10月定例市長記者会見 HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)がオープン
令和7年10月24日
10月定例市長記者会見
HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)がオープン
平塚市側の説明落合克宏市長:本日はひらつかシーテラスにお集まりいただきありがとうございます。施設が完成しましたので、本日はここで記者会見を設けさせていただきます。
説明に入ります前に、まず海辺の公園の整備についてですが、この事業は平成25年の湘南海岸公園再整備計画の策定に始まり、これまでの長きに渡り、ご支援とご協力いただきました全ての皆さまに、心から感謝申し上げます。
この公園の整備によって、誰もが気軽に海の魅力を享受できるようになり、より本市への愛着が深まっていくものと考えています。
それでは、ひらつかシーテラスのオープンについて説明します。
この度、ひらつかシーテラスが完成し、令和7年10月31日にグランドオープンします。本公園は、子ども連れの御家族や高齢者、若者、また障がいの有無に関わらず、誰もが気軽に本市の財産である「海」を身近に感じられる場になります。近隣にお住まいの方々だけではなく、広く市民が訪れる「海辺の公園」として親しまれることを目指します。
まず、施設概要です。
施設名称は、ひらつかシーテラスです。公園面積は、23,878平方メートルです。公募設置管理制度(Park-PFI制度)を活用し、積水ハウス株式会社を代表企業とする平塚Sea side park共同事業体と整備を進めてきました。
次に、整備費です。総事業費が17億6,409万6,730円です。事業者負担額が、1億4,013万1,860円、国の交付金を含む市負担額が16億2,396万4,870円です。
次に、公園内の主な施設の特徴です。別添のパンフレットを併せてご覧ください。 まず、1シーサイドテラスです。海の近くで広大な海を眺めることができます。海辺の植物と触れ合うこともできます。
次に、2エントランス棟です。1階の運営店舗は未定で、当面の間は市政や公園の情報等を提供する場として活用していきます。
3屋上の展望テラスからは、江の島から伊豆まで相模湾を一望でき、海の美しい景色を楽しめます。津波発生時には津波避難施設として利用でき、来園者の安全安心を確保します。次に、4マルシェ棟です。地元の食材を生かした食べ物や飲み物、雑貨等を販売します。別紙に運営店舗一覧を付けていますので後ほどご覧ください。次に、5バーベキューレストランです。みなさまがいられるこちらの場所になります。海の眺めのもと食事をしたり、カフェを楽しんだりすることができます。次に、6イベントプレイスです。公園の賑わいの中心で、ステージイベントなど様々なイベントができる広場です。続いて7芝生広場です。マルシェ棟の店舗でテイクアウトした飲食物をくつろぎながら楽しむことができます。 次に、8スポーツフィールドです。清々しい潮風を浴びながら体を動かせる広場で、イージーローラーやパラスポーツ等の体験イベントを実施していくことを予定しています。
続きまして、今後の予定です。記者発表資料にお戻りください。オープニングセレモニーを10月31日(金曜日)午前10時から予定しています。11月1日から3日には、オープニングイベントを予定しています。ステージイベント、ストリートパフォーマンス、アクティビティイベントなどを予定しています。
最後に、海岸エリアの回遊です。令和7年10月31日のグランドオープンに併せて、海辺のさんぽ道を延伸し、ひらつかシーテラス、湘南ひらつかビーチパーク、平塚新港が園路で繋がります。ゆったりと潮風を感じながら、徒歩ではもちろんのこと自転車で通行することも可能です。各拠点が園路で繋がることで、海岸エリアの回遊性が高まり、各施設の利用者の増加が期待できます。
市民のみならず市外からも来園していただき、多くの皆様に海辺の公園「ひらつかシーテラス」を楽しんでいただき、平塚の魅力に触れていただきたいと思っています。
私からの説明は以上になります。
質疑内容の要旨
