自動運転社会実装推進事業の重点支援事業として採択

令和7年6月30日

平塚市
担当 交通政策課 交通政策担当 海老澤
電話 0463-21-9840
 

自動運転社会実装推進事業の重点支援事業として採択
平塚駅南口エリア3年目の自動運転バス実証実験

 
 本市は、自動運転バスの「レベル4」運行の実現に向け、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に応募し、重点支援事業として令和7年6月18日付で交付決定されました。
 平塚駅南口エリアで自動運転実証実験を実施し、自動運転バスの実装化に向けた更なる検証と解析を積み重ねます。
 本実証実験は、持続可能な公共交通の実現のため、既存路線バスへ自動運転車両を導入することにより、ドライバー不足改善の一助となり、本市の市民生活に欠かせないバス路線に確保・維持に繋げていくことを目的としています。
 

今年度実証実験における新たな取組

 夜間の運行(日没後~20時頃までを目途)
 キャッシュレスによる運賃収受
 自動運転を行う全区間での路上駐停車車両の回避
 

地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)

 自動運転技術を活用した持続可能な移動サービスの構築を目的として、地方公共団体等が行うバスサービス等の自動運転化に係る事業の経費を国土交通省が補助するものです。
 

重点支援事業

 自動運転社会実装推進事業で、地域公共交通の先駆的・優良事例として横展開できるものとして国が採択した事業
 

実証実験の概要 

 運行区間 営業路線平15系統(平塚駅南口~すみれ平~平塚駅南口)と同じ
(約4.3km)<下図参照> 
 昨年度、一昨年度と同じルート
 復路の代官町交差点通過後から駅前広場内までは手動走行
実証実験の運行区間の地図

自動運転レベル

 昨年度と同じレベル2で実施します。レベル2では、システムが縦横の運転操作を実行しますが、自動運転バスの操作を習得した運転士が、常時ハンドル・ブレーキを操作できる態勢を取ります。なお、将来的には特定条件下における完全自動運転となる「レベル4」を目指しています。
 

運行期間など

 車両調整の準備運行を含め、令和7年10月上旬~令和8年1月下旬にかけて実施する予定です。