戸籍の交付事務における個人情報の漏えい

令和7年11月4日

平塚市
担当 市民課 証明担当 鈴木
電話 0463-20-8173
 

戸籍の交付事務における個人情報の漏えい

 
 戸籍の交付事務において、同姓同名の他者の戸籍を申請者に対して内容確認のために示したことから、個人情報が漏えいしました。
 

概要

 令和7年10月27日、市民Aから親族の戸籍請求があり、委託事業者(パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社)が親族と同姓同名で別人の市民Bの戸籍を出力し、交付時に内容確認として市民Aに示したため、市民Bの個人情報が市民Aに漏えいしました。
 

漏えいした個人情報の内容

 市民Bおよび家族2名の氏名、本籍、生年月日、父母の氏名、続柄、出生地、婚姻前後の本籍
 

原因

 この度の市民Aの親族の戸籍を検索するためには、原則として市民Aの戸籍情報からさかのぼって該当者を特定すべきところ、委託事業者がこの過程を怠り、対象者の氏名のみで検索を行い、同姓同名の可能性を考えずに市民Bを該当者としてしまったため。
 
 

対応

 市民Aには謝罪し、改めて親族の正しい戸籍を交付しました。
 市民Bには、市民課職員が自宅を訪問し、状況を説明するとともに謝罪しました。
 

再発防止策

 委託事業者に対し、対象者を特定するための戸籍情報の検索および審査手順について、正しく理解し、徹底するように申し入れました。