市長コラム
市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。
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【最新号】令和7年(2025年)8月
寄り添い続けて
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石巻市の様子を視察
平塚市と災害時相互応援協定を結んでいる宮城県石巻市。令和5年3月、国の復興財源を使ったインフラや住まいの再建などの復興事業が終わりました。その後も都道府県や大都市は復興を支援するための応援職員を派遣していましたが、順々に取りやめていきました。最後まで派遣を続けていた平塚市も、令和7年3月31日で終了することとしました。
平成23年3月の東日本大震災発生直後からこれまで石巻市に延べ104人、土木技師、建築技師、電気技師、保健師、事務職など、さまざまな職種の職員を派遣しました。「困ったときはお互いさま」、助け合いの精神の下、困難な状況の中で、程度の差こそあれ、多くの職員が地域に溶け込み、被災地のことを思い支援に携わってくれたことは、平塚市にとって大きな誇りです。
私は、今年7月18日に石巻市を訪問し、齋藤正美市長と面会しました。石巻市内は一見すると元通りになったように感じますが、齋藤市長は、「復興事業は完結したが、市民一人一人の感じ方からすれば、まだまだやるべきことはある」と語っていました。大地震が残した爪痕は深く、真の復興に向けての道のりは、これからも続くとのことです。
被災地支援としての職員派遣は終了しましたが、職員研修の一環で相互の派遣研修へと形を変え交流は続けてまいります。これまで両市が培った絆の下、平塚市としてできることをしながら石巻市に寄り添い続けたいと思います。
平成23年3月の東日本大震災発生直後からこれまで石巻市に延べ104人、土木技師、建築技師、電気技師、保健師、事務職など、さまざまな職種の職員を派遣しました。「困ったときはお互いさま」、助け合いの精神の下、困難な状況の中で、程度の差こそあれ、多くの職員が地域に溶け込み、被災地のことを思い支援に携わってくれたことは、平塚市にとって大きな誇りです。
私は、今年7月18日に石巻市を訪問し、齋藤正美市長と面会しました。石巻市内は一見すると元通りになったように感じますが、齋藤市長は、「復興事業は完結したが、市民一人一人の感じ方からすれば、まだまだやるべきことはある」と語っていました。大地震が残した爪痕は深く、真の復興に向けての道のりは、これからも続くとのことです。
被災地支援としての職員派遣は終了しましたが、職員研修の一環で相互の派遣研修へと形を変え交流は続けてまいります。これまで両市が培った絆の下、平塚市としてできることをしながら石巻市に寄り添い続けたいと思います。