A市長:この公園の位置づけというか、これができたことによって、今までもお話をしてまいりましたけども、平塚には海があります。でもなかなかその海を市民の皆さんもそうですし、外部の皆さまもそうですけども、なかなか海の魅力を発信しきれてこなかった。魅力を全体的にはまだまだ魅力を発信する余地があったのではないかと思っています。そういう中で、このシーテラスができましたのでより海の魅力を、平塚が持つ大きな財産である海の魅力を発信する。これができるのではないかなということになります。これを元に、やっぱり、市民の皆さまももちろんなんですけども、市外からも平塚に来ていただいて、平塚の海を感じていただける、平塚市を感じていただける、そういう施設になるという風に思っていますので、そういう意味で大きな期待を持っております。それから、もう一つ、この中でどこがということですが、1番はこの眺望だと思うんです。ですから、全ての施設からこの海、相模湾を広く見渡せることができるということで、順位付けはできないんですけど、全体としてこの、まさに海辺にできた施設でありますので、この海の魅力、特にこれから見える相模湾、海の魅力を体で感じていただける、そういう施設をそろえたということで、全体として海の魅力をおおいに感じていただける、そういう施設ができたということでご理解いただけたらと思います。
Q記者:海の魅力を発信しきれていなかったというのは、この134号から海側って正直そんなに、あまり施設がなかった。
A市長:施設もなかったですし、今まで例えば泳げる海がなかったものですから、1990年のサーフ'90というところから若い人たちががんばってもらって、泳げる海を作ったり、一部では例えばビーチスポーツなんかもできてきたんですが、なかなか海岸エリア全体の魅力を発信することができていなかったというのがいままでの現状ではなかったかなと思います。それをずっと、最後にお伝えしましたように、園路がつながりましたので、この海全体を、平塚が持っている海辺の魅力全体をここができることによって、点から線につなげながら魅力を発信できる、そういう場所になるのではないかなと思っています。
Q記者:展望テラスについて、津波避難施設の機能も備わっているということだが、海抜と収容可能人数を教えてほしい。
Aみどり公園・水辺課長:展望台の位置は、海抜12.8メートルです。
Q記者:それは一番上のテラスの部分か。
Aみどり公園・水辺課長:展望の部分です。一番上の。
Q記者:写真で載っている、一番上のテラスの部分。
Aみどり公園・水辺課長:そうです。
A公園整備担当長:収容人数ですが、約665人が避難できます。
Q記者:その他に、避難をしたときに、1時間、2時間というふうな時間より長い時間を有する場合もあると思うが、非常食だったり、毛布だとかというふうな設備というのは常設されているのか。
Aみどり公園・水辺課長:今のところ用意していないのですが、やはり一時避難という場所でありますので、まずは北の方に逃げていただくというのが大前提だと思いますので、一時的な避難というところで今位置づけておりますので、そういう備蓄品は用意しておりません。
A市長:ちなみに、東南海とかの複合的な地震が起きた時、平塚に来る予想津波高は最大値9.6メートルというのが示されておりますので、そういうことも勘案しながら12.8メートルという高さにしております。
Q記者:ここのいわゆる店舗の営業時間と、いわゆる通年を通しての営業を考えているのかということと、施設の、公園全体の維持管理費としてはどれくらいをというのを教えてほしい。
A公園整備担当長:営業は施設によって異なるのですが、ここのバーベキューレストランは朝の11時から夜の10時まで営業しています。それからマルシェ棟は今のところ朝の10時から夜の7時まで基本、営業しています。ただ、中の店舗によってそれぞれ営業時間が異なるのですが、基本的に施設としてはこの時間になっております。そして、通年営業を考えております。この施設の公園としての維持管理でございますが、指定管理者制度を活用しております。市としては約3000万円事業者にお支払いをして、年間、管理をしていただくということになっております。
Q記者:3000万円で、維持管理等を含めてやってもらうということか。
