平塚市庁舎建設に伴う土壌汚染調査の結果(22年度分)
平成23年3月18日
平塚市
担当 庁舎建設室 岩﨑
電話 0463-21-9608
平塚市庁舎建設に伴う土壌汚染調査の結果(22年度分)
平成22年9月29日に公表し、その後実施した土壌汚染調査の今年度分の調査結果がまとまりました。
平塚市庁舎建設に伴う土壌汚染調査
実施主体 平塚市
調査目的 新庁舎建設の事前調査で汚染が確認されたことによる詳細な調査の実施。
調査機関 日本物理探鑛株式会社横浜営業所
調査日時 平成22年10月5日から平成23年3月18日まで
調査場所 平塚市庁舎(平塚市浅間町9番1号)敷地内
調査方法 分析項目 土壌汚染対策法に定める特定物質(25物質)
分析方法 土壌溶出量試験、土壌含有量試験
調査結果
土壌含有量試験
表層から3mの深度までの間で、鉛の基準値(1kgにつき150mg)超過が52地点確認されました。
最大値 1kgにつき3400mg(芝生脇歩道部分、深度2m)
鉛の含有量分析の基準値 土壌1kgにつき鉛150mg以下であること(土壌汚染対策法)
土壌溶出量試験
次の2物質について基準値超過が確認されました。
セレン(基準値1リットルにつき0.01mg) 表層~50cm 1地点
1リットルにつき0.058mg(東側出入口付近)
フッ素(基準値1リットルにつき0.8mg) 排水経路の管底から50cm 2地点
1リットルにつき1.6mg、1リットルにつき2.0mg(南正面駐車場内)
(注) 溶出量分析の基準値
セレン 検液1リットルにつき0.01mg以下であること、
フッ素 検液1リットルにつき0.8mg以下であること(土壌汚染対策法)
原因 不明
対策
基準不適合の土壌が飛散するおそれがある場合は対策を講じる必要がある。
飛散のおそれがある箇所としては、表層部分で、なおかつ、アスファルト舗装等で覆われていない箇所ということになるが、今回、鉛の基準値超過が確認された地点で4箇所(6地点)ある。
この4箇所については、当面の間、表面をシートで覆い飛散しないよう対策を行う。
なお、本格的な対策は市環境保全課の指示に従い実施する。
その他の地点は地表面が50cm以上の土やアスファルト舗装で覆われていることから、飛散のおそれがなく、特段の飛散防止対策は必要ない。
セレン、フッ素については、その後の地下水検査において水質上、問題ないことから特段の防止策は必要ないと判断している。
新庁舎建設に伴う処理方法は、土壌汚染対策法に定められた方法で適切に処理する。具体的な処理方法については、市環境保全課の指示を受け対応を検討する。