には、全国に知られる「湘南ひらつか七夕まつり」をはじめ、1年間を通してさまざまな観光行事や公的行事、キャンペーンなどに参加し、平塚市のイメージアップに務めてもらいます。
 新型コロナウイルス感染症の影響で七夕まつりが2年連続で中止になったことから、織り姫の選出は3年ぶりになります。
 また、令和4年度の湘南ひらつか七夕まつりは第70回目の開催で、市制施行90周年記念事業の1つとなります。
 

募集人数

 3人
 

募集期間

 令和4年1月5日(水曜日)から令和4年1月31日(月曜日)まで
 

応募資格

  • 平塚市に興味があり、七夕まつりが好きな女性。
  • 観光イベントやSNS等で観光PRができる方。
  • 年齢18歳以上の方。(令和4年4月1日現在)ただし、以前織り姫に選出された方を除く。
  • 選出された場合、勤務先や学校、家族等の了承が得られる方。
  • タレント事務所等と専属契約をしておらず、セレクションの日現在、他市町村のキャンペーンレディ等に選出されていない方。(織り姫に選ばれた方は任期中、他市町村のキャンペーンレディ等に応募することはできません。)
 

応募方法

 七夕公式ホームページから、エントリーフォームに必要事項を入力してください。
 エントリー通過者には、後日1次審査申請フォームをメールにて送信します。

エントリー方法

 七夕公式ホームページ上のエントリーフォームに次の必要事項を入力する。
  • 氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス
  • エントリーのきっかけ
 

審査方法

エントリー(書類審査)

 エントリーされた内容を審査します。

1次審査(書類審査)

 エントリー通過者に対して、審査員による書類審査を行い、1次審査通過者を決定します。

2次審査(対面面接)※非公開

 1次審査通過者を対象に対面面接を実施する。面接内容は、審査員による質疑応答とする。

 日時  令和4年3月19日(土曜日)
 会場  平塚市役所(平塚市浅間町9-1)
 

表彰式

日時

 令和4年3月19日(土曜日) 午後3時 開始予定

会場

 平塚市役所(平塚市浅間町9-1)
              

主催

 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会
 

問い合わせ先

 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局(平塚市役所商業観光課)
 電話0463-35-8107
 
 湘南ひらつか七夕まつり公式ウェブサイト