神奈川県と連携して初めて避難所運営講習会を開催

令和5年5月15日

平塚市
担当 災害対策課 訓練担当 西村
電話 0463-21-9734
 

神奈川県と連携して
初めて避難所運営講習会を開催

 
 避難所の開設・運営を含めた避難対策の向上のため、神奈川県と連携して、他市町村と当市の職員を対象にした講習会を開催します。
 講習会は講演と、講演の内容を踏まえた図上訓練(HUG(ハグ))で構成された実践的なものです。講演のテーマは、在宅避難者支援と男女共同参画の視点を踏まえた避難所運営です。
 

主催  

 神奈川県

共催  

 平塚市

日時  

 令和5年5月24日(水曜日)午前10時~午後4時20分

場所  

 平塚市教育会館(平塚市浅間町12番41号)

参加者 

 90名(平塚市職員 60名、他市町村職員 30名)

内容 

講演

会場参加者およびリモート参加者を対象に講演を実施する。
県避難所マニュアル策定指針について
講師 神奈川県くらし安全防災局防災部危機管理防災課職員
時間 午前10時10分~10時20分
佐賀県大町町の事例から在宅避難者支援を考える(リモート)
講師 佐賀県大町町地域おこし協力隊災害支援担当 公門 寛稀 氏
時間 午前10時20分~11時20分
男女共同参画の視点を踏まえた避難所運営について
~心身の健康被害を防ぐ、支援の質向上のために~
講師 減災と男女共同参画研修推進センター共同代表 浅野 幸子 氏
時間 午後1時~2時
 

実技

会場参加者を対象にHUG(避難所運営ゲーム)を実施する。
講師 減災と男女共同参画研修推進センター共同代表 浅野 幸子 氏
   一般社団法人福祉防災コミュニティ協会事務局 上園 智美 氏
時間 午後2時10分~午後4時10分
 

HUG(避難所運営ゲーム)

 避難所の「H」、運営の「U」、ゲームの「G」の頭文字をとったものであり、HUG(ハグ)と読みます。HUGは英語で、「愛情をもって抱きしめる」という意味があり、避難者をやさしく受け入れるという避難所のイメージと重ね合わせて名付けられています。
 避難所を運営する立場になったとき、最初の段階で殺到する人や出来事にどう対応すればよいかを考えるために静岡県で開発されたゲームです。参加者は、一般の避難者に加え、要配慮者への配慮をしながら場所割を考え、炊き出し場やトイレの配置などの生活空間の確保や、災害対策本部からの伝達事項に対して、同じ机を囲んでいる参加者同士で意見を出し合い、話を進めながら避難所を運営していく過程をゲーム感覚で学ぶものです。
 

避難所マニュアル策定指針

 市町村が避難所運営体制を構築するうえでの参考となるよう、避難所の課題や避難生活の重要事項などを整理し県が作成したものです。