自殺対策強化月間に合わせ啓発事業を実施

平成25年2月27日


平塚市
担当 くらし安全課安心安全担当 宮脇
電話 0463-21-9840
 

自殺対策強化月間に合わせ啓発事業を実施


 平成20年7月に「平塚市民のこころと命を守る条例」が施行され、平塚市では様々な自殺対策の取り組みを進めています。その一環として、自殺総合対策大綱において設定されている3月の自殺対策強化月間に合わせた啓発事業を実施します。
 

自殺対策強化月間の主な啓発活動

生き方を学ぶ講演会・命の授業 
 日時 3月1日(金)10:45~12:25(講演時間は約60分間)
 場所 平塚市立横内中学校 体育館  柏柳 修校長 生徒数226人
 対象 全校生徒
 演題 絵本『カーくんと森の仲間たち』~命の大切さ、心の病気について考える~
 講師 画家・絵本作家 夢ら丘実果さん 絵本作家・児童教育評論家 吉澤誠さん
 内容
  あたたかい肉声、美しく鮮明な映像を通して五感に訴えかけ、子どもたちの心を揺さぶる絵本の読み聞かせを活用した教授法で実施
  前半:自身の作品である絵本『カーくんと森のなかまたち』の読み聞かせを通じた講演
  後半:各クラスでの振り返り授業
  講師プロフィール、絵本「カーくんと森のなかまたち」資料別添のとおり


「こころと命のサポートのための本」コーナー設置
 図書館で命の大切さや尊さ、こころの癒しをテーマに選んだ図書を紹介
 日時 平成25年3月1日(金)~3月31日(日)
 場所 平塚市中央図書館


こころと命のサポート特集記念映画会
 日時 平成25年3月10日(日)14:00~
 場所 平塚市中央図書館3階映画会ホール
 タイトル 「ハッピーバースデー」(アニメ・80分)
 
市役所市民ホールでの掲示
 日時 平成25年2月18日(月)~3月15日(金)
 場所 平塚市役所市民ホール
 内容 市民のみなさんが悩みを相談できる窓口案内、各種相談電話案内、リーフレット等の掲示


自殺予防啓発街頭キャンペーン
 日時 平成25年3月15日(金) 15:30~
 場所 平塚駅北口ロータリー前
 内容 自殺対策担当者会議のメンバーが、市民のみなさんが悩みを相談できる窓口案内、こころの体温計等のリーフレット、啓発グッズを配布します。
 

 

(自殺対策強化月間)

 平成24年8月に閣議決定された自殺総合対策大綱においては、毎年3月を自殺対策強化月間に設定し、国、地方公共団体、関係団体及び民間団体等が連携して啓発活動を推進し、あわせて、啓発事業によって援助を求めるに至った悩みを抱えた人が必要な支援が受けられるよう、支援策を重点的に実施することとされています。また、自殺のハイリスク者だけでなく、悩みを抱えた人たちに広く支援の手を差し伸べていくことにより、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」を目指すとしています。
内閣府ホームページ http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/

夢ら丘実果(むらおか みか)さんプロフィール

 1968年東京都世田谷区生まれ。都立芸術高等学校、青山学院大学に学び、英会話講師を経た後に1993年より画家として活動を開始する。
Heart  Art  in TOKYO 2008 第11回エイズチャリティー美術展にて、東京都医師会賞を受賞。2008年チェコ共和国国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿にて原画が展示され、チェコ平和芸術親善大使に就任。全国の主要百貨店やホテルでの個展、グループ展を開催している。著書に、画集『そよ風に誘われて』、絵本『カーくんと森のなかまたち』等。
 また、5年前から自作の絵本『カーくんと森のなかまたち』の読み聞かせを通じ、命の大切さを伝える活動を続け、訪問した学校は全国各地で100校を超える。同絵本は、道徳やこころの健康教育の教材として、各地の学校で活用されている。社団法人 国際文化交流協会 理事長。

  • 夢ら丘実果さんの写真

吉澤 誠(よしざわ まこと)さんプロフィール

 明治大学卒業後、大学院で国際政治を学ぶ。大学院在学中に、北朝鮮とイラクなどを訪問。その後、国際交流のための本や地球環境問題を考える本の出版、編集に携わり、社会貢献を目的とした活動を続けている。著書に、元駐日イラク大使子息との共著である『旅の指さし会話帳 イラク』(情報センター出版局)がある。絵本『カーくんと森のなかまたち』文章作者。同書は、東京都、千葉県、和歌山等の全小中学校に配布され、全国各地の小・中学校の授業で「うつ予防教育」に取り入れられている。児童教育評論家として講演も行なう。株式会社 エムケイプランニング顧問、社団法人 国際文化交流協会理事、特定非営利活動法人 日本バングラデシュ交流基金(JBCF)監事などを務める。