後期高齢者医療広域連合への所得情報連携誤り

令和5年12月1日

平塚市
担当 保険年金課 後期高齢者医療担当 渡邉
電話 0463-21-9768
 

後期高齢者医療広域連合への所得情報連携誤り

 
 本市が使用している後期高齢者医療システムに不具合があり、一部の所得情報が正しく算定されないことで、神奈川県後期高齢者医療広域連合が決定する保険料額等に誤りが生じたことが判明しました。
 本件は、令和5年7月5日に記者発表した所得情報連携誤り事案の再発防止策として、後期高齢者医療システムで正確かつ遺漏なくデータが取り扱われているか再検証したところ判明しました。
 

影響 

 保険料が増額する被保険者 2名(令和4年度および令和5年度分)
 影響額 累計 421,110円
 
 自己負担割合が変更する被保険者 2名(上記のうち1名および同一世帯の被保険者1名)
 影響額は現時点で算定できません。
 令和4年8月から令和5年7月分の自己負担割合が変更します。この間受診した分の医療費自己負担額に差額請求が発生します。
 

原因 

 保険料と自己負担割合の算定のため、所得情報を本市の後期高齢者医療システムを使用して保険者である広域連合へ送信しています。一定の条件のもと所得税、住民税が免税される特例肉用牛売却所得について、住民税システムから後期高齢者医療システムに取込みがされず広域連合へ送信できていなかったことにより保険料等の誤りが生じました。
 

対応

 今後、対象者の方におわびをするとともに、正しい情報に基づき算定した保険料と医療費自己負担額の差額の追加納付をお願いします。
 

再発防止策

 同所得が正しく算定されるようシステムを改修します。また、システム更新時、所得情報の設定に遺漏がないよう関係課とシステム事業者との協議を密に行い、設定内容を複数の職員で確認することで再発防止に努めます。