7月定例市長記者会見 平塚球場など3施設へのネーミングライツを導入

平成24年7月26日

 

平塚市側の説明

落合克宏市長:
  平塚球場、ひらつかアリーナ、湘南ひらつかビーチパークのネーミングライツを導入いたします。
 募集要項は、8月17日金曜日にホームページに掲載をいたします。
 愛称使用期間でございますが、平成25年4月1日から3年間、4年間又は5年間、ということで選択可能という形で募集をいたします。
 募集の金額でございますが、これは消費税額等を含む年額であります。
 平塚球場は600万円以上、ひらつかアリーナは 300万円以上、湘南ひらつかビーチパークは500万円以上でございます。
 募集期間は平成24年8月17日金曜日から9月28日金曜日まででございます。
 今回新たなものとしまして、ネーミングライツ検討法人登録制度というものを創設いたします。これは、ネーミングライツの取得を前向きに検討する法人を対象に、3施設の各種情報を市からメール配信させていただきます。
 メールを市に送信することで登録していただき、登録された法人に対して、メールを利用して3施設のイベント情報ですとか各種大会開催風景画像などを配信いたしまして、施設の魅力を知ってもらうことでネーミングライツの取得に、より関心を持ってもらって応募を促したいと思います。
 情報提供のほかに、質問や施設見学の要望などを随時受け付けていきたいと思います。
 ネーミングの条件でございますけれども、愛称は、次の文字を含めて名付けていただくことを条件としたいと思います。平塚球場は漢字の「平塚」または、ひらがなの「ひらつか」と、漢字の「球場」または、片仮名の「スタジアム」であります。ひらつかアリーナは漢字の「平塚」または、ひらがなの「ひらつか」と、片仮名の「アリーナ」であります。湘南ひらつかビーチパークはひらがなで「ひらつか」、片仮名で「ビーチパーク」、これを(つなげて)付けていただくことを条件として募集をさせていただきたいと思います。
 次のページには施設の概要、開設年、年間の利用実績等が載ってございますので参考にしていただけたらと思います。
 

質疑内容の要旨

Q記者:ひらつかアリーナは、体育館でよいか?
A市長:そうです。
 

Q記者:ひらつかビーチパークは海水浴場でよいか?
A市長:一帯がビーチスポーツですとか、海水浴ですとかができるという、それでビーチパークという表現になっています。
 

Q記者:基本的には海水浴場の地帯のことを言うのか?
A市長:はい。
 

Q記者:(先行した平塚競技場では)この1年にどういう効果があったのか?
A市長:競技場につきましては、自動車の会社のShonan BMW という名前を付けていただき、イメージアップが図れたと。なおかつベルマーレも大変健闘して頑張ってもらってますけれども、そのチームカラー等ともオーバーラップしたりしまして、とてもいい効果が生まれてきているのではないかなと思います。できれば、平塚のイメージをもっといろいろなところ(施設)で広げていくために、ぜひネーミングライツを導入して理解をしていただき、平塚の名前と一緒に平塚のいろいろな、特にスポーツ文化等についての発信をより強力に進めていきたいというのが思いであります。ぜひ同じように、平塚競技場、Shonan BMW スタジアム 平塚と同じような形で、自主財源として企業の方に協力いただけるような体制をまた作っていただければありがたいなという思いであります。


Q記者:3つの施設を選んだ理由は?
A企画部長:3施設の理由でございますけれども、いろいろ施設がございますけれども、その中で所管課と検討会をもちまして、協議させていただきました中で、今年度につきましてはこの3施設を公募させていただきました。

A市長:3施設になった理由は、ネーミングライツがしやすいというか、いろいろな条件についてもネーミングライツを導入して名前を付けてもらっても、使われやすい施設であるということでございます。

A企画部長:現在、総合公園(体育館)につきましてはプロのバスケットボールチームの試合の会場にも使用されていますし、そういった利用状況等踏まえて、3施設につきまして今年度・・・。


Q記者:知名度が高いということか?
Aみどり公園・水辺課長:体育館と競技場、それからアリーナがございます。総合体育館につきましては、(バスケットボールの)横浜ビー・コルセアーズが入りまして、プロとして始まったばかりですので、体育館の状況がまだこれから変わっていくんじゃないかと、その中で命名権を出した場合の金額等が変わる可能性がありますので、体育館は降ろさせていただきまして、通常(競技などが)行われてます平塚球場とアリーナを選んだという形でございます。
A市長:ほかの自治体で、ビーチをネーミングライツで挙げるところはないと思います。


