第30回平塚市竹細工アイディアコンクール審査結果 ~ひらつか市民プラザで作品展示中~

平成24年9月28日


公益財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団
担当 総務施設課 小玉
電話 0463-35-8108
 

第30回平塚市竹細工アイディアコンクール審査結果
~ひらつか市民プラザで作品展示中~


 毎年、七夕まつりの竹飾りに使用している竹を再利用しようという考えから、"竹細工工房"を開催しています。この"竹細工アイディアコンクール"は、竹細工工房の関連行事であり、知恵と技術を合わせ、竹の特徴を生かしたアイディア作品を創作してもらう催し物です。
 今回は、市内小学校のうち19校、256点の出品がありましたが、新鮮なアイディア溢れる作品が数多く見られました。
 この出品作品256点すべてを10月2日(火)まで、ひらつか市民プラザで展示しています。


主催 平塚市、公益財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団

後援 平塚市議会、平塚市教育委員会、平塚商工会議所、平塚市観光協会、平塚市商店街連合会、社団法人平塚青年会議所

協賛 平塚市竹材組合、平塚文具事務用品組合


出品数  256点
出品者数 249人
入賞点数 18点 平塚市長賞(最優秀賞)「スカイツリー」 旭小4年 関戸悠翔(ゆうと)ほか


審査員
 宮川 利男(前教育長)
 永田 勝実(竹遊会会長)
 村居 優 (平塚市立金田小学校総括教諭)
 目黒 孝 (教育委員会指導室嘱託員)
 伊藤 裕 (公益財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団理事長)


表彰式日時 平成24年10月2日(火)午後4:30~5:00
    場所 ひらつか市民プラザ(平塚市紅谷町18-8)


展示会日時 平成24年9月27日(木)~10月2日(火)午前10:00~午後6:30
    場所 ひらつか市民プラザ

 

審査講評

 「第30回平塚市竹細工アイディアコンクール」に256点もの多くの作品応募がありました。このコンクールは湘南ひらつか七夕まつりの竹を再利用し、竹の持つ良さや美しさを生かした、アイディアいっぱいの作品を小学生に参加発表してもらおうとの思いから始まり、今年で30回目を迎えた歴史あるコンクールです。
 毎年、夢にあふれた多くの作品が出品されますが、今年も、こんなにも多くの応募作品が集まり、竹細工に興味関心を持ってくれていることにうれしさを感じています。
 小学生の皆さん、そして、支えてくださったご家族や先生方、関係者の皆様本当にありがとうございました。
 出品された作品は、私たち審査員の思いや考えをこえた発想で、夢あふれた、楽しさいっぱいのものばかりでした。そして、ていねいに、根気強く、取り組んだ作品やカラフルな作品が多く見られる一方で、大きな作品が少ないことや、もう一工夫が足りない作品が多いことも今年の特徴の一つといえます。
 さて、作品づくりに取りかかろうとするとき、何を作ろうかと悩んだ人も多かったのではないかと思います。細工をするためには道具を使う技術・腕前はもちろん大切です。しかし、まずは何を作るかを決めなければなりません。そのためには、「こんなものがあったらいいな」、「~さんが喜ぶな」、「楽しいに違いないな」というような、誰のため、何のためを思いつくことが必要です。日頃から思いつきをメモや文にしておくことができれば最高です。
 その思いつきを、今度は竹の形、太さ、節などの性質を考え、絵に描いてみてください。すると、「こんな竹を使おう」、「使えそうだ」、「こんな組み立てをしてみたい」と作品へのしっかりした道筋が生まれてきます。
 もちろん、作る途中で変更してもよいのです。できれば、アイディアを次々に足していくことがいいと思います。
 小学生の皆さんには、普段の生活のなかで竹細工づくりを楽しみ、来年もぜひ出品してください。竹細工には、日本の物づくりの文化や技術がいっぱいつまっています。
 

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