下水道管路の全国特別重点調査の結果

令和8年4月21日

平塚市
担当 下水道整備課 維持管理担当 大野
電話 0463-21-9853

下水道管路の全国特別重点調査の結果

 
 令和7年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損事故を受け、令和7年3月18日付けで国土交通省から『下水道管路の全国特別重点調査』の実施要請があり、本市でも対象となる下水道管路の調査を実施しました。
 この度、全ての調査が完了し、国土交通省へ結果を報告しましたので、その内容を公表します。 
 

調査対象

 
 『埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没を踏まえた下水道管路の全国特別重点調査の実施について(提言)』に基づき、本市が管理する内径2m以上かつ、1994年度(平成6年度)以前に設置された(30年以上経過している)下水道管路を対象とします。また、対象管路の内、埼玉県八潮市の道路陥没現場と類似の条件の箇所などを、優先的に調査を実施する管路としています。
 

[参考]国土交通省からの「下水道管路の全国特別重点調査」実施要請

 有識者委員会の提言を踏まえ「下水道管路の全国特別重点調査」の実施を要請します(国土交通省HP)(外部リンク・新規ウィンドウで開く)

調査対象管路延長 単位:(m)
  合流管 雨水管 合計
優先実施箇所 853.17 0.00 853.17
優先実施箇所以外 1,427.35 19,325.05 20,752.40
合計 2,280.52 19,325.05 21,605.57
本市において、調査対象の条件(内径2m以上)に該当する汚水管はありません。

調査対象管路位置図(PDFファイル:1.3MB) 
 

調査方法

 管路内調査

 潜行目視やテレビカメラ等により、調査対象とした管路の状態を確認する。調査結果は、専門家がチェックし、判定の質を確保する。

空洞調査

 管路内調査の結果で、劣化が確認された管路は、レーダー探査車等を用いて路面下の空洞の有無を確認する。

打音調査

 管路内調査の結果で、劣化が確認されなかった管路は、打音調査等で管路の健全度・安全度を定量的に評価する。
 
 

調査結果

 
 管路内調査および打音調査の結果、直ちに大規模な陥没につながる破損等は確認されていませんが、劣化が確認され補修等の対策を必要とする延長は以下の通りでした。

判定別管路延長 単位:(m)
  優先実施箇所 優先実施箇所以外 合計
緊急度1 413.08 5,788.86 6,201.94
緊急度2 169.99 6,211.40 6,381.39
1,2以外 270.10 8,752.14 9,022.24
各延長計 853.17 20,752.40 21,605.57
 
 緊急度1・2と判定された箇所を空洞調査した結果、調査対象管路に起因する空洞が1カ所確認されました。
 確認された空洞は、直ちに原因の特定および補修作業を行い、対応は完了しています。
 

[参考]国土交通省の調査結果公表

 

今後の動き

 優先実施箇所の緊急度1(延長413.08m)は、修繕が完了しています。また、現在は優先実施箇所以外の緊急度1(延長5,788.86m)の修繕を実施しています。引き続き、緊急度2と判定された箇所も、修繕等を進めます。
 さらに、優先実施箇所は、既設管の内側に新たな管を構築する「管更生工法」等により、対策を講じていきます。
 
 今後、国による「下水道管路マネジメントのための技術基準等」の見直しが予定されており、維持管理の方針が変更される可能性があることから、引き続き動向を注視し、適切な対応に努めます。

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