A公園整備担当長:公園の、例えば園路であるとか、芝生、それからスポーツフィールド、そういった、駐車場を含んで、そういった部分も管理。それから例えばですが、少し、都市公園法の設置管理許可を使っていますので、この建物(バーベキューレストラン)は市の建物ではないんです。これは純粋に事業者の方で維持管理、営業をしていきますので、これについては市の費用は入らないというところで、園路部分とかは3000万円ということです。
Q記者:今後その公園のところで、継続していく中で、市の財政的な負担というところは3000万円にとどまるのか、単純に言うと。その辺りの見込みというのはどんな感じなのか。
A公園整備担当長:年間指定管理料3000万円の中で営業していただくという風になると思いますので、その3000万円の中で行っていただきます。
Q記者:まず、車で来る方が相当多くいると思う、駐車場の台数。何台まで駐車可能なのか。ちょっと少ないなと思っている。
A市長:あとは、その対応について。
Q記者:はい
Aみどり公園・水辺課長:駐車場の台数は85台になっております。たくさん来た時の対応といたしましては、開園当初は多くの来園の方が予測されますので、開園当初は交通誘導員の配備や、湘南海岸公園、あとは平塚新港の駐車場を臨時駐車場とさせていただきまして、シーテラス行きのシャトルバスで人を運ばせていただきまして、対策を行っていきたいと考えております。
Q記者:85台ということはかなり少ないのではないかと思われるが、例えばここに土日だと結構たくさんの方がいらっしゃると思うが、そうなると次考えられることは、134号線が大渋滞になるんじゃないかと、この辺の交通事情に関しては、いかが考えているか。茅ヶ崎にも道の駅ができて、そこに右折で入れないのかな、そういう都合もあってすごく混んでいて渋滞も発生している。その辺について市長はどう思っているか。
A市長:茅ヶ崎の道の駅による交通渋滞、そういうのもいろいろな報道も含めて聞いておりますので、その点については担当の方にも指示をいたしまして、担当の課長の方からもお話をお伝えしましたけども、例えば、当初は湘南海岸公園を有効活用するとか、園路ができましたから、新港に大きな駐車場がありますので、そういうものも利用して、そこからシーテラス行きのシャトルバスの運行をする等、直接ここに停まらなくても来ていただけるような、補完的なスペースを用意をしていく、そう考えております。あとはこのエリアの近場の中で有効活用できるような駐車場としてのスペースができるかどうか、その辺も担当の方には検討してもらっていますので、そういう全体的な工夫でスペースを確保していくという、そういう動きをこれから進めていかなければいけないかなと思っております。
Q記者:そうするとこの駐車場、85台、それに入ろうと思うと左折して、茅ヶ崎方面から来た場合は左折で入る。あそこの交差点はまっすぐ直進はできないとなっていると思うが、その辺は改善する、直接入れるようにする。
Aみどり公園・水辺課長:直進も入れるようになります。今は信号に規制をかけていますけども、オープンの時には直進でも入れるようになります。
Q記者:中が85台でいっぱいになった場合には車が入れなくなってしまう。
Aみどり公園・水辺課長:その辺は誘導させていただきまして、新港の駐車場は385台入れますので、あとは湘南海岸公園で80数台止められますので、そういう形で誘導させていただいて。
Q記者:交差点に常時誘導員を置くということでよろしいか。
Aみどり公園・水辺課長:(公園の)中に、ロータリーみたいになりますので、ロータリーの中に入っていただいて、誘導して出させていただくという形で考えさせていただいています。
Q記者:ロータリーに入れるのは10台もないのではないか。
Aみどり公園・水辺課長:それに入れない場合は誘導させていただくような形になります。茅ヶ崎の道の駅は無料の駐車場でございますけども、この駐車場は有料の駐車場でございますので、あまり長く停めないのではないかということも考えてこのような設定をさせていただいております。
Q記者:先ほどの話にあったシャトルバスの概要を教えてほしい。
Aみどり公園・水辺課長:シャトルバスは湘南海岸公園に一日8便くらいを予定していまして、そちらから、湘南海岸公園に停めたお客様を乗せて、ここまで運ばせていただくという形になります。湘南海岸公園で、新港の駐車場にも行って、それを巡回させていただいた形で、シャトルバスという形で考えております。
Q記者:駅からではないのか。
