市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

令和3年(2021年)4月

最近のごみ事情

  • 戸別収集をする様子 一部地域で戸別収集を始めました
 可燃ごみの量が最も多いのは正月明けですが、その次は5月の連休明け。休み中、片付けや庭の手入れに励む方が多いのでしょうか。平塚市では、市民1人当たりの可燃ごみ排出量は減少傾向ですが、地球温暖化などを考えると、ごみの発生抑制・再使用・再生利用は欠かせません。

 各地域の自治会・町内会の皆さまには、ごみ分別やごみ集積所の管理にご協力いただき、改めて感謝申し上げます。一方で、現在の収集方法には課題もあります。高齢化がさらに進み、独り暮らしやお年寄りのみの世帯が増えて、ごみ出しが負担になることに加え、道路上の集積所には「景観や交通安全面で問題がある」などの声もあります。

 そこで今後、家庭から出る可燃ごみを門の前などで収集する「戸別収集」を市全域に広めたいと考えています。昨年度、モデル地区(立野町・夕陽ケ丘・大神の各一部)で社会実験したところ、アンケートで約8割の方から「継続した方が良い」と回答がありました。これらの地区では本年度も戸別収集を継続し、段階的に対象区域を拡大していく予定です。

 ところで、昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大で私たちの暮らしも大きな影響を受けました。日々収集しているごみや資源再生物からも、その変化をうかがい知ることができます。

 例えば、缶やびんなど資源再生物の収集量は軒並み増え、特に衣類は10パーセント以上増えました。全国的にも同じ傾向で、外出自粛により身の回りを整理する機会が増え、たまっていた不用品が出てきたのではと推測されます。

 ごみ減量で大切なのは「使わないものを増やさない」こと。コロナ禍で取り組んだ家の中の整理が、不用となるものを増やさない行動につながればと期待しています。

 ごみは環境問題を考える第一歩。まずは、身近なごみを通して環境に配慮した暮らしを考えてみませんか。
 

このページについてのお問い合わせ先

秘書課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館4階
ファクス番号:0463-21-9600

お問い合わせフォームへ 別ウィンドウで開く

このページについてのアンケート

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?