Q記者:簡単に言うと主要な集客施設を選んだという表現でよいか?
A市長:集客施設というか、売り出したいというか。


Q記者:逆に文化施設とかを入れないというのはどういう理由からか?
A市長:そのへんの検討もしてもらっています。
A企画部長:施設の管理者の打ち合わせの中では実施に至るまでの調整ができませんでした。そういった施設との調整でネーミングライツまで至らなかったということです。             


Q記者:調整ができなかたというのは、簡単に言うと具体的にどういうことか?例えば共催事業でやるのでネックになるとか?
A市長:そのへんもあると思いますけれども。 今後、たしかに今、ほかの自治体がネーミングライツを応募してもなかなか、今のこの経済状況等で難しい部分もありますけれども、ぜひスポンサー自身の会社のイメージ等も含めていろいろなところで平塚市と一緒に売り出してもらうような意識で応募していただくとありがたいなと思っています。今回、こういうことをもう一回やりますけれども、昨年はちょっと遅い募集で詰めるまでに時間がかかりましたので、今回は夏の時点で、募集、導入をかけさせていただいているのが今回の取り組みの形です。


Q記者:「ひらつかビーチパーク」(という長い名称)を入れるのは厳しい条件ではないのか?絶対必要なのか?
Aみどり公園・水辺課長:今のところ、いろいろな大会の中で「ひらつかビーチパーク」というのを売り出している中で、「ひらつかビーチパーク」という一つの言葉で売り出しを検討してますので、それを離されてしまうとどこの場所だか分からないというような形も出てきたりしますので、ここの部分については一つの言葉ということにさせていただいたということでございます。


Q記者:ひらつかアリーナというのは市民利用施設なのか?大きい大会などを誘致されているか?
Aみどり公園・水辺課長:大きい大会は子どもたちの中学校、高校等の全国大会はやっております。ただプロ的な大会を誘致しているのは平塚市の総合体育館ですので、今回総合体育館は横浜ビー・コルセアーズとかいろいろ先ほどのお話のとおり、(調整が)まだできていませんので、アリーナのほうだけをさせていただきました。
A市長:卓球の全国大会ですとか、空手の大会ですとかをアリーナの方ではやっております。

Q記者:金額の根拠は?
A企画部長:金額につきましては県内各施設とかほかの自治体で、同様の施設でネーミングライツの金額を設定されているのを参考に、設定せていただきました

Q記者:ビーチパークは入会権とか所有権などは?
Aみどり公園・水辺課長:神奈川県から平塚市が管理移管させていただいてやっているということで、ネーミングライツにつきまして神奈川県から許可を取るという形で、やらさせていただいております。

Q記者:海岸は県の所管ということでよろしいか?
Aみどり公園・水辺課長:全部、神奈川県です。

Q記者:県にも(ネーミングライツの収益の一部を)支払うのか?
Aみどり公園・水辺課長:今のところ払いません。

Q記者:金額は消費税込みだが、上がったら市に入る金額は減るということでいいか?
A企画部長:上がった分、市に入る分が少なくなるということです。

 

その他の質問

 

高校野球県大会の平塚学園

Q記者:決勝戦には行かれる予定はあるか?
A市長:今、ベスト4ですので、準決勝の方に顔出しをさせていただき、(試合の)最後までという訳にはいかないかないかもしれませんが激励というか、応援をさせていただきたいと思います。できたら、(甲子園に)出場してもらいたいですね。(学校名に)平塚と頭に出ていますから。全国への発信にもなりますし。実は、(14年前の)記念大会のときに、神奈川県でも2校が出たときにも平塚学園が活躍していただきましたので、また。あれ以来ですね。ぜひ頑張っていただきたいなと思います。

