そめきん(アドバイザー派遣結果)
最終更新日 : 2025年2月3日
支援店舗の紹介
そめきんは創業100年以上続く、老舗の祭用品の専門店です。平塚のお祭りはもちろん、茅ケ崎や大磯だけではなく県外からも多くの方にご利用され、日本のお祭りを支える一翼を担っています。家族で代々お店を続けているそめきんでは、顔馴染みのお客様も多く、店員菅でもお客様ニーズがしっかりと共有されていることも強みです。移り変わるお祭り衣装を実際の祭りを見学し、ニーズを日々勉強されている、意欲的な店舗です。
そめきんへの指導内容
今回は、アドバイザ-のROKOPLANNING 店舗プロデュ-サ-野村ヒロコ氏との話し合いの中で、商品数が多い中で販売空間の効果的な活用、店内商品PRのしかけづくりについて検討しました。
1.店内レイアウトの変更
店内入口周辺にも商品が密集している状態だったので、入り口はお客様の顔であることを意識することを指導、入口周辺の商品を間引きました。商品在庫についても整理がされておらず、販売スペースにおかれていたものをバックヤードを活用、収納したため、店内入口から奥まで一望できるようになりました。什器について、身長よりも高いものがおかれていたため、目線が生きにくく圧迫感を生んでいました。身長よりも高い什器を撤去し、店内の圧迫感の解消を図りました。(写真左は什器撤去前、写真右は什器撤去後)
2.付加価値を演出した販売方法の指導
ただ商品を販売するのではなく、お店のコンセプトである「祭り」を連想させる商品陳列を指導しました。着物のディスプレイを入口に置き、来店したお客様にイメージ付けできるように演出、店内に展示している神輿の写真を強調することによって祭りのイメージの刷り込み効果をアドバイスしました。
3.自店の強みを活かしたコンテンツの提案
神事ならではのご祈祷商品の開発、甚平等の着こなしかたの提案、ペット用の祭り商品の導入など「祭り」を取り扱っているからこそできる商材のアドバイスや、小物類が商品によって売れる物が異なるため、小物類を効果的に販売する販促の一つとして、福袋にして販売することを提案しました。
支援の効果とオーナーからのメッセージ
商品の配置換えを行い、在庫を整理することで商品をより効果的に見せることができ。お客様からも商品を手に取ってもらえる機会が増え、反応もよくなりました。また、不要な什器を撤去し、店内が広くなったことでお客様の滞留時間も長くなりました。
自分たちでは気づけなかった自店の強みを活用した販促方法を指導いただいたので、今後は他の事業者や神社等とも協業し、新商品等にも取り組んでいきたいと思います。
自分たちでは気づけなかった自店の強みを活用した販促方法を指導いただいたので、今後は他の事業者や神社等とも協業し、新商品等にも取り組んでいきたいと思います。
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