市長コラム
市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。
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【最新号】令和7年(2025年)11月
平和慰霊塔に込められた想い
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再整備した平和慰霊塔
10月17日、「平塚市戦争犠牲者を追悼し平和を祈念する集い」が行われました。ご遺族の方々の出席の下、毎年実施しています。今回は合わせて八幡山公園にある新しくなった平和慰霊塔のお披露目もさせていただきました。
昭和40年に建てられたこれまでの平和慰霊塔は老朽化していたため、戦後80年の節目の年を迎え、これからも戦争の記憶を風化させないためにも再整備しました。遺族会の意向なども踏まえ、塔の象徴である井桁積みの頂上部のモニュメント「平和の炎」はそのまま残し、長年にわたり慰霊塔に込められた想いを継承しました。その他にも「核兵器廃絶平和都市宣言パネル」などを設置し、訪れる方々が静かに手を合わせ、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを見つめ直す場所として、今後も末永くあり続けます。建て替えに当たり、多くのご寄付をいただいた遺族会の皆さまには改めて感謝申し上げます。
全国各地で行われる戦没者追悼の式典は、ご遺族の方々の高齢化による減少などにより、その存続が危ぶまれています。平塚市も例外ではありません。
心に留めておくべきことは、ご遺族がつないできたこの歩みを大切に残しつつ、戦争を過去のものとせず、今ある平和の尊さを次世代、さらにはその先の世代へも語り継いでいくことです。これからも「平和の炎」を決して絶やすことなく、今を生きる私たちに課せられた使命を全うしていきたいと改めて誓いました。
昭和40年に建てられたこれまでの平和慰霊塔は老朽化していたため、戦後80年の節目の年を迎え、これからも戦争の記憶を風化させないためにも再整備しました。遺族会の意向なども踏まえ、塔の象徴である井桁積みの頂上部のモニュメント「平和の炎」はそのまま残し、長年にわたり慰霊塔に込められた想いを継承しました。その他にも「核兵器廃絶平和都市宣言パネル」などを設置し、訪れる方々が静かに手を合わせ、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを見つめ直す場所として、今後も末永くあり続けます。建て替えに当たり、多くのご寄付をいただいた遺族会の皆さまには改めて感謝申し上げます。
全国各地で行われる戦没者追悼の式典は、ご遺族の方々の高齢化による減少などにより、その存続が危ぶまれています。平塚市も例外ではありません。
心に留めておくべきことは、ご遺族がつないできたこの歩みを大切に残しつつ、戦争を過去のものとせず、今ある平和の尊さを次世代、さらにはその先の世代へも語り継いでいくことです。これからも「平和の炎」を決して絶やすことなく、今を生きる私たちに課せられた使命を全うしていきたいと改めて誓いました。

