庁内電話にスマートフォンを導入

令和6年2月16日

平塚市
担当 庁舎管理課 庁舎管理担当 近藤
電話 0463-21-9608
 

庁内電話にスマートフォンを導入

 
 市役所本庁舎の電話交換機は、平成26年の新庁舎第1期工事完了時から約10年使用しており、一部で音声等の不具合が生じ老朽化が進んでいることから、更新に伴いFMC(Fixed-Mobile Convergence)を湘南地区で初めて導入しました。
 

FMC

 スマートフォンをオフィスの内線電話として活用するシステムです。携帯電話の電波を利用したスマートフォンと固定電話を連携させ、携帯回線の電波が入るエリアであれば全国どこでも内線と外線通話の両方が可能となります。
 

導入台数 計700台

 管理職(課長級以上)の全職員     114台
 本庁舎内各課             502台
 一部の出先機関             84台
  収集業務課、青少年相談室、子ども教育相談センター、健康課、教育研究所 等
 

導入のメリット

災害時の連絡体制の強化

 災害等により固定電話回線が切断された場合でも、FMCスマートフォンで外線通話や、FMCスマートフォン間で内線通話が可能となります。また、管理職用のスマートフォンは、「災害時優先通話」で災害時に優先的に外線通話が可能となります。
 

庁舎外へ持ち出し可能

 テレワークや現場等で内線電話や外線通話が可能となり、FMCスマートフォンにインストールしたアプリで、現場での画像や動画のリアルタイム送信が可能となります。
 

経費

 本庁舎以外の外部施設にもFMCスマートフォンを配備することにより、本庁舎内の部署と相互内線通話が可能となり通話料が削減でき、また、各課が契約している携帯電話をFMCスマートフォンに移行することなどで、5年間で約2千万円の削減効果が見込まれます。
 

その他

 県内では、川崎市、海老名市などがスマートフォン内線を導入しています。