市長コラム
市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。
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令和2年(2020年)9月
新しい対話の形
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双方向のやり取りで議論を深めました
平塚青年会議所が主催する「ひらつかスクール議会」。今年は、新型コロナウイルス感染症の流行で、さまざまな交流活動が制限されている中、オンライン形式を取り入れた、私と高校生との意見交換「ひらつかWEB(ウエブ)タウンミーティング」を実施しました。
8月30日、平塚養護学校を含む市内六つの高校から13人が参加。当初は、オンラインでの意思疎通に不安もありました。しかし、さすがデジタル機器の操作にたけた高校生。リモートでのやり取りも慣れた様子で、突然の機材トラブルにも落ち着いて対応していました。
意見交換では、事前にグループごとにまとめた提言をもとに「未来の教育のありかた」を論じ合いました。新型コロナの収束が見通せない状況を踏まえ「実技科目や部活動などへの対策や計画はあるか」「オンライン授業をする教員向けの研修が必要なのでは」「オンライン学習を見据えたカリキュラムを検討してほしい」など、当事者ならではの意見、後輩たちを思いやる提案が印象的でした。
私からは市の現状を伝え、「小・中学生の1人1台端末と校内のネットワーク環境整備を本年度中に進める」「家庭の経済状態でオンラインの学習環境に格差が生じないよう支援する」「教員の研修も進める」などと答えました。
また、今回から再質問の機会を設けました。双方向のやり取りによって議論が深められたと実感しています。個々の問題に真剣に向き合い、堂々と発言する姿がりりしく、頼もしく見えました。
高校生の皆さん、今の苦しみや悔しさが明日の喜びや夢の実現につながる時がきっと訪れます。できることに精いっぱい取り組み、それらを糧に、ますます成長していくことを楽しみにしています。
今後、今回のオンラインでの開催を検証し、市民との対話集会の形を広げていきます。多くの方と出会う場が増えるのも、楽しみの一つです。
8月30日、平塚養護学校を含む市内六つの高校から13人が参加。当初は、オンラインでの意思疎通に不安もありました。しかし、さすがデジタル機器の操作にたけた高校生。リモートでのやり取りも慣れた様子で、突然の機材トラブルにも落ち着いて対応していました。
意見交換では、事前にグループごとにまとめた提言をもとに「未来の教育のありかた」を論じ合いました。新型コロナの収束が見通せない状況を踏まえ「実技科目や部活動などへの対策や計画はあるか」「オンライン授業をする教員向けの研修が必要なのでは」「オンライン学習を見据えたカリキュラムを検討してほしい」など、当事者ならではの意見、後輩たちを思いやる提案が印象的でした。
私からは市の現状を伝え、「小・中学生の1人1台端末と校内のネットワーク環境整備を本年度中に進める」「家庭の経済状態でオンラインの学習環境に格差が生じないよう支援する」「教員の研修も進める」などと答えました。
また、今回から再質問の機会を設けました。双方向のやり取りによって議論が深められたと実感しています。個々の問題に真剣に向き合い、堂々と発言する姿がりりしく、頼もしく見えました。
高校生の皆さん、今の苦しみや悔しさが明日の喜びや夢の実現につながる時がきっと訪れます。できることに精いっぱい取り組み、それらを糧に、ますます成長していくことを楽しみにしています。
今後、今回のオンラインでの開催を検証し、市民との対話集会の形を広げていきます。多くの方と出会う場が増えるのも、楽しみの一つです。