企画展「生誕100年 中村正義-その熱と渦-」を開催
令和7年4月1日
平塚市
担当 美術館 学芸担当 勝山
電話 0463-35-2111
平塚市美術館では、企画展「生誕100年 中村正義-その熱と渦-」を4月12日から5月18日まで開催します。
日本画壇の風雲児と呼ばれ、日本画の革新を志し、その枠を超えた幅広い活躍で知られた中村正義(なかむらまさよし、1924‐1977)。
中村正義は愛知県豊橋市生まれ。戦後1946年には中村岳陵に師事し日展の画家として前途を嘱望されましたが、1961年には日展を脱退し、川崎市細山に転居。以後1977年に52歳で没するまでの16年間を川崎で過ごしました。
1960年代以降の社会的な激動のなかで現代人の感覚と乖離(かいり)し旧態依然とした日本画壇に抗し、日本画の概念をくつがえすような前衛的な画風を展開した特異な画家とみなされてきました。一方、同時代の作家たちとも深く関わり評論家針生一郎とともに立ち上げた「日本画研究会」、異色の美術グループ「人人会」の創立、多様なジャンルの表現者を取り込んだ芸術祭「東京展」の構想へと至るとともに、病没した三上誠の回顧展の開催や若い画家たちへの支援を行うなど、ジャンルや世代を超えて「つながる」ことを重視した作家でした。自身も道半ばの52歳で病没しましたが、その短い生涯はさまざまな人間に影響を及ぼすとともに、そうした交流によって正義の実に多様な画業の変遷が生み出されました。
本展では正義の代表作を中心に構成するほか、その深い交友関係にも着目し、関連作家の作品もあわせて紹介し、映画や舞台美術、住宅デザインや写楽研究などの多様な活動にも焦点をあてることで、あらためて正義の実像に迫ります。
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
電話 0463-35-2111 ファクス 0463-35-2741
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。JR平塚駅より徒歩20分。または平塚駅東改札口(北口)より、神奈川中央交通バス4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。駐車場67台(美術館御利用の場合90分間無料・要認証)。
( )内は20人以上の団体料金
毎週土曜日は高校生無料
各種障がい者手帳の交付を受けた方と付き添い1人は無料
65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
本展覧会の観覧券で「所蔵品展」もご覧いただけます
場所:展示室2(申し込み不要、要観覧券)
場所:展示室2(申し込み不要、要観覧券)
上映時間:102分
場所:ミュージアムホール(都合により上映場所が変更される場合があります。詳細はお問い合わせください。申し込み不要、観覧無料。)
会期 4月12日(土曜日)~9月7日(日曜日)
出品点数 約35点
観覧料 「中村正義展」の観覧料で入場できます。
単独の場合、大人200(140)円、高大生100(70)円、中学生以下無料
( )内は20人以上の団体料金
担当 美術館 学芸担当 勝山
電話 0463-35-2111
企画展「生誕100年 中村正義-その熱と渦-」を開催
平塚市美術館では、企画展「生誕100年 中村正義-その熱と渦-」を4月12日から5月18日まで開催します。
日本画壇の風雲児と呼ばれ、日本画の革新を志し、その枠を超えた幅広い活躍で知られた中村正義(なかむらまさよし、1924‐1977)。
中村正義は愛知県豊橋市生まれ。戦後1946年には中村岳陵に師事し日展の画家として前途を嘱望されましたが、1961年には日展を脱退し、川崎市細山に転居。以後1977年に52歳で没するまでの16年間を川崎で過ごしました。
1960年代以降の社会的な激動のなかで現代人の感覚と乖離(かいり)し旧態依然とした日本画壇に抗し、日本画の概念をくつがえすような前衛的な画風を展開した特異な画家とみなされてきました。一方、同時代の作家たちとも深く関わり評論家針生一郎とともに立ち上げた「日本画研究会」、異色の美術グループ「人人会」の創立、多様なジャンルの表現者を取り込んだ芸術祭「東京展」の構想へと至るとともに、病没した三上誠の回顧展の開催や若い画家たちへの支援を行うなど、ジャンルや世代を超えて「つながる」ことを重視した作家でした。自身も道半ばの52歳で病没しましたが、その短い生涯はさまざまな人間に影響を及ぼすとともに、そうした交流によって正義の実に多様な画業の変遷が生み出されました。
本展では正義の代表作を中心に構成するほか、その深い交友関係にも着目し、関連作家の作品もあわせて紹介し、映画や舞台美術、住宅デザインや写楽研究などの多様な活動にも焦点をあてることで、あらためて正義の実像に迫ります。
企画展「生誕100年 中村正義-その熱と渦-」
主催
平塚市美術館、東京新聞協賛
神奈川中央交通株式会社会期
令和7年4月12日(土曜日)~5月18日(日曜日)開館時間
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)休館日
月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水曜日)会場
平塚市美術館〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
電話 0463-35-2111 ファクス 0463-35-2741
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。JR平塚駅より徒歩20分。または平塚駅東改札口(北口)より、神奈川中央交通バス4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。駐車場67台(美術館御利用の場合90分間無料・要認証)。
出展数
約120点観覧料
一般1000(800)円、高大生500(400)円、中学生以下無料( )内は20人以上の団体料金
毎週土曜日は高校生無料
各種障がい者手帳の交付を受けた方と付き添い1人は無料
65歳以上で、平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金
本展覧会の観覧券で「所蔵品展」もご覧いただけます
関連事業
ギャラリートーク 内田あぐり(日本画家)×勝山滋(当館館長代理)
日時:4月19日(土曜日) 午後2時~3時場所:展示室2(申し込み不要、要観覧券)
当館学芸員によるギャラリートーク
日時:5月6日(火・休) 午後2時~2時40分場所:展示室2(申し込み不要、要観覧券)
ドキュメンタリー映画「父をめぐる旅」
日時:会期中の午前10時~、午後2時~上映時間:102分
場所:ミュージアムホール(都合により上映場所が変更される場合があります。詳細はお問い合わせください。申し込み不要、観覧無料。)
同時開催
令和6年度特集展「よみがえる絵画 川村清雄、藤田嗣治、鳥海青児…」
美術館には、美術作品の劣化を防ぎ、できるだけ良い状態で保管していくという重要な仕事があります。本展では当館の所蔵作品の中から、修復をしたさまざま絵画作品を修復過程の分かる資料とともに紹介し、美術館の裏側ともいえる保存管理・修復の役割について紹介します。会期 4月12日(土曜日)~9月7日(日曜日)
出品点数 約35点
観覧料 「中村正義展」の観覧料で入場できます。
単独の場合、大人200(140)円、高大生100(70)円、中学生以下無料
( )内は20人以上の団体料金