Q記者:準決勝で勝てば、また決勝戦も当然(行かれるのか)?
A市長:応援させていただきたいなと思います。
 

事業仕分け

 8月11日に、本市では今まで仕事の点検作業と言っておりましたけれども、今度平塚市では市民の視点に立って、成果を重視した行政経営の展開を目指しまして、まず外部の視点をしっかりと見て、外部の視点による事業の見直しを図るために、構想日本との連携により、事業仕分けを行います。
 先日皆様にはご案内を差し上げたんですけれども、平塚市教育会館の中の2会場で行います。対象は20事業をあげております。2班体制で行います。この意義ですけれども、我が市が変化、改革、成長を続けていくために、外部の視点を通しまして、もう一度事業を見つめ直して、今後の方向性を考えていくことが重要であると思います。事業仕分けは、その良い機会になると捉えております。
 事業仕分けでは、皆様ご存じのとおり、厳しい指摘を受けると思いますけれども、これは行政サービスを前進させるんだという意識を持って、事業仕分けに取り組んでいかなければならないと思っております。
 今回の事業仕分けの対象は20事業ですけれども、これに限らず、これをきっかけに、職員自らが事業を見直して、自治体の経営を進めていくという意識をもってもらうことが必要ではないかなと考えております。
 皆様にはこのような点で取り上げていただければありがたいなと思います。
 

資産報告

Q記者:額に大きく変動があったと思うが、説明できる範囲で(お話いただけないか)?
A市長:(市長給与の)50%削減というものもありましたので、やはり、いまその反映が出てきたのかなと思います。

Q記者:特別なことがあったということではないのか?
A市長:そういうことではなくて。「物」を買って「何」とかということでもありませんし、ただ、いろいろなやりくりの中で、ああいうふうになってきたということであります。


※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表文


平塚市
担当 企画部行財政改革推進課行財政改革推進担当 岸
電話 0463-21-9604
 

平塚球場など3施設へのネーミングライツを導入


 


 平塚球場、ひらつかアリーナ、湘南ひらつかビーチパークのネーミングライツを導入します。
 募集要項は、8月17日(金)にホームページに掲載します。
 初めてネーミングライツを導入した施設は、平塚競技場(平成24年3月1日から愛称使用)で、年間2,000万1円の自主財源を生み出しています。


愛称使用期間   平成25年4月1日から3年間、4年間又は5年間(選択可能)


募集金額(消費税額及び地方消費税額を含む年額)

平塚球場  600万円以上
ひらつかアリーナ  300万円以上
湘南ひらつかビーチパーク  500万円以上


募集期間     平成24年8月17日(金)~平成24年9月28日(金)

 

「ネーミングライツ検討法人登録制度」の創設

 ネーミングライツの取得を前向きに検討する法人を対象に、3施設の各種情報を市からメール配信します。

  • メールを市に送信することで登録を行います。
  • 登録された法人に対し、メールを利用して3施設のイベント情報や各種大会開催風景画像等を配信し、施設の魅力を知ってもらうことで、ネーミングライツの取得により関心を持ってもらい、応募を促します。
  • 情報提供の他に、質問や施設見学の要望等を随時受け付けます。
  • 登録は応募の要件とはしません。
  • 登録期間は応募期間と同じ期間とします。

 

ネーミングの条件

 愛称は、平塚球場及びひらつかアリーナは施設ごとに区分1及び区分2に示す文字を双方含めて、湘南ひらつかビーチパークは「ひらつかビーチパーク」を含めて名付けるものとします。
 

  平塚球場 ひらつかアリーナ 湘南ひらつかビーチパーク
区分1 「ひらつか」又は「平塚」 「ひらつかビーチパーク」
区分2 「球場」又は「スタジアム」 「アリーナ」


 

施設概要
施設名(所在地) 概要
 平塚球場
(平塚市大原1-1)
昭和60年3月開設
収容人員16,000人(内野8,000人、外野8,000人)
<平成23年度来場者数>
103,636人
<年間大会実績>
プロ野球(横浜DeNAベイスターズの2軍準本拠地)
 1軍公式戦1試合、1軍オープン戦1試合、イースタンリーグ公式戦10試合程度
アマチュア野球関係
 日米大学野球選手権選考会 1回3日
 高校野球県大会(春・夏・秋) 15日程度
 首都大学野球リーグ(春季・秋季) 8日~10日
 市民総合体育大会、その他小中学生・事業者等野球大会多数
ひらつかアリーナ
(平塚市中堂246-1)
平成16年8月開設
アリーナ面積3,485平方メートル、天井高12.5~21m
観覧席:固定席796席、車いす席8席、可動席(ロールバックチェア)348席
<平成23年度利用者数>
206,134人
湘南ひらつかビーチパーク
(平塚市高浜台33-1)
平成7年7月開設
湘南ひらつかビーチセンター、ビーチバレーコート10面、ビーチサッカーコート1面、ビーチフットボールコート1面、スリーオンスリーバスケットコート1面、多目的広場2面
<平成23年度来場者数>
346,729人