平塚市公共工事の入札・契約制度
最終更新日 : 2025年4月1日
平成19年4月1日から、工事入札・契約のより一層の競争性、透明性、公平性を向上させるため一般競争入札の全面的な導入など新たな入札・契約制度を実施しています。
競争性・透明性・公正性の向上
- 全ての工事及び工事に係る委託案件は条件付き一般競争入札で実施します。ただし、特殊工事、緊急工事などは、指名競争入札、随意契約により発注する場合があります。
- 入札参加可能者数が指名競争入札での参加者の概ね2倍になるよう入札参加条件を設定します。ただし、工事に係る委託案件などは、登録者が多いため下記の基準を上回ることがあります。
設計金額 指名競争入札 一般競争入札 1千万円未満 3~10者 原則5~20者
(電気・管 3~10者程度)1千万円以上5千万円未満 6~12者 原則10~25者
(電気・管 5~15者程度)5千万円以上 8~16者 原則15~30者
(電気・管 8~20者程度) - 一般競争入札案件については、平成30年度から原則として3者要件(参加希望者及び入札者が3者に満たない場合は不調(中止)とする)を緩和し、参加希望者及び入札者が1者でもいた場合は、入札を執行します。ただし、公告文で3者要件が付されている場合は、この限りではありません。
公共工事等の品質確保
- 適切な積算を行わない者のダンピング受注による工事品質の低下を防ぐため、設計金額130万円以上の工事及び設計金額50万円以上の工事に係る委託、及び設計金額50万円以上の樹木保護管理委託には最低制限価格を設定し、最低制限価格を下回る入札については失格とします。
- 最低制限価格の算出方法は、契約検査課のホームページ「最低制限価格・調査基準価格」を参照してください。
不良・不適格者の排除
- 予定価格の事後公表
適切な積算を行わない者が安易に受注できないよう、予定価格は事後公表とします。 - 実績の確認
必要な工事及び工事に係る委託には、参加条件に同種工事・委託の実績や配置予定技術者の資格や経験の提出を求めて確認をします。 - 工事成績不良者の競争入札参加停止措置
工事成績が標準点を下回った者は、一定期間入札に参加できないよう参加停止とします。参加停止措置を行った場合は、入札情報サービスで公表します。また、参加停止措置期間中は、入札参加申込及び市発注工事の下請けはできません。 - 立入調査の実施
低落札率の工事など、必要に応じ現場の立入調査を実施し、施工体制や下請者への支払い状況等を確認します。書類の虚偽記載、契約違反や不誠実な行為があったときは、参加停止及び指名停止とするなど厳正な対応をします。 - 入札時の内訳書提出を義務付け(平成26年6月4日公布品確法と建設業法・入契法等の一体的改正に係る措置)
平成27年度より設計金額に関わらず、電子入札時には内訳書の添付が必要になります。 - 施工体制台帳の作成を義務付け(平成26年6月4日公布品確法と建設業法・入契法等の一体的改正に係る措置)
平成27年度より請負金額・下請総額に関わらず、施工体制台帳の作成・提出が必要になります。
市政策目的寄与の評価
主観点制度の導入
優良な工事を施工した者、市と災害協力協定を締結している者などに加点する主観点制度を導入して、市政策目的への寄与を評価します。
詳細については、電子入札・競争入札参加資格申請ページの「主観点の導入について」(平塚市ホームページへリンク)にてご確認ください。
詳細については、電子入札・競争入札参加資格申請ページの「主観点の導入について」(平塚市ホームページへリンク)にてご確認ください。
市内中小事業者への配慮
- 予算の適正な使用と競争性を確保した上で、参加条件に市内に本店を有する者を設定するなど、市内中小事業者の受注機会の増大に努めます。
- 登録者、発注件数、発注金額の多い主要5工種の工事については、登録者の施工能力・規模に応じた発注をするため格付けを設定します。
入札・契約の流れ
その他
一般競争入札を適正に実施するため、参加条件については入札参加条件審査委員会を設け審査します。
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このページについてのお問い合わせ先
契約検査課
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館5階
直通電話:0463-21-8780(契約担当) /0463-21-8788(検査担当)
ファクス番号:0463-21-9601