8月定例市長記者会見 湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業の見直しプランの図案等の公表

令和4年8月24日

湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業の見直しプランの図案等の公表
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 それでは、湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業について、報告します。お手元の資料をご覧ください。
  まず、見直しプランの図案の決定についてです。
 湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業は、より一層安心安全な公園とするために、平塚SeasidePark共同事業体と協議を行い、施設配置を一部見直す必要があるとし、実施協定締結期限を令和6年3月29日に変更しました。
 このたび事業者から提出された見直しプランについて、平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会において審議したところ、見直しプランで事業を継続していくことは妥当であるとの御意見をいただいたことから、事業者から提出された見直しプランを市として事業継続に向けたプランとして決定しました。
 公表する資料についてです。
 資料は4つあります。
 まず1つ目、見直しプランの図案です。
 資料1をご覧ください。
 見直しプランは、当初プランのコンセプトを継承しつつ、駐車場を東駐車場1カ所に集約するなど、5月27日に公表した、施設配置の見直しの方向性を踏まえ、見直しを行いました。
 まず、当初プランの計画の考え方と同様に、袖ケ浜交差点をメインエントランスとし、海・夕日方向へと導く主動線「ビーチライフプロムナード」を設け、そのプロムナード沿いに公園施設を連続して配置しました。
一方で、駐車場の集約に伴い、事業性の観点からカフェ棟を廃止しマルシェ棟を東駐車場側に移設しました。また、樹林保全の観点からBBQレストランやイベントプレイスを西へ移動し、この移動と駐車場の集約によって生み出されたスペースに、飛砂防備等の観点から新規植栽を設け、各広場を配置するなど、施設配置を見直しました。
 これらの見直しによって、さらなる交通の安全性の確保や既存樹林の保全、飛砂防備機能等の対策の強化が図られ、より魅力的な公園が実現できると考えています。
 次に今後の日程です。
 資料2をご覧ください。
 まずは市民対話を行い、関係機関協議や設計等を進めます。その後、契約手続きを経て、令和6年4月頃に着手し、令和7年春頃にオープンする予定です。
 3つ目として飛砂防備についてです。
 資料3をご覧ください。
 本公園整備における飛砂防備機能の確保を視野にいれ、飛砂の実態把握を目的に調査を行いました。
 令和3年1月から令和4年の3月まで調査し、飛砂の観測結果と見直しプランへの反映の方向性をまとめましたので公表するものです。
 4つ目、塩と風の調査結果です。
 資料4をご覧ください。
 本公園整備による影響を把握することを目的に調査を行いました。
 令和4年2月から5月まで調査し、塩と風の傾向をまとめ、見直しプランにおいての対応の方向性を整理しましたので公表するものです。
 なお、塩と風の調査は公園整備後も同様の計測を行うこととしています。
 引き続き、海・景観・自然・食を誰もが楽しめる海辺の総合公園として整備していきます。私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

Q記者:このプランで定まったのか。これでいけそうなのか。
A市長:いろいろご意見をいただきながら、前回お示ししました通り、交通安全対策等が難しいという中で、今回の変更となりました。これをもって、もともと考えていたコンセプトも継承されましたし、内容的には安心安全に魅力を発信できるような形にすることができましたので、これを基にしっかりと進めていくことができる、その土台に立てたのかなと思います。

Q記者:警察との協議もクリアできているのか。
A市長:協議についてはこれからですが、警察等からのいろいろなご意見も含めて、そういうものを反映したものを事業者と考えたという形です。

