市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和3年(2021年)1月

コロナ禍と定住促進

  • 平塚の魅力を発信する動画の一場面 さまざまな媒体で平塚の魅力を発信しています
 「さらに、選ばれるまち・住み続けるまち」とは、平塚市が目指すまちの姿。この実現に向け、地域経済の活性化や少子化対策などの施策を進め、まちの魅力を磨き、発信しています。

 民間住宅ローン会社による関東地区の「本当に住みやすい街大賞2021」シニアランキングでは、平塚市が前年に続き3位になりました。選ばれたポイントは「海と自然とにぎやかさが混在するスローライフにぴったりの街」。観光地へのアクセス、歩道・車道整備、商業施設や医療施設・診療所の充実などが評価されました。

 ところで、新型コロナの感染拡大が始まってから約1年。以前の社会・経済への回復にはほど遠いものの、平塚市が選ばれていることを実感できる変化がありました。

 昨年7月以降、東京都から平塚市への転入超過が続いているのです。市外からの転入者から市外への転出者を引いた人口の社会増減は、平成27年から転入超過に転じていますが、東京都に限ると転出超過が続いていました。この変化はコロナ禍で在宅勤務やテレワークが進み、働き方や住居への意識が変わったことが一因と思われます。

 また、対象地域を限らない増減では、特に子育て世代の転入増が目立ちます。力を入れている子育て支援が功を奏したのかもしれません。

 さて、新型コロナが猛威を振るい、再び緊急事態宣言が発出される中、この冬を社会全体で乗り切ることが課題です。市では、子育て支援施設や福祉施設などに体温を計測できるカメラを設置し、感染症対策を強化するほか、感染症克服のカギとなるワクチンの供給が可能になった場合に備え、迅速に接種できる体制づくりを進めています。

 今年はまず、新型コロナの感染拡大防止に集中します。市民生活を確実に支えることが「さらに、選ばれるまち・住み続けるまち」につながると信じています。
 
 

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