澤田政廣氏の絵画作品寄贈平塚市長が感謝状を贈呈

平塚市
担当　文化・交流課　文化振興担当　武井
電話0463－32－2235
 

澤田政廣氏の絵画作品を寄贈
平塚市長が感謝状を贈呈

 
　戸川貞雄元市長の親族から彫刻家澤田政廣氏の絵画作品が平塚市に寄贈され、落合克宏市長が感謝状を贈呈します。
 

寄贈品

　平塚駅南口噴水広場に設置されている人魚像「海の讃歌」の作者である澤田政廣氏の、人魚を描いた作品です。
　絵画（色紙に人魚を描いた作品）　1点
　サイズ　縦45．4cm×横38．0cm
　画法　水彩画
 

寄贈までの経緯

　市制施行90周年記念事業として、昨年12月に人魚像の説明板を設置した経緯から、親族から本市への寄贈の申し出がありました。
　人魚像「海の讃歌」は、市制施行30周年を記念して、1963年3月、当時の戸川市長時代に平塚駅北口ロータリーに設置されました。その縁から澤田氏が戸川元市長に贈呈した当該絵画作品を親族が現在に至るまで大切に保管されていたものです。
 

日時

　令和5年2月15日（水曜日）午後3時30分～4時
 

場所

　平塚市役所　本館4階　第1応接室
 

出席者

　寄贈者　五十嵐　友一氏（戸川貞雄元市長のひ孫）
　　　　　五十嵐　敏和氏（五十嵐友一氏の父）ほか
　落合　克宏　平塚市長　ほか
 

澤田政廣（さわだせいこう）氏　略歴

　本名、澤田寅吉。1979年文化勲章受章。1894年熱海町（現・熱海市）生まれ。19歳で彫刻家を志し、高村光雲の高弟、山本瑞雲に師事。東京美術学校彫刻科別科で朝倉文夫の指導を受ける。93歳で没するまで多くの木彫作品をはじめ彫刻・絵画・陶芸・書など、さまざまな芸術の領域にわたり創作した。
　人魚は、澤田氏が生涯にわたりモチーフとした一つであり、平塚駅南口噴水広場に設置されている「海の讃歌」をはじめ、デッサンや墨彩画などの作品が多く残っている。
 

「海の讃歌」サイズ　高さ190cm、材質　ブロンズ、設置場所　平塚駅南口噴水広場

　1963年3月、市制施行30周年を記念し平塚駅北口ロータリーに設置。
　1970年5月、平塚駅広場中央地下道開通に伴い現在の場所に移設。
　2022年12月、市制施行90周年を記念し、同像に説明板を設置。