Q記者:今回でどう変わったのか。
A都市整備部長:まず、お手元の資料の当初のプランと見直しプランを見比べて説明します。まず一番大きく変わったのは、当初プランは駐車場が東側と西側2カ所ありましたが、今回は東側1カ所に集約しています。これは交通管理者や道路管理者から危険であるとの意見をいただいたので、市では西側部分の交通への安全性を考えて東側1カ所に集約しました。そういった集約に伴って、施設配置の一部見直しを行いました。
 基本的に変えていないのは、袖ヶ浜交差点、東側の駐車場の入り口ですが、そこから斜め左方向に園路がありますが、これは当初プランと変えていません。公園利用者が歩く主導線になりますので、そこは変えていません。その部分にさまざまな施設配置を施す基本コンセプトは変えていません。
 東側からいきますと、エントランス棟が駐車場側にあります。これが少し西側に移動しています。エントランス棟の左にマルシェ棟というのがあります。マルシェ棟は当初は歩道橋の近くにありましたが、これを駐車場の近く、エントランス棟の横にマルシェ棟を移動しました。次にバーベキューレストランというのがございます。当初は建物ではない形で考えていましたが、今回はしっかりと建物にしています。当初プランではカフェ棟というのがありましたが、事業性のことからカフェ棟を廃止しています。ですからカフェ棟の機能をバーベキューレストランに集約しています。それに伴って、広場のイベントプレイスであるとかスポーツフィールドの配置の見直しを図っています。
 こういったことから、既存樹林なども多くなっていますし、当初西側にあった駐車場に新規植栽を増やして今後の風や塩の対応に機能を発揮するために植栽を増やしているというのが大きな変更点となります。

Q記者:樹木について、以前のプランに比べてどのくらい残すのか。市民との対話はどうなっているのか。
A都市整備部長:既存樹林(の保全)については、市民の声もありましたし、市長からも既存樹林を可能な限り残すよう指示がありましたので、それを踏まえて見直ししています。具体的に既存樹木がどのくらい残っているのかについては、この図面のプールがあった方をAエリア、その東側をBエリアと言っていますが、Bエリアがもともとの既存樹林が当初プランでは約38%残すということにしていました。今回の見直しプランでは約47%となっています。プラス9%上がっているということです。Aエリア・Bエリア全体としては、当初プランでは約37%、見直しプランでは53%に増えています。約16%増えています。これに加えて新規植栽も増やしています。面積は当初プランで既存樹林を保全するということで考えておりましたのがABエリア全体で約4580平方m残すという計画でありました。見直しプランでは、残す既存面積が6660平方mです。

