後期高齢者医療の窓口負担判定所得算定のシステム不具合

令和4年12月27日

平塚市
担当 保険年金課 後期高齢者医療担当 清水
電話 0463-21-9768
 

後期高齢者医療の窓口負担割合判定所得の
算定におけるシステム不具合

 
 本市が使用している後期高齢者医療システムに不具合があり、窓口負担割合判定用の所得情報等が正しく算定されないことで、神奈川県後期高齢者医療広域連合が決定する窓口負担割合に誤りが生じたことが判明しました。
 

事象

 誤った負担割合を記載した被保険者証を16人の方に交付
 (本来は2割負担の方に1割負担の被保険者証を交付)
 

影響

 令和4年10月に遡って窓口負担割合が1割から2割に変更となるため、被保険者証を差し替えるまでの間に医療機関を受診していた場合は、医療費差額請求が発生します。
 現時点での医療費への影響額は算定できません。
 

原因

 令和4年10月の制度改正により窓口負担割合の課税所得の基準が28万円以上ある方は2割負担となる条件が追加となりました。
 本市の後期高齢者医療システムで、窓口負担割合の判定に必要な所得情報等のデータ取込に一部欠落があったため、課税所得が28万円以上ある非課税の被保険者の一部で課税所得が0円と算定され1割負担と判定する誤りがありました。
 

対応

 対象者の方には、お詫びをするともに、正しい被保険者証をお送りしました。
 また、既に受診された方には、窓口負担差額分を今後請求する旨説明を行いました。
 

再発防止策

 今後は、窓口負担割合判定用の所得情報等が正しく算定されるようシステムを改修します。また、本市の後期高齢者医療システムで、正確かつ遺漏なくデータが取り扱われているか再度検証を行い、再発防止に努めます。