Aみどり公園・水辺課長:駅からではないです。
Q記者:湘南海岸公園はどこか。
Aみどり公園・水辺課長:次の信号をもう1個先の、ビーチパークが海側にありますが、その北側に大きな公園があるのですが、広場の部分を臨時駐車場として活用させていただこうかなと思っております。
Q記者:そこと、あとどこに立ち寄るのか。
Aみどり公園・水辺課長:新港です。漁港の方です。
Q記者:湘南海岸公園、新港、そしてここということか。
Aみどり公園・水辺課長:はい。
Q記者:無料のシャトルバスか。
Aみどり公園・水辺課長:はい。
Q記者:これは31日から運行か。
Aみどり公園・水辺課長:31日もありますし、11月1日から3日の3連休も予定しています。
A公園整備担当長:それと11月9日の日曜日もあります。
Q記者:週末か。
A公園整備担当長:オープン当初の週末と考えております。
Q記者:新港のシャトルバスは定時8便でよいのか。
Aみどり公園・水辺課長:11月1日から3日は9便です。
Q記者:さっきの2つは8便で、新港は3日間だけ9便か。
Aみどり公園・水辺課長:10月31日は8便を予定しておりまして、11月1日から3日、11月9日は9便を予定しております。
Q記者:両方とも8~9便ということでよいか。
Aみどり公園・水辺課長:はい。
Q記者:整備費がだいぶ高くなった(ことについて)、その整備費を市は2月くらいに把握していたが、9月議会に提出したのは議会軽視ではないかという話があった。その点は早く言うことはできなかったのか。
A市長:議案の出し方ですが、最終的に市議会の議案として出すには形がかたまった段階で出さなければ、マルかバツかを打っていただけませんので、そこまでしっかりと検討して、なおかついろいろな条件の中で数字を確定して、出させていただいたことになります。議員さんの主張の中では、揺れ動いている中での数字をなぜもっと早く出さなかったのかというお話でしたけれども、これは制度上、こういう形で出さざるをえなかったということですので、決して議会軽視ということではありません。法律に基づいた議案の出し方をした結果、こういう形になったとご理解いただけたらと思います。
Q記者:今回のことが特別というわけではなく、制度上こういう出し方になったということか。
A市長:そうです。今回は国交省の整備交付金の額が下がりましたので、目立っていますが、ほかのいろいろな事業でもこういう事例はあります。
Q記者:パークPFI制度を使ったことのメリットは何か。
A公園整備担当長:一言でいえば民間のアイデアと資金が活用できるということになります。この公園のデザイン・設計をしていただいたのは事業者でありまして、パークPFI(制度)を使って事業者募集をしたところ4つのグループから応募がありましたが、この中で一番いい提案を選ばせていただきました。アイデアを競う中でいいアイデアのものを採用できるというところ、それから、市の財政負担を軽減という意味では、制度上この公園整備費に係る1割以上を事業者が負担して残りを市、それから国の交付金を使って整備するという制度になりますので、事業者が1割を負担していただいているというところでは、市の財政負担を減らして整備ができると考えています。
Q記者:駐車場85台とあるが、買い物すると割引される制度はあるか。
A公園整備担当長:今のところは、ない、ということで調整しています。
Q記者:新港を使ったときでも、新港は1時間200円、最大料金がシーテラスの第1駐車場を使うより高くなるケースもあると思うが、新港を使った時でも割引はないか。
A公園整備担当長:はい、考えておりません。
Q記者:整備費について、当初見込んでいた整備費と現状、最終的にかかった整備費を比較すると、円安、その他の影響があると思うが、当初の想定と現状ではどうか。
A公園整備担当長:当初、この政策を決めてから物価高、事業が延長したことによって増えたことは確かにあります。社会情勢を受けて上がったと感じています。そこへの対応として、議会に諮り必要な予算をつけていただいたので完成することができたと考えています。
Q記者:当初の見込み額はいくらか。
A公園整備担当長:当社は整備費の合計が、17億1523万円です。変更後は17億6496万円です。約4800万円、整備費としては増額しています。市としての額です。