Q記者:調査の結果もどう反映しているのかも説明してほしい。
Aみどり公園・水辺課課長:次に資料3、飛砂防備についてご説明します。この観測の目的は飛砂防備の確保を視野にいれまして、飛砂の実態を把握するために行ったものです。観測時期は令和3年1月から令和4年3月まで実施しています。観測の内容ですが、二つの方法で行いました。一つ目が高さ別飛砂量の観察、植生区と裸地区、植生区はプール跡地の南側、そこが地被植物が現在生えております。裸地区は地被植物が生えていないところです。高さ別に2地点で計測しています。地面から10cm、30cm、50cm、80cm、120cm、150cm、180cm、7カ所に高さを分けて飛砂を採取しています。併せて風向と風速を計測しています。二つ目の方法はプール跡地と東側の樹林地の2断面で砂の観測をしています。プール跡地西側と、東側の樹林の中の断面で飛砂の計測をしています。これは公園の南側から5ⅿ、10ⅿ、12.5ⅿ、15ⅿ、20ⅿ、40ⅿと北側に採取機を置きましてどこまで砂が飛んでいるかでの計測となります。調査結果ですが、1年間の主な風向きですが、北寄りの風が多いことが分かりましたが、風速5ⅿ以上では、風向きは大半が南西から南南西の風ということが分かりました。事業地周辺の飛砂の多くは南寄りの風によって移動しているというのがこの調査で分かりました。裸地区は、植生区と比べて飛砂量が5倍ほど飛んでいますので、海浜植物、地被植物によって飛砂がだいぶ守られているということが調査の結果分かりました。植生区・裸地区とも高さ別で砂の飛び方の調査をしておりますので、約95%の飛砂が地表から80cm以下で発生しているということが分かりました。ほとんどの飛砂が低いところで飛んでいるというのが調査の結果です。次に海岸林が捕捉する飛砂の計測です。プール跡地Aエリア、事業地南側10ⅿ付近で地表面を移動する飛砂が多く確認されていて、国道134号北側に向けて減少していくという結果が出ています。Bエリアの樹林地になります。こちらの樹林地では、樹林の南端からおおむね10ⅿの範囲で樹木が砂を捕捉しているということが調査の結果分かりました。反映の方法としまして、公園南側に樹高1ⅿ以上の植栽帯を形成することと、連続する高木植栽地を形成することをします。特にプール東側B地区では、南側に幅10ⅿの既存樹林を保全することによって飛砂の防備に向けていくということでプランへの反映をしています。
 続いて塩・風の調査です。資料4をご覧ください。調査方法として、期間が令和4年2月から5月までとなっております。中段に調査場所として載せていますが、全13カ所で調査しております。調査方法はドライガーゼ法(箱の中にあるガーゼを塩・風に暴露させて塩化物イオンの濃度を測るというもの)で実施しています。調査結果ですが、13カ所のうち、7番の横浜ゴム湘南セミナーハウス屋上、1番の花水小学校屋上、10番の平塚須賀住宅屋上、これらの地点が塩化物イオンの濃度が高くなっていました。まとめとしまして、塩化物の数値の高い場所は風が強く吹いている傾向であり、塩と風が関係あるということが分かりました。また、建物の真裏にある場所では塩・風の遮蔽(しゃへい)効果が期待できますが、少し建物から離れますと塩化物の濃度は高くなりまして、上空を塩が飛び越えてくるということが分かっています。見直しプランにおける対応としまして、塩と風は関連性がありますので、この公園整備においても風の流れを大きく変えないことの対策ということで、事業地南側の最前線の樹木、海側の樹林を保全して、風の流れに大きな変更を生じないようプランに反映しております。なお、この塩と風の調査におきましては公園の整備が終わった後でも影響があるかどうかを確認するために行う予定です。

Q記者:新規植栽も含めた割合はどうなっているのか。
A都市整備部長:新規も含めた樹林の占める割合等ですが、まず当初のプランでは、新規と既存樹林を残した合計、これが約36%でした。面積としては約8500平方mでした。今回の見直しプランででは、約43%で面積は約10200平方mとなっております。なお、この面積は芝生は除いております。あくまでも樹木についてです。

Q記者:先ほどの市民との対話はどうなっているのか。
Aみどり公園・水辺課課長:市民との対話ですが、こちらのプランを公表させていただきまして、意見交換の場としまして9月にコミュニティーミーティング(少人数でのグループによる対話)を開催する予定です。

Q記者:飛砂防備の調査結果について、この結果に対する評価と対策の因果関係について説明してほしい。
Aみどり公園・水辺課課長:大半が地表から80cm以下の低いところで飛砂が飛んでいるということで説明させていただきました。それに対するプランへの反映方法ですが、地被植物、砂地の植生が砂を飛びあげることの防止に役立っている、公園南側の砂浜の部分で海浜植物をしっかり保全することで、砂の巻き上げを起こらないように対策をすることを考えています。

Q記者:この資料の公園南側の紫色の点線部分には今、海浜植物が生えているのか。
Aみどり公園・水辺課課長:今も生えています。場所によっては薄い部分もあります。

Q記者:それをどうするのか。
Aみどり公園・水辺課課長:今ある海浜植物は、保全をしていく、海浜植物が少ないところは、そこに生えるような取り組みをしていきたいと考えています。あと、既存樹林の保全ですが、(資料の)赤い点線で囲っておりますところが既存の樹林を残すところとなります。既存樹林が幅10ⅿで砂を捕捉しているというデータがあるので、南側の樹林は幅10ⅿを残し保全していく。プール跡地について、こちらはもともと樹林がありませんので、新規植栽(資料では黄色の点線)をすることと、バンクいわゆる段差を設けるので、それらで飛砂が北側に行くのを避けていくという計画になっています。それ以外に国道134号沿いにもともと樹林がある部分を残すということと、現在樹林がないプール跡地などに新規樹林を植栽して飛砂の防備につなげていくことを考えています。

