平塚市環境事業センターで排出基準を超すダイオキシン類を検出
平成21年3月12日
平塚市
担当 環境部 環境事業センター 管理担当
電話 0463-55-6615
平塚市環境事業センターで排出基準を超すダイオキシン類を検出
平塚市環境事業センター(一般廃棄物焼却施設)に3つある焼却炉のうち、1つの焼却炉の排出ガスから、排出基準値を超すダイオキシン類が検出されました。神奈川県による立ち入り検査で基準値超過が判明。市では該当の1号炉を緊急停止させて原因調査を進めるとともに、結果が判明していない3号炉についても操業を停止しています。
平塚市環境事業センター (一般廃棄物焼却施設)
所在地 平塚市大神3230(昭和63年3月操業開始)
敷地面積 約10037平方メートル
焼却能力 1日あたり294トン(98トン×3炉)
安心対策 燃焼温度 850℃以上/ダイオキシン類測定は毎年4回実施
ダイオキシン類検出の概要
測定場所 廃棄物焼却炉1号炉・2号炉・3号炉
測定結果(測定日)
1号炉 1.3ng-TEQ/m3N(平成21年2月 6日)
2号炉 0.31ng-TEQ/m3N(平成21年2月10日)
3号炉 分析中(平成21年3月 5日)
排出基準 1ng-TEQ/m3N以下(ダイオキシン類対策特別措置法)
測定機関 神奈川県環境科学センター
根拠法令 ダイオキシン類対策特別措置法施行規則第2条/廃棄物の処理及び清掃に関する法律
ng(ナノグラム):重量を表す単位で、10億分の1グラムを指します
平塚市の対応
3月10日 午後3:00ごろ 神奈川県から測定結果【速報】の報告
午後4:00ごろ 1号炉を停止
3月11日 午後3:00ごろ 3号炉を自発的に停止
3月12日 午前9:00 県からの「改善勧告書」を収受
一般廃棄物の処理対応
- 焼却処理量・装置を検証し、排出基準を満たす条件が実証できるまで焼却炉停止
- 2号炉は定期メンテナンスのため操業停止中(3月16日から再開)
- 一般廃棄物の処理は、近隣自治体での受け入れを要請中
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