A市長:工事の途中で、下水道管だったり、むかしの龍城ケ丘プールの底が二重底になっていて厚いコンクリートが出てきたり、予期せぬ工事が必要になったというのも、あります。
Q記者:当初の開業見込みからはずれているか。
A公園整備担当長:何度か延期をしています。この計画を発表した時、事業者が決定したと発表した令和2年2月には、令和4年には開業と発表していました。その後、一部プランの見直し等して延期しました。その後、令和4年8月にプランを見直してからは、一部延期しましたが、当初の開業予定からは遅れてオープンになりました。
Q記者:最初のプランでは、コンビニが入るということで地元の住民から反対があったりした。コンビニは入らないのか。
A市長:検討している最中です。
A公園整備担当長:交渉しているところで決まっていない現状です。めどはわかりません。
Q記者:相手は積水ハウスか。
A公園整備担当長:事業者である積水ハウス株式会社を代表とするグループで行っています。
Q記者:できない理由は何か。
A公園整備担当長:詳しい交渉の内容は把握していませんが、視認性など、道路から少し入ったところにエントランス棟がありますので、そういったところの視認性が一つの原因であると伺っています。
Q記者:見た目、コンビニとわからないということか。
A公園整備担当長:それも一つであると考えています。
Q記者:入らないところは何に使うのか。
A市長:オープニングの時期には、市のいろいろな観光の情報発信、外から来ていただいた方への市のアピール、今使っている(スローガン)「あったかひらつか」の意味も込めて、平塚のあたたかさを発信できるようなスペースとしていきたいと思っています。地元のいいものの紹介、観光資源の紹介などをしていきたいと考えています。
Q記者:この施設ができることで、浜辺の散歩道がつながると思うが、平塚海岸沿いの市の施設が延長何キロあって、何キロ部分がつながり、何キロになったか。
Aみどり公園・水辺課長:新港までの距離が、1.5キロメートルです。
Q記者:今回つながる部分は、どのくらいか。
A公園整備担当長:シーテラスからビーチパークまでが約500メートルです。ビーチパークの区間にも園路を通してそこが約400メートルです。
Q記者:海岸沿いの道ということでよいか。
Aみどり公園・水辺課長:そうです。
Q記者:年間の来場者見込みは。
A市長:57万人くらい。
A公園整備担当長:約57万人を想定しています。
Q記者:園路は新港までは1.5キロ、ビーチパークまでが500メートルでよいか。
A市長:そうです。
Q記者:それは海岸沿いの遊歩道でよいか。
A市長:はい。
その他の質問
Q記者:夏に中学生が亡くなったことを受けて、現状ご両親とどのような形でお話を進めていて、何かしらの報告書を出すのであれば、どのくらいの目処になりそうかということを伺いたい。もう一点は、ベルマーレさんとのスタジアムの件は、進捗がどうなっているかということを伺いたい。A市長:海水浴場での事故があってその後の対応ですが、基本的にご遺族様の意見を尊重しながら、ご遺族様のいろいろなご意見を聞いて、進めているのが基本的な姿勢です。その中でも例えば、学校への保護者説明会もご遺族様の了解を得て行ったということですので、今、具体的にご遺族様に寄り添って、我々としても対応しているのが現状であります。それほどここで大きな動きがあるということではありません。
続いて、ベルマーレについては、ご存じのように、今の成績が大変厳しいのですが、まだホームゲームが2試合、合計4試合残っています。私も毎年のように社長にも言っているのですが、何とか頑張ってJ1に残ってもらいたいというのが、市民も含めて、我々も含めて、しっかりと応援して残ってもらいたいのが私たちの希望というか、思いです。引き続き、ベルマーレとはスタジアムの件について、スタジアム勉強会を行っておりまして、直近では10月21日に開催をして、その都度申し上げておりますけれど、この勉強会の内容については、国の内外のスタジアムの情報共有ですとか、運営スキームですとか、事業収支の精査、そういうものを勉強、検討している状況ですので、これはまた続けていきたいと思っています。
Q記者:ベルマーレが降格した場合、勉強会は継続するのか。
A市長:これはJ1基準ということですが、J2に万が一降格になっても、また引き続き上を目指すチームですので、その辺の勉強会での検討は引き続き行うものと私は認識しています。