Q記者:B地区の場所については先ほど、幅が10メートルある樹林帯を残せば、飛砂を防げるというようなことだが、A地区は10メートル幅はないが、復活させるという考え方にはならなかったのか。細切れに樹林があるように見えるが、ここについてはある程度の飛砂はしょうがないという考え方なのか。
Aみどり公園・水辺課課長:A地区には(プール跡地で、現在はほとんど)樹林がございません。A地区に赤い点線が残されているこちらにつきましては、幅10メートルはありませんけれども、樹林がありますのでそれを残すことと、西側に新規植栽をしていきます。さらにA地区につきましては、プロムナードとして(土手のように)一段高くしているので、その段差で砂を飛ばないように対応していくという計画です。

Q記者:樹林帯はもともと既存が1.1ヘクタールあったものが、見直し計画で0.4ヘクタールの38%に減ったが、今回の計画で4580平方メートル残すということでよかったか。
Aみどり公園・水辺課課長:既存の樹林は12470平方メートル、約1.2ヘクタールです。

Q記者:A地区か、B地区か。
Aみどり公園・水辺課課長:公園全体(A地区とB地区)です。公園全体を見直したプランで残す既存樹林は6660平方メートルとします。既存樹林の保全率は53%となります。

Q記者:当初プランでは何平方メートルで何%だったのか。
A都市整備部長:公園全体で残す樹林が4580平方メートル、保全率は37%です。この見直しによりまして約53%になります。

Q記者:今の数字に新規植栽は入っていないのか。
A都市整備部長:入れると約10200平方メートルになります。

Q記者:駐車場は東西2カ所の120台から1カ所になったことで何台になるのか。
A都市整備部長:全体で85台になります。

Q記者:新規植栽と建物の配置の変更で、塩・風や砂などの対策は全て賄えるのか。
A都市整備部長:見直しプランによって飛砂や塩・風の対応は図っていきたいと考えております。

Q記者:住民が心配している砂や塩・風の対策は大丈夫だということか。
A都市整備部長:既存樹林(の保全)や新規植栽による塩・風(の対策)においては風の吹く部分がかなり重要になりますので、そういったものを変えないようにすることでわれわれとしてはこの見直しプランが良いと考えています。

Q記者:現状よりも悪くならないということで良いか。
Aみどり公園・水辺課課長:現状と大きな変更はありません。

Q記者:先ほどミーティングのほかにこの結果をホームページにあげると言っていたがどのようなものか。
Aみどり公園・水辺課課長:今日お示ししたこちらの見直し計画の図案、調査の結果は、予定ですと本日(ホームページに)あげる予定です。市民対話につきましては、時期等を整理し、今のところいつ載せるという予定はございません。

Q記者:プール跡地の植栽について確認したい。
A都市整備部長:資料3の裏面に、赤の点線が既存樹林を保全するエリアで、黄色が新規でこのようになっております。

Q記者:プール跡地にも道路沿いに植栽するということか。
A都市整備部長:そうです。

Q記者:駐車場の台数が減り、バーベキュー施設も無くなったが、施設の魅力が減ってしまう印象を受けるが、どのように考えているか。
A市長:選定委員会を開いた際にもその話が出たという報告は受けています。台数が減ったことによってこの公園の魅力が落ちないように、その対策を一緒に考えていく必要があるという指摘もいただいたので、これを真摯(しんし)に受け止めて、今後どうするかしっかりと検討をしていきたいと思っております。

