市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和4年(2022年)3月

伝えることの大切さ

  • 鎌倉殿と平塚の七人のサムネール 第3回土屋三郎宗遠。3月20日から公開します
 「鎌倉殿と平塚の七人」という5分ほどの動画を、YouTube(ユーチユーブ)の博物館公式チャンネルで公開しています。NHK大河ドラマを意識した職員手作りの動画で、毎月1本ずつ追加していく予定です。

 第1回は真田与一義忠(よしただ)、第2回は岡崎四郎義実(よしざね)で、すでに合計7000回を超える視聴があります。これから、土屋三郎宗遠(むねとお)、土屋次郎義清(よしきよ)、豊田次郎景俊(かげとし)、三浦平六義村(よしむら)、虎女(とらじよ)といった平塚ゆかりの人物のほか、番外編も用意されているとのこと。次の「物語」を楽しみにしています。

 博物館ではこの他にも昨年から「平塚学入門」という76のテーマで平塚を探索する動画も56本公開しています。こうした取り組みは、コロナ禍が背景にあるかもしれませんが、博物館がたくさんの資料や情報の蓄積を生かそうと、積極的に動き始めている証(あか)し。このことを私は評価しています。頑張って調査研究することと同じくらい、平塚の魅力を伝えることが大切だと考えるからです。

 かつて私は、ある商業関係者からこう教えられました。「うちの商品は一度使ってもらえれば良さが分かるんだけど、というのは逃げだよ。いい商品を作っても、伝えなくちゃ存在しないのと同じなんだよ」。伝えることの大切さは行政も同じ。平塚にはたくさんの魅力があります。しかし、それを知ってもらわなければ、無いのと同じです。平成27年度からシティプロモーションを始めたのは、そんな思いがあったからです。

 今は、コロナ対策やワクチン対応に全力を挙げています。しかし、持続可能なまちとしていくためには、市全体で魅力を伝える大切さを再認識していかなければならないと考えます。職員と共に、知恵を絞ったさらなる取り組みに挑戦していきます。

 今年4月1日に平塚市は市制90周年を迎えます。地域の歴史の再発見を、ふるさとへの愛着や誇り、人々の絆づくりにつなげる節目にしていきたいと思います。
 

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