感震ブレーカー
最終更新日 : 2025年3月31日
阪神・淡路大震災、東日本大震災では、電気機器の転倒による火災や停電後の電気復旧時に火災が発生する通電火災が多発しました。地震後の電気が原因となる火災対策に有効となるものが『感震ブレーカー』です。
令和6年度平塚市感震ブレーカー設置推進事業について
動画による感震ブレーカーの紹介は、YouTubeチャンネル「防災ひらつか」(外部リンク)で視聴できます。
配布機器
簡易型感震ブレーカー (株)リンテック21社製 ヤモリGV-SB1
配布期間
令和6年4月1日(月曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで(先着順)
配布対象
平塚市内の自らが居住する住宅で感震ブレーカー未設置の分電盤がある方
なお、1つの分電盤につき1個を限度とします。
(注釈)すでに配布した方は対象外となります。
金額
500円
申込場所
市役所本館3階災害対策課窓口(301)
受付時間:平日8時30分から17時00分まで
申し込みに必要なもの
1 提出書類 申込書兼設置可否判断チェックシート
2 本人確認資料の原本
3 500円
(注釈)申込の際に携帯電話等で分電盤の写真を撮ってきていただけると設置場所をより詳しく説明できます。
(注釈)提出書類は下記からダウンロードできます。申込書の同意事項及び設置可否判断チェックシートを確認の上、記入して提出してください。
申込書兼設置可否判断チェックシート (PDF:238KB)
本人確認資料について
平塚市内に居住していることが分かるものが必要です。
下記のうちいずれか1点を原本でお持ちください。
運転免許証、マイナンバーカードなど
(注釈)「氏名+住所」が記載され、市が適当と認めるもの
(注釈)住所が記載されているものをお持ちでない場合は、災害対策課へご相談ください。
申し込みの際の注意事項
・すでに配布した方、工場や事業所、空家や空アパート、自らが居住していない建物には配布できません。
・感震ブレーカーをお渡しした後の返品・返金はできません。必ず御自宅の分電盤に設置可能か確認の上、お申し込みください。(製品の不良に伴う交換はさせていただきます。)
・ご自身で取り付けが可能ですが、有料で取り付けを希望される方は 「平塚市生きがい事業団」TEL0463-33-2335に御相談ください。
・設置後のあらゆる事故等について、平塚市は一切の責任を負いかねますので御承知おきください。
・機器に関するお問い合わせは、製造元(株)リンテック21 TEL03-5798-7801までお願いします。
代理申し込みについて
委任状が必要となります。下記からダウンロードするか、災害対策課にお越しください。
感震ブレーカー委任状(PDF:85KB)
設置可否の判断について
今回配布する感震ブレーカーは、ほとんどの分電盤に設置が可能ですが、一部取付けができないものや、取付けの際に別途お買い求めいただく補助用具(オプション品)が必要になってくるものがあります。
下記の取付画像や、設置可否判断チェックシートを確認し、御自宅の分電盤に設置が可能か必ず確認の上、お申し込みください。ご不明な点がございましたら災害対策課までお問い合わせください。
取付事例画像




【木製の分電盤】
補助板を使用して設置が可能です。

【蓋付きの分電盤】
蓋が開いた状態での設置は可能です。

補助用具(オプション品)を使用すると蓋がほぼ閉まります。

【補助用具(オプション品)を使用して設置が可能なもの】
スイッチストロークが長い
スイッチが堅く幅が広い
契約アンペアが大きい(75A、100A等)
【工場型ブレーカー(開閉器タイプ)】
設置ができません。
【金属製蓋観音開き分電盤】
蓋を切欠き加工し、補助用具(オプション品)を使用することで設置ができます。
【カマボコ型】
両面テープの追加等の加工で設置が可能です。
設置可否判断チェックシート

設置方法
配布している感震ブレーカーの設置の方法は、下記「ヤモリ取付説明書」を御覧ください。
ヤモリ取付説明書(PDF:2,655KB)
動画で設置の方法を確認する場合は、下記(株)リンテック21のホームページを御覧ください。
(株)リンテック21のページ(外部リンク)
補助用具(オプション品)について
補助用具(オプション品)は災害対策課窓口では配布しておりません。大型家電量販店やホームセンターで取り扱いしている店舗もあります。また、インターネットでも販売されております。
感震ブレーカー作動後の復旧方法
感震ブレーカー作動後の復旧方法は、下記「感震ブレーカー作動後の復旧方法」を御覧ください。
感震ブレーカー作動後の復旧方法(PDF:1,409KB)
設置時の注意事項
1 設置作業は昼間の明るい時間帯に行いましょう。
→作動確認の際に電気が遮断され、照明が消えてしまいます。
2 作動確認(設置後の試験)の際、電源が遮断されます。
→パソコンの電源、テレビの録画、炊飯器など電気機器の使用にご注意ください。
3 ホームセキュリティにご加入の場合ブレーカーが落ちることを事前に警備会社へご連絡ください。
→事前通知しない場合、緊急出動がかかり別途費用が発生する場合があります。
4 ご自宅内に人工呼吸器などの生命維持に関わる医療器具が設置されている場合
→医療器具補助電源が確実に動作することを御確認の上、取付けしてください。
感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーは、工事の必要な物から不要なコンセント型の物などもあり、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です。
内閣府・消防庁・経済産業省が発行している資料を下記からダウンロードできます。
感震ブレーカー等の普及啓発用のちらし(PDF:271KB)
内閣府が作成している大規模地震時における電気火災対策の啓発動画を下記のリンクから視聴できます。
南海トラフ巨大地震、首都直下地震の被害と対策に係る映像資料はこちら(外部リンク)
感震ブレーカーの種類と特徴

分電盤タイプ
また、地震による停電が発生した際には、電気が復旧した時にブレーカーが遮断されます。電気器具が倒れていないか等の安全を確認してからブレーカーを戻すことにより、通電火災を防ぐことができます。
コンセントタイプ
簡易タイプ
避難のために、保安灯(補助灯/非常用照明器具)の設置をお勧めします!
停電すると自動で非常用の照明が点灯する保安灯(補助灯/非常用照明器具)などをあらかじめ設置しておくと、感震ブレーカーにより照明が消えても安全に避難などが可能になります。
保安灯(補助灯/非常用照明器具)は、「通常の照明器具に保安灯の機能が追加されているもの」や「コンセントに差しておくと内蔵バッテリーに充電し停電時に点灯するもの」など種類も様々です。
内閣府が発行している資料を下記からダウンロードできます。
大規模地震に備えるための家庭での停電対策について(内閣府パンフレット)(PDF:1.4MB)
感震ブレーカーの規格について
消防防災製品等の推奨(一般財団法人日本消防設備安全センター)
一般財団法人 日本消防設備安全センターでは、消防防災分野において有効に活用できると認められる製品等に「消防防災製品等推奨証」を交付しています。交付された製品等には左の『推奨マーク』が表示されています。
消防防災製品等の推奨のページ(日本消防設備安全センター)(外部リンク)
(注釈)感震ブレーカーや保安灯の情報もあります。
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