絹本着色 観心十界曼荼羅図 1幅
けんぽんちゃくしょく かんしんじっかいまんだらず
平塚市指定重要文化財
所有者 長善寺(ちょうぜんじ)
指定 平成7年10月25日
縦 142.1cm 横 74.2cm
平塚市指定重要文化財
所有者 長善寺(ちょうぜんじ)
指定 平成7年10月25日
縦 142.1cm 横 74.2cm
観心十界曼荼羅図は、仏教で説く十界〔地獄界・餓鬼(がき)界・畜生(ちくしょう)界・修羅(しゅら)界・人間界・天上界・声聞(しょうもん)界・縁覚(えんがく)界・菩薩界・仏界〕の有様を上下六段に分けて描いたものである。画面のほぼ中央、人間界の中心に「心」の字を描き、そこから他の九界に転生する人々の姿を描いている。
なかでも人間界は大きな部分を占め、向かって右に商いをする人々の姿を、左に臨終(りんじゅう)と阿弥陀三尊の来迎(らいごう)を描く。また、仏界でも、往来する人物に阿弥陀が手を差し伸べているところなど阿弥陀を中心とした十界観を示している。
制作は、室町時代中期に遡るもので、室町期特有の粗い絹地に、朱色を際立たせた墨色主体の彩色を施している。
なかでも人間界は大きな部分を占め、向かって右に商いをする人々の姿を、左に臨終(りんじゅう)と阿弥陀三尊の来迎(らいごう)を描く。また、仏界でも、往来する人物に阿弥陀が手を差し伸べているところなど阿弥陀を中心とした十界観を示している。
制作は、室町時代中期に遡るもので、室町期特有の粗い絹地に、朱色を際立たせた墨色主体の彩色を施している。
交通案内(JR平塚駅北口より神奈川中央交通バスを利用した場合)
長善寺(平塚市東八幡1-17-32)
5番乗り場・田村車庫行ほか 「八幡」下車 徒歩5分
5番乗り場・田村車庫行ほか 「八幡」下車 徒歩5分
案内地図
注意
当文化財は普段は公開しておりません。
このページについてのお問い合わせ先
社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
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直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
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