光明寺銅鐘 1口
こうみょうじどうしょう
県指定重要文化財
所有者 光明寺(こうみょうじ)
指定 昭和38年9月20日
総高 107cm 口径 55cm
県指定重要文化財
所有者 光明寺(こうみょうじ)
指定 昭和38年9月20日
総高 107cm 口径 55cm
鐘の頂にある吊り掛けるための竜頭(りゅうず)は、外側を向いた竜の首を中央で繋ぎ、その上に火焔宝珠(かえんほうじゅ)を戴く。鐘の各部の名称は、上から竜頭・笠形・上帯・乳の間・池の間・中帯・草の間・下帯・駒の爪といい、池の間には後記の銘文があり、下帯には唐草文が描かれている。
銘文には、正平7年(1353)2月、光明寺の住職である沙門空忍が勧進(寄付を募ること)して、法願・智国と結縁(仏道に縁を結びたい人々)が願主となって、鋳造大工(鋳物師)の清原国吉がつくったことが記されている。
銘にある正平7年(観応3年)は、2つの年号が並立した南北朝時代で、正平の年号を使ったことで、光明寺が足利尊氏の影響下にあったことが間接的にうかがえる。
「相模国
金目郷
光明寺鐘
正平七年壬辰二月 日
當住持沙門
願主法願智国并結縁大工河内権守清原国吉」
銘文には、正平7年(1353)2月、光明寺の住職である沙門空忍が勧進(寄付を募ること)して、法願・智国と結縁(仏道に縁を結びたい人々)が願主となって、鋳造大工(鋳物師)の清原国吉がつくったことが記されている。
銘にある正平7年(観応3年)は、2つの年号が並立した南北朝時代で、正平の年号を使ったことで、光明寺が足利尊氏の影響下にあったことが間接的にうかがえる。
「相模国
金目郷
光明寺鐘
正平七年壬辰二月 日
當住持沙門
願主法願智国并結縁大工河内権守清原国吉」
アクセス
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注意
当文化財は普段は公開しておりません。
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