光明寺古文書 2巻
こうみょうじこもんじょ
市指定重要文化財
所有者 光明寺(こうみょうじ)
指定 昭和35年3月31日
市指定重要文化財
所有者 光明寺(こうみょうじ)
指定 昭和35年3月31日
次の10通が巻子本の形でまとめられている。
- 源頼朝下文(くだしぶみ)/治承7年(1183)。 源頼朝が金目観音堂の寺務をつかさどる長官である「別当職(べっとうしき)」に大法師源信を任命した辞令。光明寺がその後寺領の権利を主張する根拠となる重要な文書。
- 斯波家長奉書/建武3年(1336)。 鎌倉府執事の斯波家長が光明寺とその寺領に対する地頭等の不当な干渉を禁止した文書。
- 足利尊氏御判御教書(みぎょうしょ)/文和4年(1355)。 足利尊氏が天下静謐(せいひつ)の祈祷を命じたもの。
- 足利氏満料所寄進状/嘉慶2年(1388)。 関東公方足利氏満が、光明寺に坂間郷内の地を寄進したことを記した文書。
- 足利満兼書状/年不詳。 関東公方足利満兼の光明寺で行われた祈祷に対する礼状。
- 光明寺雑掌善勝目安案/明徳元年(1390)。
- 光明寺雑掌善勝重申状案/明徳元年(1390)。
- 光明寺雑掌善勝申状案/嘉慶3年(1389)。
- 藤原政弘清原末房連署打渡状案/至徳4年(1387)。 打渡状というのは、訴訟の裁決により、その他の正当な知行人に渡される文書。
- 光明寺田畠注文/年不詳。 光明寺の田畑の書上(目録)で、訴訟に関わるものと考えられる。
6~8は、光明寺領に関わる訴訟文書。雑掌は寺社などで訴訟などうを扱う職掌の者をいう。
アクセス
光明寺へのアクセスのページ
注意
当文化財は普段は公開しておりません。
このページについてのお問い合わせ先
社会教育課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館7階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8123(社会教育担当) /0463-35-8124(文化財保護担当)
ファクス番号:0463-34-5522