平塚市国土強靱化地域計画を策定しました

令和4年3月8日

平塚市
担当 災害対策課 政策担当   小林 
   企画政策課 計画推進担当 秋山 
電話 0463-21-9734(災害対策課)
   0463-21-8760(企画政策課)
 

平塚市国土強靱化地域計画を策定しました

 
 大規模自然災害が起きても機能不全に陥らず、市民の生命・財産を守れるよう、本市における国土強靱化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための指針となる計画として、平塚市国土強靱化地域計画の策定作業を進めてまいりました。
 この度、計画(素案)に対して、パブリックコメント手続きや防災関係機関等へ意見照会を実施し、いただいた意見を踏まえ、令和4年度を始期とする平塚市国土強靱化地域計画を策定しました。
 

国土強靱化とは

 国土強靱化とは、災害の発生の度に甚大な被害を受け、その都度、長期間をかけて復旧・復興を図るといった事後対策の繰り返しを避け、いかなる災害等が発生しようとも最悪な事態に陥ることが避けられるような「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な社会を平時から構築することです。近年、気候変動の影響により激甚化・頻発化する風水害や、大規模地震に備えるため、自助・共助・公助の視点をもって、ハード・ソフトの両面から対策を講じていく必要があります。 
 

計画の主な内容について

計画の基本目標

 本市の強靱化を推進するにあたり、国の国土強靱化基本計画に掲げる基本目標を踏まえつつ、本市の4つの基本目標および基本目標を達成するために必要な8つの事前に備えるべき目標を定めています。
 

脆弱性評価と起きてはならない最悪の事態

 基本目標や事前に備えるべき目標の達成を妨げる事態について、本市の地理的条件、社会・経済的条件、災害特性等を踏まえて33の「起きてはならない最悪の事態(リスクシナリオ)」を想定し、これに対して設定した54の施策の対応力について、分析・評価(脆弱性評価)を実施しています。
 

強靭化の推進方針

 脆弱性評価の結果に基づき、起きてはならない最悪の事態(リスクシナリオ)に対して設定した54の施策ごとに推進方針を定めるとともに、これに基づく主な取組を位置づけています。
主な施策
 建物等の耐震化・安全化、市災害対策本部体制の整備・強化、地域防災力の向上、総合的な浸水対策の推進 など
 

閲覧方法

 策定した平塚市国土強靱化地域計画は、本市ウェブサイトで閲覧できるほか、今後、市役所、各公民館、各図書館等で閲覧できるようにいたします。