幻の芋「クリマサリ」
最終更新日 : 2025年4月1日
クリマサリとは
クリマサリの特徴
平塚市大野地区で特産として栽培されている幻のサツマイモです。市場にはあまり出回りませんが、その存在を知っているファンは毎年心待ちにしており、愛されているお芋でもあります。令和3年8月には「かながわブランド」にも登録されました。

味や食感の特徴
名前のとおりふかせばホクホク、栗のような風味が特徴です。油との相性が抜群で、揚げたらサックリとした食感を楽しむことができます。
名前の由来
ホクホクした食感と上品な甘さが、栗にも勝る美味しさと言われていることから、「クリ(栗)マサリ(勝り)」という品種名となりました。収穫時期
【収穫時期】8月下旬から10月中旬くらいまで栽培地域
平塚市で地域特産物として栽培されています。
主に市内の大野地区で栽培されており、住宅地に隣接する畑もあります。
普段みなさんが何気なく通り掛かっている畑で育っている野菜の正体は、実は「幻の芋、クリマサリ」かもしれません。
幻と言われるゆえん
砂状の土質を好むため、栽培適地が限られるほか、細長い形状や皮が薄いことから収穫に手間が掛かります。市内では1960年頃から栽培されていますが、上記のような栽培の難しさを持つことから生産農家が減少していることに加え、クリマサリを栽培する地域の市街化により、栽培に適した農地も少なくなりました。
また、普通のサツマイモと比べて収量が少ないほか、お菓子作りに向いた特徴を持つことから、そのほとんどが製菓会社などに卸されているため、市場にはあまり出回りません。
クリマサリを残すため活躍する生産者の皆さん
JA湘南甘藷部会
30代から80代まで、幅広い世代が一緒になって活動しています。良質な苗の確保や講習会を開催して栽培技術の向上・継承に取り組んでいるほか、生産、出荷販売の維持・拡大に向けて情報交換等を行っています。


クリマサリのおいしい食べ方
てんぷら、素揚げ
油との相性が良く、素材そのままのほんのり上品な甘さが感じられ、冷めてもおいしく食べられます。お味噌汁
細めのクリマサリを皮ごとぶつ切りにして入れます。火の通りが早いので時短レシピとしても!スイートポテト
蒸かしたクリマサリをマッシュして、砂糖とマーガリンを混ぜたら、簡単スイートポテトのできあがり!
クリマサリを手に入れるには
あさつゆ広場で販売されているほか、平塚市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
販売期間は概ね8月下旬から10月末頃までが目安となります。
また、クリマサリの加工品である芋焼酎やカステラ、パイなども各所でお求めいただけます。
販売期間は概ね8月下旬から10月末頃までが目安となります。
また、クリマサリの加工品である芋焼酎やカステラ、パイなども各所でお求めいただけます。
あさつゆ広場
あさつゆ広場(JA湘南ホームページ)(外部リンク)平塚市のふるさと納税
ふるさと納税(市ホームページ)このページについてのお問い合わせ先
農水産課(農業政策担当/農業振興担当/農地整備担当)
〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館5階
代表電話:0463-23-1111
直通電話:0463-35-8102/0463-35-8103(農業政策担当、農業振興担当) /0463-35-8105(農地整備担当)
ファクス番号:0463-35-8125