土屋浄化センターにおける汚泥の放射性物質濃度等の測定結果
平成23年6月6日
平塚市
担当 土木補修課 排水施設維持管理担当 磯村
電話 0463-21-9853
土屋浄化センターにおける汚泥の放射性物質濃度等の測定結果
福島県の下水処理場の汚泥等から比較的高濃度の放射性物質が検出されたことを受け、本市の土屋浄化センターにおける流入汚水・放流水・脱水汚泥に含まれる放射性物質濃度の測定をしました。
採取場所
土屋浄化センター(平塚市土屋字入宇田1495-1番地)
核種分析結果
試料採取日 平成23年5月24日
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放射性ヨウ素131 |
放射性セシウム134 |
放射性セシウム137 |
放射性セシウム合算値 セシウム134+セシウム137 |
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流入汚水 |
不検出 |
不検出 |
不検出 |
不検出 |
放流水 |
不検出 |
不検出 |
不検出 |
不検出 |
脱水汚泥 |
1キログラムあたり15ベクレル |
1キログラムあたり92ベクレル |
1キログラムあたり102ベクレル |
1キログラムあたり194ベクレル |
放射性物質を含む汚泥等の取扱いについては、福島県以外の地域における基準がないことから、明確な基準の策定等について神奈川県及び県内全33市町村が共同して国に対して要望を行っている。今回の測定結果は、脱水汚泥の福島県内の基準、1キログラムあたり10万ベクレルを大幅に下回っている。
今後の対応
汚泥については、当面、汚泥貯留槽で溜めることになるが、貯留槽で溜めきれなくなった時点で脱水汚泥になる。処理方策(国の安全基準値)が決まるまで、建物内の空きスペースを優先し、保管することを考えている。