Q記者:レストランを一つにして、それをどのように運営していくといったことは、具体的にはさらに先の話になるということか。
A市長:はい。

Q記者:調査結果を公表して、市民からの意見を募ったあとで見直し案が出てくると思っていた。協議をするという話だが、協議というのは誰とするものなのか。
A市長:基本はコンセプトを基準に考えておりますので、その時も、塩や風、砂について一緒に考えながら作ってきてもらったものでありますので、それを基本に考えております。今お話がありましたように、今回こういう結果が出ましたけれども、前の基本的な考え方とあわせると、こういう形で対応すれば防げると、それをこの中に盛り込んだものでありますので、この件につきましては、しっかりとご意見をいただいた住民の方に説明をして、今の内容をしっかりと伝えて、皆さんが指摘をされたものについてはこのように対応をさせていただきますという説明になると思います。
Aみどり公園・水辺課課長:協議につきましては、関係機関との協議になりますので、交通管理者の県警や、道路管理者の神奈川県、また、海岸区域になりますので海岸管理者である神奈川県と協議をしていくということになります。

Q記者:市民との対話を9月に行うとおっしゃっているが、それを踏まえてプランに反映させるというのは無いということか。
A市長:基本は今回お示しした、これはどういう形で皆さんのご意見を聞いてそれを反映というか形に表したものかという説明を申し上げる、その中でこの点については不安だという話が出るかもしれませんが、それについてどのように今後考えていくのかというその辺のお話も必要かと思います。

Q記者:その辺の話というのは。話を聞いてどうするのか。
A市長:どういう形で反映ができるのかというのは私からは申し上げることができませんけれども、姿勢としてはそういう形になります。
Aみどり公園・水辺課課長:あくまでも市民対話ですので、協議ではございません。協議は管理者と公園整備が適しているかを諮るものです。市民対話ですが、市民からのご意見は聞いております。令和2年度は特にコミュニティミーティングなどしまして、御意見は聞いてきた上で、今回さらに見直したうえで、反映できるご意見は見直しプランには取り入れております。

Q記者:反映できる意見をどう取り入れたか。
Aみどり公園・水辺課課長:一つの例としては、さらに樹林を残してほしいというご意見もありましたので、それらをプランには取り込んでございます。今後はこの見直しプランを市民の方に公表して、それで今後意見交換をしていく予定でございます。

Q記者:プランに反映されない意見交換というのは無意味ではないのか。意見交換は何のために行われているのか。
Aみどり公園・水辺課長:まったく何も反映しないでこのプランを確定したものだということではございません。これから関係機関との協議や対話の中で、何か反映ができるもの、取り入れることができるものなどがあれば、あくまでもこれは現段階での図案ですので、今後変更はあるものと考えております。あくまでもこの図面は確定版ではございません。

Q記者:調査結果と素案は今日市民の皆さまにお示しするが、これからやるのはあくまでも関係機関との協議であり、そういう意味での素案と言っていたと思うが、そうではなく、今後も市民の話も聞いていきたいということか。
A都市整備部長:お渡ししている資料2に今後の工程というのは示させていただいて、9月に市民対話を行わせていただくというものです。今申し上げた通り、その意見を聞いてどこまで反映できるかは検討していかなければならない部分ですけれども、そういうところを踏まえて、10月以降、関係機関と協議をして、関係機関と協議をする中で詳細の決定に入っていきますので、その中で行っていくということです。

Q記者:市民の意見を募ってプランに反映させていきたいということか。
A都市整備部長:意見の内容にもよりますので、市と事業者側で考えたのは、今回この見直しプランですので、今までも当初プランを示した後にいろいろ市民の方からご意見をいただいておりますので、われわれとすればご意見をいただいていると、ただ今回新たな見直しプランを示したので、それは当然こういった資料の説明をしながら、ご意見を伺うということです。

Q記者:先ほどおっしゃっていた、基本的に塩、風、砂などの対応は守られるということだが、市長も同じで良いか。
A市長:報告を受けて、先ほどのお話でこういうものに対してはこういう傾向が出たので、こういう対応をしますということを、この中にも上げさせていただきましたので、これによって市民の皆さまの地域の安全性については保たれると理解をしております。