Q記者:日産車体の件だが、先日、日産車体が売却かという報道があったが、市長の方に何か説明があったのか。
A市長:当日、私どもも報道から知って、「えっ」という思いがありましたが、その次の日、10月22日には、日産車体から一切事実ではないとの発表がありましたので、実は我々も担当部も含めて確認しましたが、そういう事実はないということでした。ですから、どういう形でこういうものが出たのか分かりませんが、これによってバタバタするわけではなく、今後も、実は平塚市、平塚商工会議所、日産車体の3者で連携会議をやっています。1回目が8月7日、2回目が10月10日に行いました。この中で、いろいろ具体的にこれからの対応について検討しておりますので、引き続きしっかりと先を見据えながら、対応を考えていきたいと思っています。この報道によって、中身がどうこうなっているということではありません。
Q記者:万が一、売却されたときに職員の雇用などの問題があると思うが、手を差し伸べるような市の動きはあるのか。
A市長:この3者会議の中では車体さん側からも、例えば具体的な人数、状況などその辺のことも分からない、動いている最中ですので、そういう話題はまだ出ていないと聞いています。でも、もしそういうことになったら、経済界、工業界など全体的に協力しながら、このあとの従業員の人たちの対応についてしっかりと考えていきたいと思っています。
Q記者:日産車体の関係で、これまで3者の連携会議の中で、具体的にはどんな話をしてきたのか。
A市長:企業相談の状況ですとか、労働相談の状況など、そのあたりの確認はさせていただいています。 繰り返しになりますが、今後の事業の在り方とか雇用に関してはまだ決定はしていませんので、なかなか検討課題にはあがっていないという報告を受けています。ですから、今後のいろいろな状況を考えていくという、そういう3者会議になっていると思っています。具体的に何の雇用が必要で、どんな形の協力体制が必要かというところまでは、まだ話がいっていないという状況です。
Q記者:いつごろそういう方針を先方は示してくるという話はあるのか。
A市長:それも分かりませんので、具体については日産車体さんに直接聞いていただいた方が良いと思います。日産車体さん自身も雇用の動きとかありまして、具体的なところまで我々が把握できていませんので、具体的には日産車体さんに聞いていただければありがたいと思います。
Q記者:日産車体さんとベルマーレの件だが、日産車体さん、ベルマーレのスポンサーになっているが、今、このような経営状況である。この間、お会いになられたということだが、市長に話をすることではないかもしれないが、今後のベルマーレと日産車体さんとの協力関係について何か話をしていたか。
A市長:全く私どもは話を聞いていません。日産車体さんも大きな工場を北九州に持っておられますので、車の生産については徐々に北九州に動いていくのでしょうが、そういうことも含めて、この平塚でどういう形で日産車体さんの操業・営業をしてもらえるのか。それも含めて今度はベルマーレへの協力ですね、その中でどういうふうな対応をしていただけるのか、これは我々としてはベルマーレの応援をいただければありがたいと思いますが、その辺は経営も絡んできますので、我々市の方でどうこう言えるものではないと思っています。
Q記者:今の気持ちは市長の方からは日産車体さんの方には伝えているか。何とか平塚に留まっていただきたいとかいう話とかはしているのか。
A市長:ご存じのように最初に報道が出たとき、日産自動車自身が追浜と日産車体を収束するみたいな話が出たときに、すぐに富山社長さんが来られて、これは繰り返しになりますが、従業員さんの雇用とか、その辺はいろいろな日産関連の自動車を作るというそれだけではなくて、いろいろな努力をしながら、雇用は確保していくとおっしゃっていただきましたので、これは本当にありがたいことだなあと思っていました。イコール、市民の皆さんが大きな歴史のある日産車体というところで働いておられ、市民生活に関わってくることですので、われわれとしてはそこを注視しながら、日産車体さんが今後この平塚の地で何ができるのか、どういう形で従業員の方が働いていただけるのか、その辺を基本に検討をしっかりしていきたいという思いが強くあります。そういう思いを持ちながら、今後、3者連携会議を含めて対応していきたいと思っています。
