市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和3年(2021年)10月

駅北口のバリアフリー

  • 先行して改修したエレベーター。左奥は改修中のウェルカムデッキ 先行して改修したエレベーター
 「重い荷物を抱えて階段を降りるのは怖い」「膝が悪くなり、下り階段がつらい」…。 電車の乗り降りで駅を利用するには上下移動が避けられません。それは平塚駅北口も同様で、私が市長に就任する前から、バリアフリーを求める声は、多方面から上がっていました。

 駅ビルのラスカ平塚が完成した昭和48年。上りエスカレーターは駅北口に設置されましたが、下りは今もありません。改札口から北口バスロータリーに降り立つまで、時間帯によっては階段で移動するよりほかない状態です。

 そこで市は、JR東日本や湘南ステーションビルと、改札階と駅前広場の上下移動手段を改善するため、協議を重ねてきました。しかしここには、乗降客の動線や安全性、工事に伴うラスカ平塚の店舗への影響などの課題がありました。両者の協力が得られ、待望の一歩を踏み出したのは、この秋。2つの方法で整備に着手しました。

 1つ目は、北口階段の中央柱の西側に設置する、下りエスカレーターの整備。完成までの1年程度は仮囲いを設置するため、通路や階段の幅が狭くなるので、通行には十分ご注意ください。

 2つ目は、ラスカ平塚の既存の西側エレベーターを活用した、改札階と地上階を結ぶ経路の整備。改札脇のコーヒー店横の入口からエレベーターまで、扉の自動ドアへの改修や段差解消など、車椅子でも通行できるようにします。こちらは来年3月の完成を目指しています。

 今回整備する北口のエスカレーターとエレベーターやラスカ平塚南館のエレベーターが、始発から終電まで稼働できるようになれば、整備済みの西口南北エレベーターと合わせて、平塚の玄関口の利便性や安全性がより一層向上します。引き続き、ハードとともにソフトのバリアフリーを進め、まちのにぎわい創出や魅力アップに結びつけていきたいと考えています。
 

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