Q記者:もし想定外の悪影響があった場合は、また対応するということか。
A市長:例えば、いろんな条件が変わってくることがありますので確定はできないですけれども、もう少し木が必要だということがあれば、そういったときには、あそこに住まれている方たちへの影響についてはしっかりと対応していきたいと思います。

Q記者:駐車場の台数について、見直しで85台で35台減ったということだが、収容台数については妥当な数だということの認識か。
A都市整備部長:われわれは、85台になりましたけれども、施設配置の見直しを行いました。そういった中で計算をした中で85台という数字を出したので、今回の見直しの図案の中では85台で計算上はもつということで考えております。

Q記者:平塚市側から最低何台は確保してほしいという要望は出したのか。
A都市整備部長:計算を積み上げた中で、85台というのが出てきたということです。

Q記者:当初は120台ということで、おそらく利用者の想定をした上で120台だった。台数が減ったことで道路上に滞留台数が増える。袖ヶ浜の交差点から三方向から駐車場に入ると思うが、そこで滞留する車が増える懸念が出ないのか。
A都市整備部長:駐車場が減って、足りないのでないかということは今後、関係機関との協議をしていきますので、そういった中で問題をクリアしたいですし、われわれとしても今後、例えば駐車場が足りないというのが、どこか134号で走っている人がわかるような何かしらの表示など、そういったものは検討していかなければならないかと思います。

Q記者:駐車場が満車か空車かということか。
A都市整備部長:どういったものになるかは具体的に検討しておりませんけども、そういったことも知らせながら対応していきたいと思います。

Q記者:環境面、安全面の話があったが、現状と大きく変更することはないということか。
A市長:数値的なものも積み重ねてできたわけですから、これは信じるというか、調査の結果も出ましたので、これをしっかりと基本に考えて、その対応をしていくということで市民の皆さまの安全対策に資することができるという判断をしております。


 

その他の質問

 質問はありませんでした。
 
定例市長記者会見における質疑内容を広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 みどり公園・水辺課 公園整備担当 木原
電話 0463-21-9852

湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業の
見直しプランの図案等の公表

見直しプランの図案の決定

 湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業は、より一層安心安全な公園とするために、平塚SeasidePark共同事業体と協議を行い、施設配置を一部見直す必要があるとし、実施協定締結期限を令和6年3月29日に変更しました。
 このたび、事業者から提出された見直しプランについて、平塚市公募対象公園施設設置等予定者選定委員会において審議したところ、見直しプランで事業を継続していくことは妥当であるとの御意見を受けたことから、市として事業継続に向けたプランとして決定しました。
 

公表する資料

 次の資料を公表します。
(1)見直しプランの図案
 当初プランの計画の考え方と同様に、袖ケ浜交差点をメインエントランスとし、海・夕日方向へと導く主動線「ビーチライフプロムナード」を設け、そのプロムナード沿いに公園施設を連続して配置しました。
 一方で、駐車場を東駐車場1カ所に集約し、事業性の観点からカフェ棟の廃止やマルシェ棟を東駐車場側に移設しました。また、樹林保全の観点からBBQレストランやイベントプレイスを西へ移動し、この移動と駐車場の集約によって生み出されたスペース、飛砂防備等の観点から新規植栽を設け、各広場を再配置するなど、施設配置を見直しました。
(2)今後の工程について
(3)飛砂防備について
(4)塩と風の調査結果
 
 引き続き、海・景観・自然・食を誰もが楽しめる海辺の総合公園として整備していきます。
 

資料1湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備 見直しプランの図案及び計画概要(PDF形式:1,840KB)
資料2湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備・管理運営事業 今後の工程について(PDF形式: 7KB)
資料3平塚市湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備における飛砂防備について(PDF形式: 543KB)
資料4湘南海岸公園龍城ケ丘ゾーン整備に係る塩と風の調査結果(PDF形式: 290KB)

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