記者発表資料
平塚市担当 みどり公園・水辺課公園整備担当 木原
電話 0463-21-9852
HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)がオープン
この度、HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)が完成し、令和7年10月31日にグランドオープンします。
本公園は、子ども連れの御家族や高齢者、若者、また障がいの有無に関わらず、誰もが気軽に本市の財産である「海」を身近に感じられる場になります。近隣にお住まいの方々だけではなく、広く市民が訪れる「海辺の公園」として親しまれることを目指します。
施設概要
施設名称 HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)
所在地 平塚市龍城ケ丘19番1号
公園面積 23,878平方メートル
事業方式 公募設置管理制度(Park-PFI制度)
事業者 平塚Sea side park共同事業体(代表企業 積水ハウス株式会社)
整備費
総整備費 1,764,096,730円
事業者負担額 140,131,860円
市負担額 1,623,964,870円(うち、社会資本整備総合交付金 136,980,000円)
公園内主な施設の特徴
シーサイドテラス(約200平方メートル)
ウッドデッキで広大な海を眺めることができます。海辺の植物と触れ合うこともできます。
エントランス棟(約340平方メートル)
屋上の展望テラスからは、江の島から伊豆まで相模湾を一望でき、海の美しい景色を楽しめます。津波発生時には津波避難施設として利用でき、来園者の安全安心を確保します。1階の運営店舗は未定で、当面の間は市政や公園の情報等を提供する場として活用します。
マルシェ棟(約290平方メートル)
多様な飲食を楽しむことができ、地元の食材を生かした食べ物や飲み物、雑貨等を販売します。(別紙「運営店舗一覧」のとおり)
バーベキューレストラン(約300平方メートル)
海の眺めのもと食事をしたり、カフェを楽しんだりすることができます。
イベントプレイス(約660平方メートル)
公園のにぎわいの中心で、ステージイベントなどさまざまなイベントができる広場です。
芝生広場(約760平方メートル)
マルシェ棟の店舗でテイクアウトした飲食物をくつろぎながら楽しむことができます。
スポーツフィールド(約740平方メートル)
すがすがしい潮風を浴びながら体を動かせる広場です。イージーローラーやパラスポーツ等の体験イベントを予定しています。
今後の予定
オープニングセレモニー
日時
令和7年10月31日(金曜日)午前10時から11時まで
場所
HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)
内容
主催者あいさつ、テープカット、記念植樹 など
オープニングイベント
日時
令和7年11月1日(土曜日)から3日(祝)午前10時30分から午後4時まで
場所
HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)
内容
ステージイベント 各日市民団体等によるフラダンス、キッズダンス等
ストリートパフォーマンス 各日大道芸人によるパフォーマンス
アクティビティイベント 11月1日 ふわふわ遊具等
11月2日~3日 イージーローラー体験 等
その他
園内駐車場のほか、湘南海岸公園臨時駐車場、平塚新港駐車場からシャトルバスを運行します。
海岸エリアの回遊
令和7年10月31日のグランドオープンに併せて、浜辺のさんぽ道を延伸し、HIRATSUKA SEA TERRACE(ひらつかシーテラス)、湘南ひらつかビーチパーク、平塚新港が園路でつながります。ゆったりと潮風を感じながら自転車で通行することが可能です。各拠点が園路でつながることで、海岸エリアの回遊性が高まり、各施設の利用者の増加が期待できます。別紙 運営店舗一覧(PDF:110KB)
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